2017年11月20日月曜日

秋休み企業・大学訪問研修2017生徒レポート_1. NTN

1. NTN (精密機械・ベアリング)
研修テーマ▶ダイバーシティの推進


・私にとって今回の研修は、グローバル化について考える良い機会となりました。NTNは企業として、海外トレーニーという制度を設けているところが印象的でした。この制度を使って海外勤務をされた方のお話を聞いて、グローバルな人に必要なものは相手との差異を認めそれを受け入れる姿勢だと分かりました。外国が日本とは違うのは当たり前で、互いに尊重しうことで高めあえるのではないかと思いました。今までは世界中飛び回って活躍する人がグローバルな人だと思っていましたが、この社員の方がおっしゃられていたように海外から日本に来た方をサポートすることもグローバルなのだと気がつきました。NTNは100年も続いている会社ですが、世界に合わせて常に変化し続けているところに感動しました。

・今回、お忙しい中、このような機会を設けていただき、本当にありがとうございました。今回訪問させていただいて、世の中にはこんなにも身近で、たくさんの場所にべアリングが使われていることに気づいて、本当に驚きました。現代の便利な生活の形成には、べアリングが大きく貢献しているんだと実感しました。
 また、インターンシップやグローバル人材育成のお話を聞いて、こんなにもグローバルに活動している企業があることにびっくりしました。かなり早い段階から海外進出を行っていて、今では外国人労働者が日本人労働者を上回っているということを聞き、こんな会社はほかにはない!と思いました。今日のお話の中で特に私の印象に残った言葉は、「日本とは違う!と思うのではなく、その国の文化を受け入れることが大切」という言葉です。海外トレーニー研修で実際にフランスに行かれた方の言葉は、強く心に響きました。
   今日は貴重な経験を本当にありがとうございました。

・人には性別や言語など目に見える違いと価値観や宗教などの見えない違いがある。誰もが無意識バイアスをもっている。それは人間の本能でもある。だから、偏見をもたないではなくて、誰もが偏見をもっていると認識することが必要だと学びました。海外で働いたりいろんな人と一緒に働くにあたっても同じで、国によって‘当たり前’と思っていることや判断基準が異なっているので、拒否反応を起こして反発するのではなくてそういう考え方もあるのだと思って受け入れることが大切だと学びました。

・フランスでは会社の人みんなにあいさつをしてから仕事がはじまる。/何を思っているか考えているかは他人にはわからない(言語が通じないなかでは特に)ので自分からアクションを起こすこと、コミュニケーションをとって伝えることが大切。海外で働くにあたって、まず日本のことを知ること。自分の国のことを知らないと比較も違いを感じることもできない。企業にとって大切なことは“続いていく”こと。ビジネスにおいて、答えは1つではない諦めない!挑戦!自分らしく!

・車の仕組みについて理解を深められましたし、軸受の存在は風力発電や水力発電そして医療機器などにも関わっていることを知って視野が広がりました。そして、企業のグローバル化の具体的な動きを知ることができて良かったと思います。今後もこのような機会があればまた参加したいと思っています。

・まずはじめに、今日はいい一日だったと思います。機械の部品の会社で普段関わらない会社だと思っていた分、馴染みのある自動車や鉄道などの機械に多く使われていることを知り、驚き、面白いと思いました。戦時中に主要部品の工場として狙われたという話や、風力発電や水力発電などの機械にも関わっているという話は興味深かったです。グローバル化による海外進出や国と国の差、現地に行っていた方の体験などの話はこれからグローバル化の進む社会の中に生きる自分達にも関係してくる話だと思いました。今まで知らなかったことを知り、普段の生活を送る上では体験できない貴重な体験ができたと思います。今日というこの日を無駄にしないようにこれからも活動していきたいです。

・グローバル化について学ばせていただきました。社員向けの海外インターンシップに行かれた方の経験談や、フランスから来ておられる社員の方のお話など、いろんな話を聞くことができました。そこで思ったのは、自分とは違う文化は積極的に受け入れることが大事だということでした。海外で働きたいとはそれほど思っていなかったのですが、お話を聞いては働きたいと思いました

・こんな貴重な体験をさせて頂いて良かった。ベアリングが日ごろどのようなところで活躍しているのかをさらに理解出来て、そしてその重要性も知れた。そしてNTNはこれからの100年に向けて試行錯誤して考えを練って新しいことに挑戦しようとしていた。自分自身ももっと将来を見据えることが大事だとおもった。さらに、グローバルな人材になるためには、というお話もとても心に残った。ありがとうございました。

引率教員から:
まず、ベアリングとは何か、そして100年に渡る会社の歴史と、世界に広がるネットワークについて説明していただいたあと、目に見えない違いや無意識に持つバイアスについて講義していただきました。研修後半は、フランス勤務に挑戦された方から職場の環境や習慣、フランス語でコミュニケーションを取れるようになるまでのご苦労と教訓を、逆に日本で働いておられるフランス人の方からもご経験を聞くことができました。

NTN様から:
NTNに来訪いただきありがとうございます。 ダイバーシティについての研修を通して、 違いを受け容れることが大切であることを ご理解いただけたようでうれしく思います。 一般消費者の皆様にはあまり知られてはいませんが、 100年近く、人々の暮らしを支え、社会に貢献し、そして、 グローバルに活躍する企業があることもご理解いただき幸いです