6月15日㈭ 7限のLHRの時間を使って、両学科の一年生を対象に、第1回 国際理解教養講座を実施しました。
年齢の近い大学生等から留学時の経験談を聞くことで、自分事として海外に目を向け、異文化コミュニケーションへの意欲を高める機会となることを期待して行っています。
今年度は大阪大学から留学経験のある7人の大学院生・大学生をお迎えしました。各クラスで、前半・後半各1人、合計2名の方から経験談をうかがう形としました。
■ お願いした話のポイントは次の6つです。
・渡航することになった経緯
・現地での学習や調査の様子
・その国の紹介と自分の生活の様子
・苦労したことと乗り越えるための工夫
・異文化コミュニケーションについて学んだこと
・海外生活により自分にどのような変化があったか
■ 講師を務めていただいたみなさまの所属・留学先国
大村 真帆さん(法学部国際公共政策学科・B3・エジプト)
奥山 津久海さん(外国語学部スウェーデン語専攻・B4・スウェーデン)
奥野 愛理さん(法学部国際公共政策学科・B4・フィンランド)
大崎 修平さん(人間科学研究科・M2・中国)
水野 佐和子さん(医学部医学科・B2・アメリカ)
川瀬 陽希さん(基礎工学部・B2・イギリス)
平川 友華さん(人間科学部・B1・アメリカ)
■ 実施後アンケートから
「全然言語がわからないところでも、自分から声をかけていくことで相手に自分の思っていることを伝えることができるとわかって、海外に行ってみたいと思う気持ちが強くなった。」
「実際の学校の様子や社会の様子を聞くことができて、留学したときのイメージがより鮮明に湧いてきました。」
「普段国のことを知ろうと思っても大まかな内容しかわからなかったりするが、実際に経験したことを話してもらうことによって具体的にその国の生活、文化を知ることができ行ってみないとわからないことが多いなと実感した。」
「今までは言語の壁があるため自分には留学など関係ないと思っていたが今日のお話を聞いて現地の人達が体で表現をしてくれたり、英語で伝えたりしてくれると知ったので少し海外について興味を持った。」
「スウェーデンに行かれた方の話でスウェーデン語はあまり話せない状態だったけど英語が話せたらいけると聞いて安心したしより英語を勉強しようと思えた。」
「言語の壁があったとしても、頑張って話そうとしたり、今自分が持っている能力を最大限活かして行動する姿勢が大事なんだと思った。」
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「自分の将来についてしっかり考えるきっかけになりましたし、本当に留学したときのことを考えてこれからもっとたくさん勉強しようと思いました。」
「留学経験がその後の人生を豊かにしていることが伝わってきて、すごいなと思った。」
「自分がやりたいことに積極的に考えて向き合っていくことが、自分の未来において重要な役割があることを知った。」
Q.1この授業を通して、海外の様子や文化の違いについてのイメージが豊かになりましたか?
Q.2 今日の講演を聴いて、海外での生活、留学や仕事にかんして、心理的なハードルの高さに変化はありましたか?
■ 第2回は、10月に海外協力を経験された社会人をお迎えして実施する予定です。