「おおさかグローバル塾」は、海外の大学での学位取得をめざす大阪府内在住の高校生等を対象に、海外進学に対応した高い英語力やコミュニケーション能力等を身に付ける講座、夏休み期間の英国・リーズ大学での短期留学に加え、受講生個々に合わせたきめ細かな進路指導や将来の活躍への意識向上など、総合的な支援を行い、世界を舞台に活躍できるトップレベルの「グローバル人材」の育成をめざすプログラムです。大阪府 府民文化部 都市魅力創造局 国際課により実施されています。
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本校からもほぼ毎年参加する生徒がいます。今年度は2名の3年生が参加しました。下級生の参考になると考え、参加した小西さんに体験記を寄稿してもらいました。
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1.経験した内容
おおさかグローバル塾(ogs)は主に海外進学を志している大阪の高校2年生、3年生の為に作られたプログラムです。
8月にある英国リーズ大学への短期留学の他、前期では毎週日曜、後期では隔週日曜にあるIELTS preparation courseと呼ばれるIELTSの対策講座があります。
その講座の中で短期留学に行く前の前期末ではこれまで進めてきたプレゼンテーションを大阪府の議員の方々に向けて発表しました。
短期留学ではacademic session と呼ばれる大学の授業を受けた他、リーズ大学の学生であるアンバサダーの方たちとのアクティビティを楽しみました。
また、週末には港町であるWhitbyという街と、リーズ市内をグループに分かれて遠足のような形で観光しました。そして、最終日には留学期間中にacademic sessionなどを通して学んだことを活かしてこの短期間で仕上げたプレゼンテーションをリーズ大学の方々に向けて発表しました。
私はOGSを通して、同じ目標を持つ仲間と関わることの大切さ、貴重さを学びました。
OGSは定員が50人なので入塾するのに一次選考、二次選考を通過しなければなりません。
そのため合格した他の仲間達は全員意識が高く、生半可な気持ちで参加している人はいませんでした。
入塾して私はまず最初に他の仲間たちの英語力に驚きました。自分から見てほぼネイティブレベルの学生もたくさんおり、正直最初はついていけるか不安でした。
しかしだんだん仲間とも打ち解けるようになり、それぞれの将来の進路やビジョンの話をしたりする機会も増えました。
同じ目標を持った意識の高い仲間たちと過ごし相談し合ったりすることによって、英語力の向上に対してだけでなく、自分の将来についてももっと明確にしなければいけないという焦りが私の中で生まれました。
そして、今ではそれがすべての原動力となっています。
これは海外進学だけでなくすべての受験生に対して言えることですが、同じ目標を持つ仲間の存在は、自分のモチベーションや闘争心においてとても大きなものです。
互いに高めあえる存在がいることの大切さを、身をもって学ぶことができました。
3.どんな人に勧めたいか
OGSは「海外進学を志す高校生」を対象に開かれる塾です。
ですが、少しでも海外や英語に興味あるのであれば参加するのがよいと、私は思います。
宿題も多く、入塾するのはそう簡単ではありませんが、自分の視野や考え方を広げることができるので、本当に良い経験になると思います。