2020年8月29日土曜日

2020.8.8-10. 大阪大学大学院・国際公共政策研究科 Future Global Leaders Camp 2020 onlineに2年生が参加

国際文化科2年の吾郷史佳さんの参加レポートを紹介します。
今年度はオンライン開催となりましたが、これまでと同様、先生方からの指導に加え他校の生徒さんとの協働作業を通して大きな学びを得てきたことがわかります。
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 8月8日から10日まで、大阪大学大学院・国際公共政策研究科(OSIPP)の主催のFuture Global Leaders Camp (FGLC) 2020 onlineに参加させていただきました。 
  
 このFGLCは、高校生が将来リーダーシップを発揮しグローバルに活躍するために、国際的な感覚を養うことを目的としたもので、グローバル公衆衛生の問題に直面しているこのような時こそ、国際問題そして国際公共政策を共に考えるべきではないか、という考えのもとに開催されました。

 世界的危機が深刻化し社会が混乱する中、グローバルな課題はもはや他人事ではなく、皆で自分事として考える必要があります。我々が知恵を寄せ合い共に考える手段が残されている限り、それを試みるべきであるという理念です。 

 研修の前には、SDGsのうちの1つを選んで考えを述べたり、それについてスライドを作ったりする課題がありました。この課題は、研修中に基礎知識として自分の役に立ちました。 

 研修は6人ほどのグループに分けて行われました。自己紹介、事前課題の発表のあと、3日間で行う研究テーマを決めました。私達のグループは、コロナウイルスの流行を抑えられているカンボジアについて研究をすることにしました。グローバルパブリックヘルスに関する大阪大学の教授の講演もあり、自分の中で知識がどんどん育っていくのを感じました。 
画面の前でご飯を食べながら調査を進めたりスライドの作成を進めたりするのは、1つの物事を皆で協力して進めていく感じがしてとても楽しかったです。2日目の中間発表を元に、各グループが発表内容に磨きをかけて挑んだ最終発表は圧巻でした。どのグループも本当に詳しく調査や考察がなされていて、すごく聴きごたえがありました。

 「カンボジアの医療環境を整える」というテーマで研究結果を発表した私達のグループは、銀賞を受賞しました。悔しい気持ちもありましたが、自分たちの精一杯が評価されたのは嬉しかったです。 

 今回の研修を通して、国際問題への解決意識が更に高まっただけでなく、仲間と協力することで大きな問題の解決の契機を探り当てるという素敵な経験をすることもできました。これからの探究の授業の他、進路にも活かしていきたいと思える素敵な経験でした。 

 大阪大学大学院法学部国際公共政策研究科の皆さん、ありがとうございました。

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>>>この研究合宿の要項はこちら

2020年6月5日金曜日

2020.6.5. 課題研究「探究」について2年生が受けた取材の記事が公開されました。

本校では毎年2月に学習成果発表会「千里フェスタ」を開催しています。この会では、2年生全員が課題研究の発表を行います。今年2月のフェスタ後に国際文化科の2年生(当時)4人が、日経BPコンサルティング社のインタビュー取材を受けました。

記事のタイトルは、「高校生の社会課題へのまなざしSDGs時代の『グローバル人材育成』とは?」です。

画像のクリックで掲載ページが開きます。

4人は、質問に答えながら、課題研究「探究」テーマ設定理由や企業に対する思いについて話しました。また、本校の「探究」担当教員のひとりが、本校の課題研究「探究」の意図や将来の方向についてお答えしました。

課題研究の成果を学校内だけではなく企業を含め広く社会に発信することで、実社会に対する価値創造のプロセスとなることを生徒は実感することができます。また、社会課題とつながった研究は、自分の進路を考える重要な機会ともなりえます。

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本校は、国連グローバルコンパクトに署名し、日本のローカルネットワークであるGCNJ(グローバルコンパクト・ネットワーク・ジャパン)に加盟し、加盟諸企業との連携を図るとともに、人権・労働・環境に関する学習・発表の機会を積極的に提供しています。

2020年5月29日金曜日

2020.6.4. 今年の課題研究「探究」は、オンラインでスタート

COVID-19の影響下で迎えた2020年度、本校国際文化科2年生の課題研究「探究」の授業は学年初めからオンラインでスタートすることになりました。
もちろん生徒同士の交流やその場での意見交換はできませんが、意外と課題研究とオンラインは相性がいいように感じます。

探究の授業の基本的なサイクルは、

・教員によるスケジュールの確認と作業課題の提示
→生徒の作業
→レポートの提出および他の生徒との共有
→レポートへの教員・他の生徒からのフイードバック
→次の課題

というものです。

これが、1週間ごとに課題を提示して週の終わりに提出を求めるという本校の休校中の学習サイクルにすっきりはまりました。

また、他の生徒のレポートを授業時間という制約なしに自分のペースで読むことができます。教員も、コメントを口頭ではなく文字にして伝えることができます。これも時間に追われることなく行えます。(その分、かなりの時間を掛けることになってしまった教員もいましたが)

本校で主に使っているオンラインプラットフォームはECC IntersectionとGoogle Classroomです。
探究では後者を利用しましたが、
両方とも、例えば、
・先輩の論文のうちから関連の深いものを選んで読んで参考になったことをまとめなさい 
・NHKの「総合的な探究の時間」のビデオ教材を参考に研究テーマに関する情報を図として整理し、その写真を提出しなさい
といった課題の提示や回収が容易にできました。回収した課題の管理も簡単で、オンラインの方がいいかもしれないと思ったほどです。

さて、6月から徐々に授業が再開します。これまでできなかった顔を見ての発表や研究パートナー探し、調査計画の相談を始めていきます。

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参考:2020オンライン進路説明会①本校の休校期間中のオンライン授業について動画20分)




2020年5月4日月曜日

2020.4.10. 大阪教育大学を管理機関とするWWLに連携校として参加が決定

2020年4月10日に文部科学省から令和2年度WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業における「カリキュラム開発拠点校」の決定が発表(文部科学省のサイトへ)されました。
    

今年度採択された12の構想のうち、本校は、大阪教育大学が管理する構想に連携校として参加します。
・管理機関:国立大学法人 大阪教育大学
・構想名:Society 5.0に向かう生徒と教員のための「学びの共同体」の構築
・カリキュラム開発拠点校:大阪教育大学附属高等学校 平野校舎

関西学院大学が管理するWWL構想("AI活用 for SDGs" 「地球と人類に貢献する平和構築のための学び」・昨年度から)への参加と合わせ、さらに多様な学習・発表の機会を提供していきます。


2019年12月22日日曜日

2019.12.22. 全国高校生フォーラムに2年生が参加

文部科学省が主催する「2019年度全国高校生フォーラム」が12月22日(日)に東京国際フォーラムにおいて開催されました。このフォーラムは、SGHやWWLの各事業に取り組む全国の高校生たちが、日頃取り組んでいるグローバルな社会課題の解決に向けた提案や研究成果等を、英語でのディスカッションやポスター発表などにより発信する場です。

本校からは、国際文化科2年生の野瀬さんと三木さん、そして「アジア高校生架け橋プロジェクト」の留学生として本校で学んでいるカンボジア出身のワタナーさんの3名が参加しました。この3名は、10月に本校で開催された「国際シンポジウム」でも、代表として英語による発表を行っています。野瀬さんと三木さんは午前のポスター発表と午後の分科会、ワタナーさんは午前・午後とも分科会に参加し、英語で全国の高校生と交流しました。

10時からの開会式に引き続き、野瀬さんと三木さんは4分間のポスター発表を2回行いました。2人の研究テーマはHow can we protect creatures from marine pollution caused by plastic bags?です。開会式後すぐの発表だったため、多くのギャラリーを前に2人はとても緊張しており、1回目のポスター発表は少しぎこちなさが目立ってしまいました。けれども質疑応答では、審査員の先生や観客生徒からの英語の質問に落ち着いて答えていました。同じテーマを研究している他校生からも質問が出され、海洋プラスチック問題への関心の高さがうかがえました。2回目の発表は少し余裕が出て、声や目線にも気を配ることができていました。
▲ポスター発表は多くの観客がいて緊張していましたが、質疑応答には落ち着いて臨めました。

質問の内容は、「日本でプラスチック袋に課税することは有効な手段か?」「どんな環境教育が求められていると思うか?」「なぜこの問題に関心をもったのか?」「あなたの学校の生徒はこの問題に関心をもっていますか?」などでした。審査員の先生の質問内容からは、このフォーラムでは単に研究成果を発表するだけでなく、「グローバルな社会課題に対し、高校生がどう考え、どう行動するか」が非常に厳しく見られているとの印象を受けました。

▲使用したポスター
こちらからPDFで拡大表示


午後のテーマ別分科会では、本校の3名はNatural Environment and Our Daily Lifeに関する分科会に参加しました。「持続可能な開発のために、何が問題なのか? どんなことが起きているのか? なぜその問題が起きたのか? それを解決するために何ができるか?」をすべて英語で話し合うというテーマが与えられました。まず5~6人の小グループでディスカッションし、グループのメンバーを入れ替えて話題を共有し、最後にグループの話し合いを代表者が全体に報告する、という形式で分科会は進みました。
▲6グループに分かれて活発に討論しました。本校生徒も楽しそうに話をしています

この分科会では、留学生のワタナーさんが活躍していました。グループの中で率先して話題を切り出し、メンバー全員が発言して議論が進むよう、リーダーの役割を果たしていました。ワタナーさんが非常に明瞭な英語で、力強く話をするそのパワーが同じグループのメンバーに確実に伝わっており、皆がいきいきと話をしているのがとても印象的でした。あとの2人も、同じグループの生徒と楽しげな表情で意見交換をしていました。

▲ワタナーさんが討論をリードしています!

閉会式では優秀校が表彰され、舞台上でそのポスター発表を聞くことができました。優秀校の生徒は皆、非常に流暢な英語で発表しており、何よりメッセージ性がありました。「高校生として自分たちはこう考え、このように行動した、今後はこうあるべきだ」ということが明確に伝わる発表で、千里フェスタに向けて、「探究」に取り組む本校生全員に見てもらいたいと感じるプレゼンテーションでした。
閉会式
◾️参加生徒のレポート◾️
<三木さん>
ポスター発表では自分たちよりもレベルの高い他校の発表を見て自分たちの改善点を多く見つけました。分科会ではいろいろな視点から国際問題に触れることができました。同時に自分の英語をもっとあげたいと痛感しました。 
普段交流のない同じ分野について研究している人と意見を交わすことができ、とても良い経験となりました。今回学んだことを千里フェスタの発表に向けて生かしていきたいと思います。 


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<野瀬さん>
この経験を通じて学べたことは大きく2つあります。1つは英語力の違いです。発表に来ていた生徒達は英語をとても流暢に話していて、プレゼンの中での表現も素晴らしかったです。高校の『プレゼンテーション・スキルズ』の授業を有意義に使ってもっと英語でのプレゼンの能力を向上させたいと思いました。 
2つ目は世界には本当に沢山の環境問題があるということです。全く知らなかったことや考えたこともなかったことなど本当に沢山の環境問題があり、驚きました。このような環境問題について授業で詳しく取り扱う学校は限られているので、これから増やしていくべきだと思いました。
自分達が頑張って調べたトピックをたくさんの人に知ってもらえたことが何より嬉しかったです。いい経験になりました。 


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<ワタナーさん>
まず、たくさんの高校生がいたので驚きました。そして、みんな自分の学校の制服を着ていたので、「かっこいい」と思いました。 
このフォーラムでは日本中の高校生が集まって、世界の色んな問題を一緒に話して、問題の解決策を探りました。 
私が参加した分科会のトピックは、「自然と生活」でした。他の高校生は少し緊張していたので私が最初に話しました。グループのみんなに日本語で「緊張しないで」と言ったら、たくさん話しはじめてくれました。特に話したのは、環境の問題について、プラスチック、どのようにこの問題が起こったか、高校生が世界を良い場所にするために何ができると思うかについてでした。 
みんなから新しいアイデアを聞くことができて、嬉しかったです。世界をもっと良い場所に変えることができると思いました。この SDGs はとても大切なことなので、みんながこのことについてもっと勉強して、そして考えて欲しいです。これからも、私たちの世界のために一緒に頑張りましょう。 
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本校から参加した3人。お疲れ様でした! 

2019年11月17日日曜日

秋休み企業訪問研修2019_7. 第一生命チャレンジド

《研修案内のページ》こちら

「秋休み企業訪問研修2019」レポート 7. 第一生命チャレンジド
■参加生徒のレポート
第一生命チャレンジドは第一生命保険株式会社の子会社であり、障がい者雇用を積極的に行っているという会社です。日本の法定雇用率が2.2%で約45人に1人なのに対して、ここでは277人のうち203人が障がいを持った方々です。
(編集者註:第一生命チャレンジドは、第一生命保険株式会社の「特例子会社」。厚生労働省の「特例子会社制度の概要」は次のように説明している。「障害者雇用率制度においては、障害者の雇用機会の確保(法定雇用率=2.0%)は個々の事業主(企業)ごとに義務づけられている。一方、障害者の雇用の促進及び安定を図るため、事業主が障害者の雇用に特別の配慮をした子会社を設立し、一定の要件を満たす場合には、特例としてその子会社に雇用されている労働者を親会社に雇用されているものとみなして、実雇用率を算定できることとしている。また、特例子会社を持つ親会社については、関係する子会社も含め、企業グループによる実雇用率算定を可能としている。」したがって、203/277と考えてはいけない。また、「チャレンジド」についてはこの会社の公式HPで、「米国において「障がい者」を表現する言葉として近年使用されており、「神から『挑戦』という使命や課題、チャンスを与えられた人たち」を意味します。障がいをマイナスに捉えるのではなく、障がいがあるがゆえに体験する様々な事象を、自分自身のみならず社会のために前向きに活かしていこうという思いが込められており、日本においても、認識が広がりつつあります。」と説明されている。)

会社の主な業務内容はパソコン入力や書類発送業務、清掃、折り鶴作成です。中でも私が興味を持ったのは折り鶴作成でした。それは作った折り鶴を入院給付金の手続き書類を送る際に同封するといったものです。相手のことを第一に考え、こういった形で思いやりを持って働く姿勢に、私はとても感銘を受けました。折り鶴を受け取った方からはいつもお礼の言葉が送られてくるそうです。そのありがとうという言葉が社員のモチベーションに繋がっているというお話もお聞きしました。

また、他にも社長賞という取り組みが印象に残りました。それは全員が一緒に働く仲間の良い点に目を向け、その中で働く姿勢が最も評価された社員1人が月に1回表彰されるというものです。実際に障がいを持ちながら働かれている方も、同僚が自分のことをしっかり見て評価してくれたことが一番嬉しかったと話されており、この賞によってやる気が出たり、仲間に感謝したりする機会になったりしているそうです。

今回のお話を通して、第一生命チャレンジドという会社は社員全員が自分の仕事を誇りに思って、前向きに働いている会社だと感じました。それと同時に全員が全員を認め合い、肯定し合うことの大切さも学びました。また、障がい者の方が自ら工夫してミスを減らし、仕事を誰よりも丁寧に行い、いきいきと働く姿を見て、こういう環境を作れる会社がもっと増えるべきだと強く思いました。

>今回の第一生命チャレンジドさんに企業訪問をして改めて分かったことは、認めあい、協調しあうことの大切さです。人は誰だって誰かに認められたり、感謝されたりしたらうれしいものです。それが働くということのモチベーションになるのだと分かりました。第一生命チャレンジドさんの社員のモチベーションをあげるための取り組みから、障害者も健常者も先輩も後輩も関係なくコミュニケーションをとり、会社のために尽くそうとするような雰囲気が感じられました。今後社会に出たときにとても役立つお話でした。本当にありがとうございました。

>第一生命チャレンジドは社員277人中203人が障がい者で、個性や長所を伸ばし生き生きと働くことができる会社です。この会社に研修に行って「第一生命チャレンジドは、社員に寄り添っている会社だな」と感じました。

目標管理面談を年に3回開いたりなどの取り組みにとても感心しました。「社長賞」という取り組みを初めて聞いたとき、私はどういうものか全く想像できませんでした。この賞は月に一回頑張った人を表彰するものだそうです。この取り組みをすると、お互いに良い点を見つけることができるため、相手を肯定的に見て、互いに受け入れやすい環境を作ることができるそうです。私はこのような、人の良いところを見つけるような取り組みが様々な会社に増えていってほしいなと思いました。

>第一生命チャレンジドでは知的障害や精神障害などをもっている方々を積極的に雇用し、共に働くという方針をとっています。障害をもつ方々と障害をもたない方々を区別せず、障害をもつ方も上の職につけるようになっています。第一生命チャレンジドでは月一回「社長賞」という賞が社内の人一人に渡されます。しっかりと働き、周りからも感謝された人に渡されます。互いを認めあい、補いあうことを大切にしている会社です。

>あくまでも「同じ人間」として、障害のある人と共に仕事をしていることがとても印象的でした。また、社員さんのやる気を見出すための会社としての取り組みや作業効率を上げるために社員さん自らが取り組んでいることも多く、モチベーション高く仕事が出来ているのだなと感じました。

>この度は、貴重なお話とお時間をありがとうございました。私自身、障害を持っていられる方と接するのが、初めてに等しく、皆さんが働いている姿は本当に楽しそうで見ていてとても良かったです。会社の環境も障害を持たれている方々の努力もどちらも感じることができて、学ぶことがたくさんありました。一つ一つの行動(折り紙など)に意味があり、それぞれが誰かのために行われていることもわかり、とても感動しました。これからも素敵な会社であり続けて欲しいと思います。

>第一生命チャレンジドさんでは、障がいの有無に関係なく全員が昇格する制度がなされていて、社員の方に寄り添い、社員の方と会社が共に成長できる本当に素晴らしい会社でした。

「任されるからやる気がでる・チャレンジできるから成長できる・認めあうから長所がいきる・支えあうから仲間ができる→仕事が楽しい、夢が広がる」という考え方を持っておられて、私はこのようなポジティブな考え方を会社が社員に提示することは、社員の方のモチベーションもより高く保つことに繋がるのだと強く思いました。

障がい者雇用の現状は、障がい者の雇用義務化などの法律が出来たことにより、年々雇用者数が増大しているようです。また、ハローワークにおける障がい者の就職件数も増えていることを知りました。このように多くの方が就職できるようになった背景には、就労支援機関との障がい者を継続的にサポートする連携があり、本人と会社、家庭を繋げ、就職前だけでなく、就職後も定期的にフォローを行っているそうです。

他にも、第一生命チャレンジドさんでは「良い点に目を向ける取り組み」を行われていて、マイナスな言葉をかけるのではなく、一緒に働く仲間の良い点に目を向け、互いに認めあってモチベーションをあげていくことができる素晴らしい取り組みが行われていることを学びました。
>私は、今回の企業研修で、第一生命チャレンジドさんのような社員さんにひとりひとり寄り添い、かつ互いに良い刺激を与えあえる取り組みを積極的に取り入れる企業が増えていってほしいと強く思いました。このような企業が増えることで、障がいの有無に関係なく多くの人が社会で活躍できるのではないかと思います。

>第一生命チャレンジドは障がい者の方々が働く「社員と共に成長する会社」です。障害者雇用率が上がる今こそ、第一生命チャレンジドはノーマライゼーションの更なる促進に期待できるといえると思います。業務内容は書類発送業務、事務補助全般、折鶴の作成などがあります。私たちは今回、社員の方々が折ってくださった折鶴を頂きました。折鶴はまるで機械で折られているかと思うくらいシワや隙間がなく綺麗に折られていて、頂いた時はすごく嬉しかったです。

そして、第一生命チャレンジドは「良い点に目を向ける取り組み」をされています。普段から社員同士の良い点を見つけて共有して、月1回の社長賞という1番評価された方が賞を頂いたり、年に1回の好事例大会という、会社内のグループごとに良い点を共有して仕事の大切さを再確認するような機会がなされています。パワーハラスメントや社内いじめなど様々な問題が起こっている現代だからこそ、第一生命チャレンジドのようにお互いに良い部分を見つけて認め合い、社員みんなが成長できるような会社が増えてほしいと感じました。

■引率教員から
はじめに障がい者雇用の現状、第一生命チャレンジドの理念体系、大阪事業部の業務、就労支援機関との連携についてご説明いただいた後、障がいのある社員から業務に関して紹介をしていただきました。

この研修で、障がい者雇用に取り組む企業の姿勢を知ることができました。また、多くの障がい者が工夫を凝らしたプレゼンをくださいました。その真摯な姿勢を強く感じました。障がいのある社員が実際に働いておられる姿の見学もできました。

生徒たちは、障がい者の仕事ぶりに感動していました。これをきっかけに、その人々が抱えている多くの課題にも関心を持ち、理解を深めていってくれることを期待したいと思います

■企業のご担当からのフィードバック

今回見学に来てくださったみなさんが、私たちが業務を行ううえで大切にしていることをきちんと受け止めてくださり、共感してくださったことがわかる感想をいただき、大変嬉しく思います。

みなさんは、今後、いろいろは場面で障がいのある人と関わる機会があると思いますので、その時は、ぜひ、今回感じてくださった、「人に寄り添う気持ち・思いやりの心。」を持って接していただければと思います。

弊社はこれからも、障がいのある・なしに関わらず、誰もが自分の仕事に誇りを持ち、活き活きと働くことができる社会の実現を目指し、よき企業市民としての責務を果たしていきたいと考えています。ありがとうございました。