2018年3月30日金曜日

国際文化科卒業生からのメッセージ

この春千里高校国際文化科を卒業し、神戸大学国際人間科学部グローバル文化学科に進学が決まった方に、本校での3年間・SGH研修・大学をどう選んだか・今後の抱負について、後輩へのメッセージとして書いてもらいました。紹介します。

《千里高校での3年間》
私は千里高校に入学してからの三年間、モチベーションの高い周りの仲間や先輩方、そして先生方からたくさんの刺激を受けました。三年間を通じて、高校に入る前から自分がやりたいと思っていたことや高校で新たにできた英語の資格試験合格などの目標に向けて努力できたと思います。

《SGH》
また、秋休みの企業・大学訪問、大阪大学フューチャーグローバルリーダーズキャンプ、ニューヨーク研修など、SGH関係の研修にはできる限り参加しました。今までアメリカ以外についてあまり興味がなかった私にとっては、発展途上国でボランティア活動をしている企業や大学生のお話や、他のSGHの生徒とのグループプレゼンテーション、多様性についてのワークショップ等を通じて国際問題の解決やそれらの問題に対する意識を高めるために活動していらっしゃる方々が身近にいることを知ることができました。また、自分から積極的に考えや学んだことを発信する事の大切さも改めて知ることができたし、自分でも発信できることはあるのではないか、と考えるようになりました。

《大学選択》
志望大学を決める際、千里高校での経験を活かしながら、自分が興味のある国際関係学などの学問をより高いレベルの生徒と共に学べる大学に進学したいと思いました。また、私は中学校の頃から大学生の間にアメリカに留学して、自分の限界に再挑戦したいと思っていたので、留学制度が充実した大学を探しました。

迷走の末、私がやりたいこととマッチしたのが神戸大学の国際人間科学部グローバル文化学科でした。この学部では全学生が在学中に一度は留学しなければならず、なおかつ留学しても四年間で卒業ができるという点が魅力的でした。また、理系・文系を超えた多彩なカリキュラムがあり、文化混交論等、国際関係学と社会学がミックスしたような幅広い学問に惹かれました。

《今後について》
志望していた大学に合格した今、大学では千里高校に在籍していた三年間以上に自ら様々な機会を活用できるように主体的に行動し、自分の世界を広げたいと思っています。これまで千里高校で鍛えられた探求心やプレゼンテーション力に自信と誇りを持ち、三年間の貴重な経験を最大限に活かし、大学で新たな経験を積んで、自分を高めていきたいと思います。