10.日本電産
研修テーマ▶紛争鉱物開示ルールへの対応およびダイバーシティ推進
研修テーマ▶紛争鉱物開示ルールへの対応およびダイバーシティ推進
・まず、色々なモーターを見せてもらい、日本電産の歴史を教えてもらった。小さなプレハブ小屋から大企業にまで発展したと聞きとても驚いた。次にCSRの話を聞いた。やはり大企業はゼロラインが高く、英語を話せることも条件と聞き、今国際的に活躍しようと思ったら英語を勉強することが大切だと思った。また、紛争鉱物についての話も聞いた。知らなかったことも多く、武装勢力の資金源になってることや、戦争を助長していることを学んだ。最後にダイバーシティの話を聞いた。女性が仕事をしやすい環境が増えると更に良くなると思う。研修で学んだことを進路を考える上で参考にしようと思う。
・私は今回の研修で紛争鉱物とダイバーシティ推進について学びました。私たちが使っているスマートフォンは紛争鉱物ではありませんか?コンゴ共和国とその周辺の国々ではレアメタルが採掘され、それを私たちが購入することでコンゴ共和国などの武装勢力に繋がり、結果として紛争に加担してしまっています。私たちが使っているスマートフォンにはタンタルというレアメタルが使用されており、そのタンタルは紛争地域で採掘された紛争鉱物かもしれません。コンゴ紛争では第二次世界大戦後、世界最大の540万人以上もの犠牲者が出ました。私は今回の企業研修で紛争鉱物について話を聞き興味を持つまで知りませんでした。
日本電産では紛争鉱物に対する適切な取り組みをしていました。日本電産はweb上で紛争鉱物を使用しないことを示しています。また紛争鉱物調査で日本電産の製品に紛争鉱物が含まれていないか調査しました。この取り組みをすることで少しでも紛争鉱物の問題を解決することになると思います。日本電産などの企業が世界の問題に目を向けることで国際理解につながると思いました。
・多くのことを学びました。その中でもとくに印象に残ってるものを2つ説明します。まず1つ目は、紛争鉱物です。日本電産では、モーターが多く作られていて、そのモーターの中には多くの鉱物が使われています。紛争鉱物の問題を解決するために米国で2012年に採択された金融規制改革法ドッド・フランク改正法によってニューヨーク証券取引所に原産地を報告しなければならなくなりました。そのため、日本電産さんはサプライチェーンをたどるという方法で調査していました。つまり、モーターの部品を作っている会社に原材料をきき、その会社は、部品の材料の会社に原材料を聞き、材料の会社は、さらにその原材料の会社に聞いて報告するというものです。そのニューヨーク証券取引所に報告する報告書は、内容がとても難しくて、大人でも理解するのに時間がかかるものらしいです、だから、それをわかりやすくするということが少し課題だと思いました。
2つ目は、女性が働きやすい環境を作っていることです。日本電産さんは、育児休業復職が二つ星に認定されていました。以前は、産休、育休で長期のお休みをとるとその代わりをする人の負担が大きくなり、会社に迷惑をかけるので仕事をやめるという人がほとんどでした。今は、育児休暇制度ができているので、やめる必要がなくなりました。女性にとって今までの制度はとても不利なものだったんだと感じました。いま、女性のために制度が整っている会社はとても多いとはいえない。だから、日本電産さんなど大企業が今の日本を引っ張っていき、日本の会社の女性に配慮した制度がまだ整っていない会社を変えていってほしいなと思いました。
学んだことは以上です。日本電産で学んだことを忘れず、後期の様々な活動に活かせていければいいなと思いました。
・今回の研修で、日本電産は世界一を目指す素晴らしいモーターをつくるだけでなく、それに加え、地球の一員としての社会貢献活動を行なっていて、企業の社会的責任を果たしていることを知った。社会の期待に応えながら利潤を追求する企業が生き残る力を持つことを知った。また、育児休業制度などのおかげで女性が子育てのために休暇を取りやすくなったが、それによって他の社員の負担が大きくなることを知り、色々な立場の人たちの意見を尊重し、バランスを保たなければならないと思った。紛争鉱物について、アフリカという遠い地域で起こっていることでも、調査をし、報告をすることで、怪しい製錬所が分かってきたり、役に立つことがあるのだと思った。
世界規模で仕事をする時、英語を喋れることはとても大切だと思い、これからもっと頑張ろうと思った。
・HPや社員の方の話から「世界No.1の総合モーターメーカー」であると知り、愕きました。大手の会社でも自分に直接関係がないとこんなにも知らないものなのだと思いました。日本電産のモーターは、国内だけでなく海外のコンピューターなどにも多く使われているそうです。そう考えると、世界でも通用する日本の技術と、信頼性は素晴らしいと改めて感じました。
ダイバーシティ推進については、日本で育児休暇が取りにくいと問題になっている中で、休暇を取りやすくする制度を取り入れていました。自分たちの会社のことだけでなく、社員の仕事と家庭の両立も考えてくれる会社こそがいい会社なのだなと思いました。
・私は以前の講演で話を聞いて紛争鉱物に興味を持っていたのでその話を聞けることを楽しみにしていました。アメリカで改正された法律で紛争鉱物の調査したものを報告する義務ができました。その調査は私が考えていたものよりも大変なものだと思いました。しかし調査をすることで怪しい精錬所がわかってきて、そこの鉱物は買わないようにして紛争鉱物を買っているところの精錬所は減っていくらしいのでよかったと思いました。
女性が働きやすいように育児休暇をとれるようになっていました。さらに育児休暇で仕事を休んだ後もまた働いている人が90パーセントを超えていてすごいと思いました。
これを機会に私たちが知らないところで活躍している会社を調べていきたいと思います。
・とても貴重な経験をさせていただきました。フロントで様々な部品を見させてもらってまずどのような会社かを知ることができました。また、起業当時のお話や社会のために取り組んでいることなども聞かせていただいてとても強い信念や企業としての責任感が伝わりました。
・日本電産は独自で女性または男性の育児休暇やその後の復職を容易にするための決まりなどを作っており、働く人にとてもやさしい会社であった。また、SCRにも大きく貢献しており「回るもの、動くもので地球社会に貢献する」という言葉の下、3つの経営基本理念をかかげ、単純に利潤を追い求め、法令遵守するということだけでなく社会の発展と環境の保全を第一と考えていた。他にも紛争鉱物として今日では大きく取り上げられている問題についても日本電産が間接的にでも使っている部品・製品がどこ産であるかなどの調査をし、報告したりと社会に大きく貢献していた。
・私は今回の研修で紛争鉱物とダイバーシティ推進について学びました。私たちが使っているスマートフォンは紛争鉱物ではありませんか?コンゴ共和国とその周辺の国々ではレアメタルが採掘され、それを私たちが購入することでコンゴ共和国などの武装勢力に繋がり、結果として紛争に加担してしまっています。私たちが使っているスマートフォンにはタンタルというレアメタルが使用されており、そのタンタルは紛争地域で採掘された紛争鉱物かもしれません。コンゴ紛争では第二次世界大戦後、世界最大の540万人以上もの犠牲者が出ました。私は今回の企業研修で紛争鉱物について話を聞き興味を持つまで知りませんでした。
日本電産では紛争鉱物に対する適切な取り組みをしていました。日本電産はweb上で紛争鉱物を使用しないことを示しています。また紛争鉱物調査で日本電産の製品に紛争鉱物が含まれていないか調査しました。この取り組みをすることで少しでも紛争鉱物の問題を解決することになると思います。日本電産などの企業が世界の問題に目を向けることで国際理解につながると思いました。
・多くのことを学びました。その中でもとくに印象に残ってるものを2つ説明します。まず1つ目は、紛争鉱物です。日本電産では、モーターが多く作られていて、そのモーターの中には多くの鉱物が使われています。紛争鉱物の問題を解決するために米国で2012年に採択された金融規制改革法ドッド・フランク改正法によってニューヨーク証券取引所に原産地を報告しなければならなくなりました。そのため、日本電産さんはサプライチェーンをたどるという方法で調査していました。つまり、モーターの部品を作っている会社に原材料をきき、その会社は、部品の材料の会社に原材料を聞き、材料の会社は、さらにその原材料の会社に聞いて報告するというものです。そのニューヨーク証券取引所に報告する報告書は、内容がとても難しくて、大人でも理解するのに時間がかかるものらしいです、だから、それをわかりやすくするということが少し課題だと思いました。
2つ目は、女性が働きやすい環境を作っていることです。日本電産さんは、育児休業復職が二つ星に認定されていました。以前は、産休、育休で長期のお休みをとるとその代わりをする人の負担が大きくなり、会社に迷惑をかけるので仕事をやめるという人がほとんどでした。今は、育児休暇制度ができているので、やめる必要がなくなりました。女性にとって今までの制度はとても不利なものだったんだと感じました。いま、女性のために制度が整っている会社はとても多いとはいえない。だから、日本電産さんなど大企業が今の日本を引っ張っていき、日本の会社の女性に配慮した制度がまだ整っていない会社を変えていってほしいなと思いました。
学んだことは以上です。日本電産で学んだことを忘れず、後期の様々な活動に活かせていければいいなと思いました。
・今回の研修で、日本電産は世界一を目指す素晴らしいモーターをつくるだけでなく、それに加え、地球の一員としての社会貢献活動を行なっていて、企業の社会的責任を果たしていることを知った。社会の期待に応えながら利潤を追求する企業が生き残る力を持つことを知った。また、育児休業制度などのおかげで女性が子育てのために休暇を取りやすくなったが、それによって他の社員の負担が大きくなることを知り、色々な立場の人たちの意見を尊重し、バランスを保たなければならないと思った。紛争鉱物について、アフリカという遠い地域で起こっていることでも、調査をし、報告をすることで、怪しい製錬所が分かってきたり、役に立つことがあるのだと思った。
世界規模で仕事をする時、英語を喋れることはとても大切だと思い、これからもっと頑張ろうと思った。
・HPや社員の方の話から「世界No.1の総合モーターメーカー」であると知り、愕きました。大手の会社でも自分に直接関係がないとこんなにも知らないものなのだと思いました。日本電産のモーターは、国内だけでなく海外のコンピューターなどにも多く使われているそうです。そう考えると、世界でも通用する日本の技術と、信頼性は素晴らしいと改めて感じました。
ダイバーシティ推進については、日本で育児休暇が取りにくいと問題になっている中で、休暇を取りやすくする制度を取り入れていました。自分たちの会社のことだけでなく、社員の仕事と家庭の両立も考えてくれる会社こそがいい会社なのだなと思いました。
・私は以前の講演で話を聞いて紛争鉱物に興味を持っていたのでその話を聞けることを楽しみにしていました。アメリカで改正された法律で紛争鉱物の調査したものを報告する義務ができました。その調査は私が考えていたものよりも大変なものだと思いました。しかし調査をすることで怪しい精錬所がわかってきて、そこの鉱物は買わないようにして紛争鉱物を買っているところの精錬所は減っていくらしいのでよかったと思いました。
女性が働きやすいように育児休暇をとれるようになっていました。さらに育児休暇で仕事を休んだ後もまた働いている人が90パーセントを超えていてすごいと思いました。
これを機会に私たちが知らないところで活躍している会社を調べていきたいと思います。
・とても貴重な経験をさせていただきました。フロントで様々な部品を見させてもらってまずどのような会社かを知ることができました。また、起業当時のお話や社会のために取り組んでいることなども聞かせていただいてとても強い信念や企業としての責任感が伝わりました。
・日本電産は独自で女性または男性の育児休暇やその後の復職を容易にするための決まりなどを作っており、働く人にとてもやさしい会社であった。また、SCRにも大きく貢献しており「回るもの、動くもので地球社会に貢献する」という言葉の下、3つの経営基本理念をかかげ、単純に利潤を追い求め、法令遵守するということだけでなく社会の発展と環境の保全を第一と考えていた。他にも紛争鉱物として今日では大きく取り上げられている問題についても日本電産が間接的にでも使っている部品・製品がどこ産であるかなどの調査をし、報告したりと社会に大きく貢献していた。
引率教員から:
①ショールームで商品の説明、②会社のあゆみ、③鉱物資源に対する取り組み、④ダイバーシティー推進について具体的にご紹介いただきました。
生徒は事前にホームページを見るなど下調べをしてから参加していました。そのため質問もたくさん出てよかったと思います。
日本電産様から:
弊社では、ショールームを見学いただいた後、講義を聞いていただきました。
モーター等弊社の製品は、普段は目にしないけれども身の回りの様々なモノを回したり動かしたりするのに役立っています。
多くの企業が見えないところで世の中の様々な課題に真剣に対応しているのだということを知っていただく機会となったなら幸いです。