2017年11月20日月曜日

秋休み企業・大学訪問研修2017生徒レポート_2. IDEC

2. IDEC (制御装置)
ダイバーシティの推進

・訪問先が決まってからホームページを拝見して、とてもグローバルな会社だなとは思っていましたが、社員の3/4が海外の方だとは思っていませんでした。さらに2020年から会社の公用語を英語にすると聞き、とても驚きました。社内見学では実際のオフィスにも入らせていただき、社員のみなさんが仕事をしやすい環境が整っているなと感じました。会社のことだけでなくこれからの人生に役立つお話をたくさん聞くことができました。

・今日の研修で学んだ事は1番大切なのは「人の命」だということです。例えば駅の非常停止ボタン。これを押せば確実に電車が止まるという事が保証されていて、もし線路内に人が入ってしまってもその人を救うことが出来ます。そのボタンを作っているのがIDECさんです。また、自分の個を持つことが大事だという事も学びました。それを聞き、私も自分がやりたい事を見つけ、それに向かって自分らしく頑張ろうと思いました。

・私は今回の企業訪問で、自分で考えることの大切さを学びました。私が訪れたIDECという会社では、休暇をとって自分の個性を磨き、自分を失わないようにすることがあると聞きました。この話から私は、他人がこうしているから合わせよう、というのではなく、自分で考えること、自分を失わないことが大切だと学びました。これから選択肢が多くなったとき、他人の意見に惑わされずに自分を信じて行動することが大切だと考えました。

・グローバルな会社で独自のやり方や理念を持っていて素敵な会社でした。一番印象的だったのはオフィスです。個人を大事にしていて、例えばその日の気分によってデスクの場所を自由に決められたり、夕方になると眠くなってきてしまいますが照明を明るくするなどの働きやすい工夫がたくさんありました。他にも女性の社員に優しいシステムや、従来の日本の会社の型にはまらないシステムがたくさんあり、人に合わせない努力というものを教えてもらいました。自分のためになる事ばかりで、すごく楽しかったです。

・ホームページにはスイッチやLEDライトの開発を行っていると書いてあったので、すごく理系で工場のような建物なのかと思っていました。ですが実際行ってみると、とてもきれいな建物で中庭にはBBQテラスなどがあり、おしゃれな会社でした。このBBQテラスは社長さんが社員同士のコミュニケーションのためにアメリカから送ったもので、社員を大切にする会社なんだと感じました。食堂も沢山メニューがあって、そして低価格なので社員さんにとってとても過ごしやすい場所なんだと思いました。
 IDECで作られた電車の非常停止ボタンを実際に押してみたり、普通では絶対にできない貴重な体験ができて楽しかったです。

・お話を聞いて、74%が外国人社員で日本人社員は26%しかいないと知って驚きました。かなりグローバルな会社なんだと思いました。またそれに伴って、2020年には社内公用語を英語に設定されるそうです。これは関西で初めての事です。
 バケーション休暇を沢山とることができる点や産後復帰率が100%という点もとても魅力的だと思います。
 また、自由な考え方人と合わせるべきではないという「人間性尊重経営」という経営方針があり、これはこれからの社会で大切にされるべきことだと感じました。



・今回の企業訪問研修を通して、グローバル社会で勝つためには自分の考えをしっかりと持ち、人と合わせない努力をしなければならないという事を学ぶことができました。また、英語が話せるだけではなく日本語力や雑談力が大切だということも学べました。これらは必ず私が社会人になったときに役立つと思います。これらのことを忘れずに、これからもっと沢山の企業に行ってみたいと思いました。

・私はこの企業研修を通して沢山の刺激を受けることができました。プレゼンテーションの中である社員の方は、グローバルに立ち向かうには「個人」「個性」「自分のパーソナリティ」、また、人に合わさない努力をすることが大切だとおっしゃっていました。だから人に流されず自分の意見を持ち、しっかりと伝えられるよう努力したいと思いました。

・働く上で大切なことをたくさん教えていただきました。例えば、みんな一緒ではグローバル社会で戦っていけないということ。「個」を大切にし、得意なことを活かすことで戦力になれるのだと思います。また、ゴールを考えて勉強したり取り組んだりする必要があること。グローバルだからといってただ英語ができただけではいけないと話されていました。それから、自分を信じること。ダメだと思うと絶対にできないと教えていただきました。

・社員思いの働きやすそうな会社でした。今回学んだことは、普段の生活に通じることばかりでとてもためになりました。将来働くときも、今回学んだことを参考にしていきたいと思います。

・自分が今回の企業訪問で学ばせていただいたのものはとても多く、それを全て書くと長くなってしまうので今でも印象に残っている2つについて書きたいと思います。
 1つは、「人と違う色である」ということです。ユニフォームという言葉の意味がform型をuni統一すると聞いたときに制服がなく髪色も自由の千里高校はそういう意味では「違う色」を出しやすくそれを育てるには良い環境だと思いました。そんな環境にはいるものの結局一般の人と同じように自分は人に合わせ流されることが多いのでどうすれば良いのだろうと考えています。ただ企業訪問のあった秋休みか終わってから、自分の意見や思ったことを素直に話すことで友人との関係も深まり学校生活がより楽しいものになっています。これから少しずつでも「違う色」になれればなあと思います。
 次に、自分を信じチャレンジし続けることです。部活動の大会で自分は緊張でいっぱいいっぱいになりいつもとは程遠いプレーしかできず悩んでいたので自分を信じるという内容はとても印象に残っています。自分を信じることで初めて自分ができあがる。自分を信じるために負けは考えずしっかりと準備する。当たり前でのことですが、これを完璧にできる人というのは少ないと思うのでこれが出来る人間になりたいと思いました。また、自分は英語の授業のことを考えていて大学でも留学のしやすい大学へ進学したいと考え千里高校への入学を希望したのですが自分よりも圧倒的に高いレベルの人達に囲まれ、自信をなくし大学の留学も諦めていました。しかし自分を信じてみようと思ううちにやっぱり留学したいと考えるようになりました、諦めたくないのです。消極的だった英語の授業も積極的に参加するようになりました。英語のスキルを磨き将来は海外へ行くことで新しい自分、違う色を見つけたいと思います。
 他にもプレゼンのコツやメモをとる癖、平面でなく球体で地球を考える等たくさんのことを学ばせていただきました。これらを活かし、こらからの人生に「自分らしさ」を出していこうと思います。 今回は貴重な体験をありがとうございました。

引率教員から:
メッセージや思い、「命を守る」企業としての責任などを語っていただき、生徒たちにとってはとても刺激になる研修になったと思います。生徒があまり普段考えたことのないような、「何のために働くのか」「個性とは」ということについて問いかけていただき、将来のことについて考える契機になったと思います。また、オフィス内も含め、会社内も案内していただきました。

IDEC様から:
この度は生徒の皆さんのレポートをお送りくださりありがとうございました。お一人おひとり感性豊かで向上心も高く、真摯に学ばれている姿が伝わってきました。また、弊社の命を守る製品や、人を大切にする理念も知っていただき嬉しく思います。研修では皆さんと対話する機会をいただき、弊社も学ぶことが多く大変感謝しております。是非また継続的にこのような機会を頂けましたら幸いです。