2016年10月31日月曜日

2016.10.6-7 SGH秋休み企業・大学訪問研修
 参加者全レポート

【この記事は、主に本校生向けの学習資料として掲載しています。】

ここに書かれた各企業についての情報は、メモや記憶に基づいて参加生徒が書いたものです。訪問先企業・大学の確認を受けたものではありません。ご了解の上お読み下さい。

千里高校1,2年生の皆さんへ

10月6,7日に行われた研修の全レポート約100本を掲載しています。
自分が行かなかった研修先でどんな発見があったのか、他の参加者のレポートから学んで下さい。

下の訪問先名が、その訪問先についてのレポートのページにリンクしています。
【追記】テーマの後に、研修を担当された方からいただいたコメントを掲載していきます。

1.大阪ガス 
 ⼥性社員のキャリア形成サポートの取り組み・柔軟で効率的な働き⽅を可能にする制度
"大阪ガスの女性活躍推進の取り組みをロールプレーも交え、学んでいただいきました。/ 実際に社会で仕事を経験していない状況で、企業で働く女性をとりまく環境や課題を考える事は難しいのではと予想していましたが、参加学生のほとんどのお母様が家庭外で働かれるなど、身近な意識であったのか積極的な姿勢で講義に臨んでいただきまた。座学のあと、当社の管理職研修で実際に行っているロールプレーに挑戦してもらい、子育てをしながら働く女性社員の育成について、上司・部下それぞれの立場で考えてもらいました。子育てとキャリアの関係について学ぶ良い機会になったことを期待しています。"
2.ダイフク
 『⼥性活躍推進法』への対応を中⼼に⼈事⾯での社の⽅針や取組内容
"このたびは、弊社大阪本社まで足をお運びいただきありがとうございました。お越しいただいた学生の皆さまには、当方からの説明時間が当初予定を大幅に超過したにも関わらず、熱心な視線を送り続けていただき感謝申し上げます。/ ご紹介しました内容は、高校生の皆さまにとって日常(学校での勉強)とは少々離れた内容でしたが、将来のために『企業活動の本質』のようなものを感じていただけるよう心がけました。/ 残念ながら皆さまとのディスカッションの時間をあまり取れませんでしたので、ご意見やご感想などいただけましたら幸いです。"
"学生の皆様のレポートをお送りいただきありがとうございました。当日は限られた時間でしたが、お伝えしたかったことがレポートの内容から伺え安心いたしました。また、この間まで中学生だったとは思えない程のしっかりした(将来を見据えた)コメントに驚いております。将来世代を担う彼等、彼女等との交流は我々にとっても大変良い機会となりました。 今後益々の学生の皆様のご活躍をご期待申し上げます。" 

3.中西金属工業
 ⼥性活躍推進プロジェクト・企業内保育所
"研修内容は、以下のとおりです。①弊社の成り立ち、各事業部・子会社・海外拠点、製品の説明。また、事前の質問への回答。②有給休暇、残業の抑制、産休・育休、働く環境、女性社員の割合を説明。③一日の働き方(例)、福利厚生に対する感想、休暇の取得について説明。④事務所棟、ガーデンテラス、託児所、フィットネスクラブの見学⑤学生の皆さんからの質問に回答。 
研修を終えて:言葉が難しかったかも知れませんが、皆さんしっかりと聞いて下さっていましたし、質問も出ていました。海外を意識した質問が多かったように思います。予定の1時間を軽くオーバーしてしまいました。都度質問対応しながら進めますと、1時間はあっという間でした。事前に、皆さんから企業訪問して何がしたいか聞いてから行えると良かったかも知れません。来年はさらに良いものとなるよう検討したいと思います。"
4.日本写真印刷
 サプライチェーンとの対話
千里高校の生徒のみなさまに企業研修にお越しいただくのは今年で2回目となりました。今年は「サプライチェーンとの対話」というテーマで実施しました。
当日は、会社紹介、製品ギャラリーをご見学いただいた後、サプライチェーンで起こっている様々な課題について実際の事例を分析したり、企業と社会に存在する様々なステークホルダーとの関係を考えたり、また、当社がサプライチェーンとの対話に本気で取り組んでいる事例をご紹介しました。最後に、「企業はよりよい社会をつくるために何ができると思うか?」という問いに対しては、参加いただいた生徒のみなさま全員がそれぞれの意見をしっかり述べてくださり、当社としても非常に刺激になるご意見をいただきました。
参加者レポートを拝読させていただきますと、分かりやすくお伝えできたか不安もありましたが、お伝えしたかったことをしっかりとご理解いただいていて、ほっといたしました。また、研修を受けてご自身で考えられたことも記載いただいており、改めてみなさんの考える力、読み取る力に感動しました。今後は、もっと生徒のみなさまとワークショップやディスカッションをする時間を多くできればと思います。
今回もこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
5.日本電産
 男⼥がともに働きやすい職場づくり・紛争鉱物に関わるサプライチェーンとの対話
"弊社では、ショールームの展示物を見学いただいた後、講義を聞いていただきました。
ショールームでは、弊社の主要製品でありますモーター類の展示を見ていただき、普段は目にしないけれども身の回りの様々なモノの中で回したり動かしたりするのに役立っている部品を作っている企業であると知っていただきました。また創業記念館コーナーで43年前の創業時のプレハブ小屋を見ていただきました。建物のように創業時と比べて大きく変化したものがある中、創業時から変わらない理念を持ち続けていることも知っていただきました。
その後会議室で、、1.CSRとは~社会からの要請と企業の在り方~ 2.日本電産のCSRとは 3.【テーマ①】紛争鉱物調査 4.【テーマ②】ダイバーシティ推進 5. 最後に の5項目について講義を受けていただきました。テーマ①の紛争鉱物調査は高校生の方々には難しい内容ではないかと心配していましたが、生徒さんの感想文を拝読し、お話ししたことがちゃんと伝わっていたようでホッとしました。今回の弊社訪問で生徒さんの心に残ることが一つでもあったならばうれしく思います。"
6.ノーリツ
 環境への配慮・CO2 の排出を削減する製品開発
7.マンダム
 海外展開を含めた事業・沿⾰とCSR(企業の社会的責任)の関係
"CSRCorporate Social Responsibility)は日本語で「企業の社会的責任」と訳されますが、有識者の方によると、ResponsibilityResponse(反応)とAbility(能力)の2つの単語で成り立っているとのことで、CSRとは「企業が社会からの期待や要請に対応する能力」と言い換えることが出来ます。/ 研修の前半には、弊社の約90年の歴史を簡単に紹介しましたが、その内容は、それぞれの時代の社会からの期待と要請に対応し続けた歴史のことだと、紹介させて頂きながら改めて確認出来ました。/ 最近読んだ本の中に「サステナビリティという言葉は、昨日やっていたことを明日も続けられる能力のこと」(SustainabilitySustainAbility)という説明がありました。貴校のSGHプロジェクトの研究開発の目標にある「国際的課題についての多面的な視点と深い理解」や「国際的課題について他者と連携・協調しつつ探究する力」とは、まさに国際社会全体のサステナビリティにむけた取り組みについて“考働”することだと思います。弊社での研修が、そのお役に立てば幸いです。また、弊社にとっても、生徒の方々との対話を通じて改めて気付かされることが多く、このような貴重な機会を頂き、ありがとうございました。"
8.江坂-起業家支援センター
 思いを仕事にするー起業、働くとはどういうことか
9.トラベルフロンティア
 東南アジア貧困層へのボランティア体験ツアープログラム
"千里高校の生徒さんとの討論会は、今年が2回目になります。このような機会を頂き、改めて感謝致します。今年の生徒さんは、去年に比べてより積極的だったように感じました。私が水を向けたこともありますが、どの生徒さんも自発的に発言をされており、発言内容も質問だけでなく、自身の考え・意見をちゃんと加えていた方が目立ちました。/ 実は、もう少し時間を頂けたら、というのが本音です。講演が40~45分、質疑応答&討論45分の合計90分くらいの時間があれば、もっと印象的な議論が出来るように思います。単なる質疑応答だけでなく、テーマを設けて皆さんと活発な議論をしてみたいと思うのです。ご検討頂ければ幸いです。"
10.関西学院大学
 国際協⼒にあたり⼤切なことは何か+国際貢献をマレーシアで体験した⼤学4年⽣の経験談