本校2年生の課題研究「探究」では、6テーマ10講座に分かれ、現代社会の課題について解決策を見つけるべく、各自で問いを立てて調査や考察を進めています。
10月19日午前に開催する中間発表会では、各講座の代表10組が6月から始めた課題研究の中間報告を口頭発表の形式で行います。
先日、講座内発表会を行い、その結果今回発表する代表10組が決まりました。
今年度の講座・代表発表の研究タイトル・発表会の概要をご紹介します。
▶今年度の講座は…
・ 「企業活動と人権・労働・環境」1講座・ 「世界を知ろう・世界を考えよう」1講座
・ 「環境〜周りを取り巻く様々な事象」2講座
・ 「男女共同参画 〜育児と仕事を両立させるアイデアとは」2講座
・ 「児童虐待をなくすためにはどのような対策を講じればよいのか」2講座
・ 「教育に関わる諸問題について」2講座
▶代表10組の発表タイトルは…
① どうすれば小規模保育所を有効に活用できるのか~女性の社会進出を進めるために~
② 育児休暇中の仕事離れを防ぐにはどうすればよいか〜男女ともに働きやすい環境を作るために
③ 早期教育について
④ 児童虐待を防止する為に地域で出来る取り組みとは
⑤ ひとり親家庭の貧困による児童虐待の実態とその改善策とは
⑥ 10年後の100円ショップはどうなっているのか?
⑦ 自動運転での事故、悪いのは運転手?車会社?
⑧ 働く小さな手 ~児童労働をなくすために~
⑨ 児童労働問題を解決するためにはどうすればよいのだろうか~児童労働の現状と私たちにできること
⑩ ファストファッション生産現場の現状
昨年度の中間発表会の様子 |
▶コメンテーターとして…
・多文化共生や在日外国人教育に携わってこられた大阪大学未来戦略機構 特任准教授の榎井縁先生
・国連グローバル・コンパクト参加企業でCSRを担当されている
日本写真印刷株式会社 コーポレートコミュニケーション室長の谷口哲也様
にお越しいただき、異なる角度から研究に対して助言をいただきます。
▶国際文化科の2年生全員160人が発表を聞き、コメントを書きます。
発表者以外の生徒も、代表の発表とそれに対する助言を聞くことによって、自分の研究に役立つ刺激やヒントを見つけてもらうことを目的にしています。▶国際文化科1年生には、発表会後に掲示する、全員の中間報告に目を通し、最も興味の惹かれた報告に対してコメントを書いてもらうよう予定しています。
来年に向けて課題研究というもののイメージをつかんでもらうとともに、2年生の研究へエールを送ってもらうことを目的にしています。コメントは各自のタブレットで作成し、電子的に回収、その後研究ごとに整理したものを校内で公開します。