2016年10月31日月曜日

2016 SGH秋休み企業・大学訪問研修 参加者レポート 10.関西学院大学

【この記事は、本校生向けの学習資料として掲載しています。】

ここに書かれた各訪問先についての情報は、メモや記憶に基づいて参加生徒が書いたものです。訪問先企業・大学の確認を受けたものではありません。ご了解の上お読み下さい。

10.関西学院大学 

①私は今回、関西学院大学に行って約2時間、講師の方と学生の方からお話を聞いた。主に、世界のこと、そして関西学院大学で行っているプログラムについてのお話だった。半はこの大学の講師の方のお話で、『世界が100人の村だったら』のビデオを見たり、先進国と途上国の話、世界のことを考えようというお話だった。世界が100人の村だったらのお話は授業で習っていたため、知ってはいたが、何度見ても考えさせられる話だなと思った。そして、お話ししてくださった先生は、何度も、日本ではたくさんの人が大学に行けるけど、世界規模で見ると大学に行ける人はごく僅かで、エリートだ、そのエリートが世界のことを考えないでどうするのかとおっしゃっていた。それを聞いて、「そうだな、もっと世界を見て、考えていかないといけないな」と思った。

 後半は、関西学院大学に通われている学生さん、川東さんのお話をきいた。川東さんは、現在4回生で、昨年、3回生だったときに、関西学院大学のプログラムでドイツに行って、5ヶ月間、ドイツ国際平和村というところで働いていたそうだ。このドイツ国際平和村というのは、世界の貧困地域からケガや病気などで治療する必要のある子どもたちをつれてきて、預かる施設だそうで、川東はここで小さい子どもたちのお世話をされていた。ここに連れてこられる子どもたちというのは、紛争地域からくる子どもたちも多く、実際の写真を見せてもらうと、顔が火傷でただれている子や、手足をケガした子も多くいて、もともと住んでいる国の治安の悪さ、紛争の悲惨さが見られた。川東さんはこの仕事をする中で、ある子どもから、「川東さんは包丁で料理をするけど、自分の国では包丁で人を殺すんだ」、と当たり前の顔をして言われてショックをうけたという。このエピソードを聞いて、このような環境に子どもたちが慣れてしまっていることが、すごく悲しいことだなと思った。

 今日の訪問を通して、ボランティアとしてこんな活動があるのだなとか、世界にはこんな子どもたちもいるのかと、新しく知識を得ることができた。また、世界の色々な国、問題、支援活動について、より関心・興味をもつことができ、もっと知りたいと思った。


②ドイツ国際平和村という、両親と共に自国で暮らせない状況にある子ども達を援助する団体に5ヶ月間働いていた大学4回生の方からお話をしていただきました。ドイツ国際平和村で暮らす子ども達は、主にアフリカ系が中心です。その団体は、紛争などの被害に遭い援助が必要な子ども達を保護し、最終的には両親の元に返すといった取り組みを行っています。子ども達は、紛争地域で暮らしていたため、人を傷つける事に対して躊躇いがないことが多いです。しかし、ドイツ国際平和村でスタッフと共に過ごしていく事で、人としてしての分別を身につけていきます。子ども達の多くは、そこでの経験を通じて、将来お医者さんなどの人を助けられる人になりたいと言うようになるそうです。

 私は、国際ボランティアにすごく興味がありましたが、自分がどのような形で貢献できるのかは知りませんでした。今回のお話しを通じて関西学院大学にとても興味が湧きました。自分の将来と国際ボランティアいついて詳しく考えたいと思います。


③まず、お話を聞いて思ったことは、私は世界のことを何にも知らないんだな  ということです。お話の中の1つに、もし世界が100人の村だったら、という話がありました。大学に行ける人はたったの1人。私たちはその100人の中のたった1人大学に行けるエリートだとお話されていました。このお話を聞いて、やっと本当の世界の現状を見なければならないと気づきました。私たちは世界と言えば、アメリカやロシア、中国、イギリスなどのほんの少しの裕福な国しか視野に入っていません。でも、本当に視点を置かなければならないのは、そのような豊かな国ではなく、貧困や紛争に苦しんでいる50カ国なんだとわかりました。だから、私は今すぐには行動できないかもしれないけど、将来、世界の貧富の差を少しでも無くせるようなお手伝いがしたいと思いました。私にこう思えるような機会を与えてくれた今回のような大学訪問に参加できてよかったです。


④私が今日の関西学院大学訪問で学んだ事は三つあります。一つ目はたくさんの挫折を味わう方がいいということです。これは川東さんのプレゼンの中で最も印象に残っていることです。私は今まで、何でも失敗しないように、と努力してきました。しかし、川東さんのプレゼンに「たくさん挫折して…。」と映されたとき、自分との価値観の違いに驚いて、「そんな考え方もあるんだ。」と思いました。

 二つ目は、川東さんのプレゼンでも話題に上がっていたアフリカの国々の衛生状態についてです。川東さんはドイツの国際平和村という場所で活動をしていたとおっしゃっていました。そこはアフリカの医療技術、衛生状態では直せない治療を必要とする子供たちがつれて行ってもらえる場所で、たくさんの子供たちがいると知りました。しかし、国際平和村にいく子供たちは親としばらく会えなくなってしまいます。このことから、アフリカの衛生状態を改善し、NGOなどにより、医療技術の向上が必要だと思いました。また、このように思う人が増えれば、それは現実になると思うので、自分も川東さんのように直接目で見て、その現実をより多くの人に知ってもらうため、今回のような企画を通じてたくさんの人に伝えようと思いました。

 三つ目は、アフリカの子供たちと私たちの価値観の違いについてです。川東さんは、アフリカの子供たちは「撃たれた。」や「包丁は人を切るもの。」ということを普通にいう、とおっしゃっていました。これは以前、千里高校に来てくださった板倉さんもおっしゃっていたことでした。これを聞いて、私はとても驚き、住む国が違うとこんなにも価値観が違うんだと、自分の価値観が壊れるのがわかりました。

 今日学んだ事は今後人生を選択する上で大切な材料としたいです。



⑤今回関西学院大学の大学訪問研修に参加し、色々な事を学んだ。

 自分は今まで大学訪問をした事が無かったので、自主的で活発な活動や学習をしている大学内の雰囲気を見て、大学生になればこういう自分の好きな事が学べるんだな、と再認識した。いきいきとしている大学生を見て自分が大学に入ったら自分の好きな事を勉強したいと強く思う。

 講演ではアフリカに滞在していた安井先生と国際ボランティアプログラムに参加していた川東さんにお話を伺い、考えた事がある。このままNGO活動を続けても今この世界の状況は全く変わらないのてはないか、ということだ。

 ドイツ国際平和村では、9カ国の傷付いた子供達へのリハビリテーションを行っているそうだが、子供たちの選考基準は非常に厳しい。その中でも『子供の帰国が家族などによって保証されている事』という条件が特に気になった。この条件下では助かる可能性がありながらも身寄りの無い戦争孤児は救われない。確かに全ての子供達が救える訳ではないが、同じ救える命なのに助かる命と助からない命があるのはおかしい話だと思う。

 それに幾ら目先の被害者を救おうともそれ以上の速さで傷付いた人達が増えているので根本的な解決方法にはならない。自分は本当にこの現状を打開したいのなら、次の世代の育成、次世代の教育が大事だと考えている。この惨劇を繰り返さないために、武力を使わない主張の仕方を学ばなければならない。日本などの先進国が率先してこうしたボランティア活動に参加し、世界の現状を知ることで個人個人が解決法を模索していくことが世界を変える近道となるのではないだろうか。


⑥最初の一時間で大学の先生のプレゼンテーションがありました。世界地図をまず見た時に日本が東側にあって、いつも見ている地図は日本人用で、それが普通ではないということがわかったし、また様々なグラフを見て勝手な先入観によって私たち日本人は世界を見ているなと感じました。「世界がもし百人の村だったら」の例を使い、非常に説明が分かりやすいのも良かったです。

⑦次の一時間では、ドイツの国際平和村に行った四回生の人の体験談を聞きました。それは、授業の一環で行われる国際ボランティアで学生として勉強しに行くのではなく、職員としてたった一人で行き、とてもつらいけどやりがいがあるものと聞きました。関西学院大学には、国連などに人材を派遣して学ばせる制度もあるということを知りました。
私は、今回の研修で世界についての考え方が変わりました。ただボランティアするだけが良い訳ではないし、世界に通用するには人脈が必要だとも思いました。プレゼンテーションの仕方にも様々な工夫が見られたのでこれからの探究などの授業に生かしたいです。


⑧私は関西学院大学で、私が一番興味のある話をお聞きすることができました。それは、国際事情についてです。日本人として自分は世界をよくするために何をすることが出来るのか、そのためには世界についてもっと知らなければならないということを学びました。英語ができる、成績がいいということだけが世界を変えられる力にはならない。たくさんの人と関わるためのコミュニケーション能力。いつ何が起こっても自分で考えて判断して行動する力。そして何よりも絶対乗り越えてやるという諦めない気持ち。これらを身につけてこそ初めて世界に通じる人材が形成されるということを再認識させられました。

 お話が聞いていてすっごく楽しかったので、もっと聞いていたいなぁと思いました。話を聞かせてもらった後も食堂でご飯を食べたり、軽音楽部の演奏を聞いたり本当に楽しかったです。本当に今回このプログラムに参加してよかったです。ありがとうございました。


⑨今回の話を聞いて一番興味を持ったことは、アフリカやヨーロッパなどの発展途上国にたった一人で5か月間働きに行くということです。僕自身、今まで海外に行ったことはないです。だから、外国と言うと、川東さんも言っていたようにアメリカやロシアなどを一番にイメージしていました。そういうところは衛生面や環境にも恵まれているので、滞在するといっても簡単なことだとも思っていましたが、世界の貧困の町にたった一人で行くなんて想像もできませんでした。ほとんど周りのことがわからない中で、言葉も通じない中で、本当に辛いことばかりでも諦めないってすごいなと思いました。「世界が100人の村だったら」のビデオでも、大学に行けるということは、本当に限られた人だけだということがわかったので、そのありがたみを感じて、これから生活していきたいなと思いました。


⑩今まで漠然としか世界のことについて考えていなかったので、今回の大学訪問はとてもいい機会になりました。講演をしていただいた先生の話では、「世界がもし100人の村だったら」という話がとても印象に残りました。また、大学生の話では、驚くことや知らなかったことが聞けてよかったです。たくさんの挫折を味わい、欧米だけでなく本当の世界について知ることが大切だと思いました。これからも、できるだけ多く世界へ目を向けたいと思います。


⑪今日の話の中で一番印象に残っているのは、「もし世界が100人の村だったら」という話です。大学にいっている人は、世界にたった一人のエリートなんだと。なんだか、うまく言葉にできないけど、すごく斬新で、少し大袈裟に言えば自分の見ていた世界が変わったように感じました。ひとつの物事でも、少し視点を変えてみるだけで新しいものが見えてくる。これって、当たり前のようだけど、すごいことだと感じました。こういったことが、これから自分がグローバル社会の中で、活躍するためにすごく大切なことなんじゃないのかなと、感じました。

 自分は""国際社会で活躍したい""と思い、SGHの指定校である千里高校を受験しました。しかし、""国際社会で活躍したい""という、不透明な目標しかなく、とりあえず留学してみたいな、ぐらいしか考えていませんでした。だけど、今回のお話を通して、自分がこれからしたいこと、目標が少しイメージできたように感じます。

 今回いただいた、『世界へ挑む君たちへ』という本をこれから読み、より具体的なことを少しずつ考えていきたいと思います。そして、しっかりと行動に移せるようにしていきたいと思います。本当に貴重なお話ありがとうございました。

⑫今回,このような貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。私は、お二人のお話を聞いて、印象に残ったことがたくさんありました。安居さんのお話の中では、特に「世界を100人の村だとすると?」という話がとても印象的でした。大学に行くことができるのは100人中たった一人、パソコンをもっているのも100人中たった一人、70%の人は文字が読めない...普段僕らがあたりまえにしていることが全くあたりまえではないことに改めて気づかされました。

 ドイツ国際平和村でのお話では、まず、途上国の子供たちを救うためにドイツが国としてこういった活動をしていることが素晴らしいなと思いました。そして、そんな場所に実際に行かれた川東さんのお話を聞いて、今の僕には想像もつかないような苦労や体験をされたんだなと思い、やはり日本でニュースやドキュメンタリーなどを見て感じるものより、実際に現地に行って感じるものの方が圧倒的に大きいのかなと思いました。僕はこのお話を聞いて、実際に現地に行って何か体験するということにとても興味が湧きました。さらに、終わった後に宗教の違いによる対立があったかを質問させてもらって、宗教の対立というよりもイスラム教の宗派による対立があったということを聞いて、こういうことが起こるからこそ、イスラムの宗教問題はなくならないんだなと痛感しました。

 今回、聞いた話はとても興味深く、自分の将来に向けてもすごく大切なことだったと思います。本当にありがとうございました。


⑬関西学院大学で今日お話をたくさん聞かせていただいてハッとする場面が何度もありました。特に、「新しい自分を意識化する」という言葉がとても印象に残りました。私も学生の方のように自分自身の殻を破っていきたいと思います。まず今日のような場で質問をしたり積極的に自分の意見を言えるようになりたいです。関西学院大学でこのようなインターンが実施されているというのを知らなかったので、今回お話をきかせてもらって自分の将来の視野が広くなった気がします。このような企画に参加できてよかったです。ありがとうございました。


⑭私は今回関西学院大学に大学訪問に行ってきました。そして第一希望だったのでとても嬉しくて、わくわくしました。ですがその反面、何をするんだろうと気になっていました。私が今日聞いた話は想像してたよりすごくて憧れが詰まっていました。世界の人のためにがんばる、というのはとても興味のある話でしたが、これまでは何をしたらいいのかどうしたらいいのかわかりませんでした。しかし今回の研修で、こんなプロセスをふめばいいのかとわかりました。私に物事を客観的に見る力がついたら、関西学院大学が行っているようなプログラムに参加したいです。


⑮私は、この研修で自分の将来の選択肢が広がりました。まず、教授と河東さんが行われていたような、生徒がいろいろ質問に答えて発言するという授業が新鮮だったので、よかったです。

 教授のお話で、私は世界に関するたくさんのことを学びました。冒頭で、教授は日本人は「世界」というと欧米の国を思い浮かべるとおっしゃっていましたが、確かにその通りだと思いました。私も世界というとアメリカかロシアを思い浮かべました。近年、アジア諸国が成長をしているという事実は知っていたはずなのに、やはり偏見や固定観念で、欧米諸国を挙げてしまうのだとわかりました。

 また、河東さんのお話で、私はニュースや新聞などで表面的にしか世界情勢を知らないのだと教わりました。私は、その話を聞くまでただ漠然と英語を使ったグローバルな仕事をしたいと思っていただけでしたが、河東さんのような発展途上国の人を助けるような仕事も視野に入れてみようかなと少し思うようになりました。この研修はとても有意義なものだったので、ぜひ来年も行きたいと思いました。


⑯今回、川東さんのお話を聞いて、空爆や戦争の被害に遭っている子供たちが見せた笑顔や成長した姿に感動しました。義足をつけた子供、字を書くことができない子供、様々な子供がドイツ国際平和村に来てリハビリや治療をしていることを初めて知りました。飛行機でドイツにやってきた動画を見て、子供たちはどこか悲しげで暗い顔をしていたように感じました。しかし、毎日を仲間と過ごしていくうちに知らぬ間に負っていた心の傷も癒されていくのかなと、川東さんの撮った写真から伝わってきました。そして、私も子供たちを笑顔にしたい、苦しんでいる子供を助けたいと強く感じました。まだ、具体的な夢はないのですが、何か世界に貢献できることをしてみたいです。


⑰関西学院大学には「国連ボランティア」という、大学で選ばれた人たちが開発途上国にボランティアとして派遣される企画があるそうです。大学の中で勉強する留学とは違って現場で活動をすることで紙の上のデータを見ているのとは違った体験をするそうです。そういった体験を通して世界の問題を身をもって実感するそうです。実際に行ってきた人の話を聞きました。ドイツ平和村という所に行ってきたそうです。何度も風邪にかかったり、言葉が通じなかったり、断水していたり、いろいろたくさん苦労があったみたいですが現場でたくさんのことを学んできたのだと思いました。世界では貧困で大学に通えない人が多いので、大学に行ける、大学受験の勉強ができる自分たちは限られた少数のエリートだと教えてもらい、私たちは世界についてもっと考えないといけないと思いました。話を聞くまでは世界についてあまり考えたことがなかったけれど、世界の途上国の多さや貧困の多さを知り、救助の必要な人々の存在を知り、世界に貢献しなくてはいけないと思いました。関学が世界に貢献できる人材育成をしていることがわかりました。


⑱私は関西学院大学に初めて訪問しましたが沢山のことを収穫することができました。

 まず、世界の現状を深く知りました。講義ではアフリカが世界においてどのような立場にいるのかをメインにとりあげ、アフリカは今では世界の中でとても重要な役割を果たしているのだなと思いました。人口が多いだけではなく発展途上の国が多いので医療もまだまだ進歩していない国が多いとの事でした。

 次に、これらのことから課題が見えてきました。ドイツやヨーロッパではアフリカで十分な治療を受けることのできない貧しい人々を受け入れて治療させて元気にしてその人たちの国に返すプロジェクトがあるそうなのですが、私は根本からアフリカの医療技術を変える必要があるのではないかと感じました。いくら先進国が支援を続けていても、現地の人に技術を伝授しないとますます発展しなくなると思いました。

 関西学院大学の訪問を終えて感じたことは、今までニュースで見た内容が必ずしも全てではなく、私たちが支援の輪を広げることでアフリカの発展につながるのだなと思いました。私が大学生になったらJICAで途上国支援を積極的に行なって、困っている人の生活を変えたいという意欲が出てきました。


⑲私は、今日のお話で「関西学院大学の海外研修は留学とは全く違う」ということを聞いて海外で勉強する方法は留学以外に何があるのだろうと思いました。私は今日のお話を聞いて思ったことが3つあります。

 1つ目は先進国と発展途上国との関係です。私は日本を含む先進国が発展途上国に経済面での援助をしていることは知っていたのですが、具体的な金額は知りませんでしたし、経済面以外の援助のことは何も知りませんでした。

 2つ目はまだまだ発展途上国では水もまともに出ず、とても衛生面が悪い中、戦争や紛争をしている中で子供が生活をしていることを改めて知ることができました。子供が「銃で打たれたんだよね」とさらっと言ってたということを聞いて、私はびっくりしました。それだけ、発展途上国ではそのようなことが当たり前に起きているのかと思うと胸が痛くなりました。
 3つ目はドイツ平和村の存在を初めて知ったことです。そのような活動をしていたなんて、何も知りませんでした。子供は何ヶ月、何年間も家族と離れ離れになり治療を受けているなんてとても辛いことだろうと思いました。しかし、写真の子供たちはとても笑顔で楽しそうでした。私はそんな子供たちに心打たれました。

 私はまだまだ世界のことについてわからないことだらけだなとものすごく感じました。まずは、世界の発展途上国ではどのような問題があるのか、先進国との関わりはどうなのかということについて勉強することから始めたいと思います。


⑳私は国際的に色々なことに貢献している関西学院大学の活動に興味があったので関西学院大学を訪問先に選びました。

 まずは教授の話を聞かせていただきました。世界を人口が100人の村に例えたらという話が面白くて驚くこともたくさんありました。大学に行ける人が1人だということやアジア人が47人だということなどがありました。

 次に実際にプログラムでドイツの国際平和村に行った方にお話を聞きました。現地に行く前からその現地の言葉を勉強したりと色々な準備をしていかれたそうです。大変そうだと思いましたがとても充実していて私も少し興味がわきました。どんなことにも慌てずに対応できるようになると言っておられたので良いなと思いました。

 また、グローバル入試という方法があるということを初めて知ったのですが、スーパーグローバルハイスクールに出願資格があると聞いたのでちょっと興味がわきました。

 今日の研修を通じて自分の視野も少し広がったと思います。2年生からの探究の授業にいかしていきたいです!


㉑私は、関西学院大学に行ってきました。大学は、イメージよりも大きくキリスト教の雰囲気のする新鮮なものでした。関学では留学とは違って海外にたった一人で貧しい国へボランティアで行くものがありました。私は衝撃を受けました。貧しい国へ行った大学生は勉強の感覚なしに現地の言葉を意欲的に覚えるそうです。私たちの言語の学習方法を改めて考えさせられました。また、私たちは体の調子が悪い時はすぐに病院へ行けますが、国をまたいで大掛かりにでしか治療ができない子供たちがいることを映像で見て、このような私たちとは違う環境に置かれている人たちの助けに私もなりたいと思いました。これを機に、まだ時間はありますが大学を含めた将来を真剣に考えようと思いました。