2016年10月31日月曜日

2016 SGH秋休み企業・大学訪問研修 参加者レポート 01.大阪ガス

【この記事は、本校生向けの学習資料として掲載しています。】

ここに書かれた各企業についての情報は、メモや記憶に基づいて参加生徒が書いたものです。訪問先企業・大学の確認を受けたものではありません。ご了解の上お読み下さい。

1.大阪ガス

現代の社会では女性の社会進出を推進していることは分かっていましたが、どのようにどのようなことを具体的にしているのかがわかりませんでした。しかし、今回の企業訪問で大阪ガスさんがどのようにして女性の社会進出をしているのかが分かって良かったです。

 例えば、今までに大阪ガス内の出産経験があり、そのまま仕事をしている人の多さにビックリしました。私の母も、昔正社員として働いていた会社を結婚のため退職していましたが、それが常識だったようで昔と今では会社が、そして政府が、女性のためにしていることがたくさんあるんだなと、分かりました。でも、私はそういう制度などがあっても結局はその制度を取らない人がいるのかなと思っていましたが、育児休暇においては取得率が100%であると知ってすごいなと思いました。育児休暇だけでなくほかにもたくさん制度があるのはほかの会社よりも力をいれているなと思いました。あと、ロールプレイをしたときにこのロールプレイは会社の管理職説明会でも実践するといっていたので、制度だけでなくその状況をつくらないように上司の教育もしっかりしているんだなぁと思いました。

 今回、忙しい時間の中、このような貴重な機会をいただいて本当にありがとうございました。すごく為になったしこれから社会人になったときにそういう点をみて就職活動にいかしていこうと思いました。


わたしは女性の社会進出について興味を持っていました。そして、今日訪問した大阪ガスでは実際に行っている取り組みについてたくさん学ぶことができました。その取り組みとは、復帰支援が豊富で女性が抱える問題を極力減らしてきているという印象でした。わたしは探究の授業で調べてきたのですが、知らなかった制度もあって勉強になりました。

 また、原因である“上司と女性社員の意識のギャップ”にすごく納得しました。コミュニケーション不足のためそのような悪循環が発生する、それはわたしにはない考えで、その考えがあったから、大阪ガスでは、出産理由の退職が年々減ってきているとわかりました。核となる原因を見つけたからこそ、女性に働きやすい職場を作っていてさすがだなと思います。

 今回、知りたかったことが一気に知れて企業訪問に行ってすごく勉強になったと感じました。そして、他の企業ではどんな施策が行われているのか気になったので調べたいと思いました。


私は、大阪ガスへ企業訪問に行って女性の社会進出について学びました。日本は欧米や西洋の国々に比べると30代女性の就業率が低く、その理由は出産または育児がほとんどです。けれど、女性がそのような時期であっても働けるような社会を作らなければ、将来、日本の労働人口は現在の3分の2になってしまいます。そこで大阪ガスでは、女性が働きやすい会社にするため、様々な制度をもうけていました。

 例えば子供の3歳誕生月末まで休みがとれる育児休業や育児に携わる社員が在宅で勤務できる在宅勤務などがありました。大阪ガスではこのような制度を作ることで出産理由の退職は1年間に1,2人まで減らすことができたそうです。また、大阪ガスでは上司と部下のコミュニケーションも大切にしているそうです。社員同士でお互いの事を理解し、適切な配慮に取り組むことで部下はモチベーションを向上させられるそうです。女性が社会進出するためには企業や会社の理解が必要であり、社会にとっても女性は重要な人だと知ることができました。

まず、30分ほどのレクチャーをしていただき、どうすればもっと女性の社会進出が成し遂げられるかという大阪ガスの取り組みについて教えていただきました。 そのレクチャーの中で私が最も気になった話は、育児休業についてでした。私の母は教師をやっています。実際に母から話を聞くと、学校でも産休や育休を立て続けにとって4年くらい戻って来ない先生がいたり次々に出産を迎える先生が増えてきたことにより、代理講師の不足の問題や講師であるにも関わらず普通の教諭より勤務時間を働かざるを得なくなっているという問題があるそうです。 学校と企業では違うところもたくさんありますが、このように育児休業を行うことで組織内では人材が減り負担が他の人に増えてしまうということも企業でもあるのではないかと疑問を抱きました。 もちろん育児休業を取ることは悪いことではないですが別の視点から考えたときそういったことが問題点になるのではないか思いました。 そしてそうなったときの場合どうやってその問題に取り組んでいかれるのか質問をさせていただいたところ、
   ▶育休に関するセミナーや面談を行う 
   ▶条件付きの早期復帰 
   ▶早期復帰を呼び掛ける社内での声かけ、
などといったことを主にされて早期復帰しやすい環境作りを進めているそうです。 

 私の意見として、日本はヨーロッパの国々に比べて女性の育児と仕事における制度が整っておらず、女性が家事も仕事も上手くできる環境がないといったことが育休問題に関する根本の原因ではないかと思います。 育休を取ることは一概に悪いことではないですが、その分誰かの負担が増えてしまうといったことも現実です。 

 それをふまえて私が育休と仕事を調和しやすくするために考えたことは、
   ▶復帰後、会社内で子供を預けられる場所を作る 
   ▶残業など勤務時間以外の仕事をなくす 
   ▶自宅勤務においては自宅でより勤務しやすいようにする 
   ▶女性が早期復帰する代わりに短期間での男性の育休制度を設け、
    女性の育児に関する負担を減らす、
といったことです。日本ではまだまだ改善されにくい点はありますが、ヨーロッパのように女性も男性もみんなが少ない負担で仕事ができるような国になってほしいなと思いました。

 今日は初めて大企業を訪問して、学校で習った社会問題を、実際に勤務されている方とディスカッションすることができてとても勉強になりました。 今回学んだことをこれからの自分だけでなく日本の将来にも活かせるようにしていきたいと思います。 


今回の企業訪問では、実際にどのような取り組みを企業が行っているかということをわかりやすく教えていただいて、とてもためになりました。女性の社会進出に関しては、今まで授業などで調べ考えたことはありましたが、実際の企業が行っていることを具体的に知ることができる機会はなかなかないので、とても良い経験でした。私自身、女性として働くということが将来自分の身にも起こりうると思うので、様々な事例や実際に企業が取り入れていることなど、知識を持って就職に活かしたいと考えています。そして、自分が就職するときには、もっと男女共にとって働きやすい環境が作れるような人間になりたいと思います。


今回の研修を受けて、率直に良い企業だな、と感じました。例えば今回のテーマでもあった女性の活躍ということに関して、時代や社会の変化に合わせ、柔軟に施策や制度をきちんと整えているところに非常に感銘を受けました。

 また別の視点では、質疑応答の時間であった、「実際に子育ての際に困ったことは?」という質問に答えている間、他の社員さんがしきりに相づちを打っていたこと。しっかりとひとつの大事な意見として捉えられていたのがよくわかりました。このようにひとつひとつの意見、主張が通り易い環境にあることはとても重要なことだと思いました。また、そういう環境であるからこそ、柔軟にニーズに応えていけるのだろうな、と感じました。

 今回学んだことは、これから非常に大きな意味を持つことになると思います。決して忘れず、将来にいかしたいと思います。


今回の企業訪問で最も印象に残った事は、女性が働くことは多様な意見を取り入れるためでもあるということです。私はこれまで、女性が活躍することや女性が仕事をしていくことが重要視されているのは、過去に女性が差別されていたからだと思っていました。ですが実際にはそれだけではなく実社会において大切である多様性の尊重によって企業やグループにメリットがある事がわかりました。特に大阪ガスさんはダイバーシティ推進に力を入れられており、とても女性にも男性にもそして外国人の方々にも優しい企業だと改めて思いました。

 今回の企業訪問は私にとって大阪ガスさんがどのような企業なのかを知るだけでなく、女性が働くことの意味を少しわかることができたかなと感じました。ありがとうございました。


僕は今日の企業訪問でいろいろなことを学びました。まず、大阪ガスという会社がどんな会社か、です。大阪ガスはガスだけを売っている会社だと思っていたけど電力や海外進出までしていると聞き、とても驚きました。今話題になっている再生可能エネルギーの利用割合やこれからの利用目標等を詳しく教えてくださったので良い勉強になりました。

 次は女性の職場での活躍についてです。今の世の中はまだまだ女性が活躍できる社会ではないと思っています。大阪ガスは女性の産休、育休制度がしっかりしているなという印象を受けました。また男性も育休をとれるなど女性の職場復帰に積極的でとても考えられていてすごいなと思いました。特に面談の制度は上司、部下両方の気持ちがわかりあえるのでとても良い制度だなと思いました。

 この企業訪問は、働くということを身近に感じることができて、とても良い経験になったと思います。


私は今回の企業訪問で女性の社会進出は昔と比べてかなり進歩しているということ、さらに産休、育休からの仕事への復帰の仕方も進歩しているということを学びました。しかしこのように進歩が進むなかでも、まだ問題があるということに驚きました。私は、これから先も今までのように多くの女性、男性の意見を取り入れていけばもっとより良い進歩を遂げることが出来ると思います。また、製品を作るに当たって、ただ単に世の中を便利にするだけでなく、環境にもしっかりと目を向ける必要性があるということを学びました。


⑩主に、女性と仕事に関してお話していただきました。まず、大阪ガスの基本知識をお話していただき、それから、女性活躍推進の取り組みについて教わりました。女性が育児をしながら、仕事を続けられるように様々なプログラムが大阪ガスにはありました。例えば、育休取得率100%の育児休業や短時間勤務制度、パソコンを会社から持ち帰って家でも仕事ができる在宅勤務などです。また、それらのプログラムは年々色んな意見を得て、改善されていっているようです。社員の女性と男性の割合はまだ男性のほうが多いですが、年々、女性の割合が上がってきていました。この企業訪問をして、これからの社会はもっと女性が社会にでて、女性の意見を発信していくべきだ、と思いました。

⑪今回大阪ガスを訪問して学んだことは、それぞれの企業では本来の仕事以外にもたくさんのことをしているということです。大阪ガスでは女性の社会進出のことなども考えて様々な取り組みをしていることを知りました。私も自分が働くとなったら女性も働きやすい職場がいいと思いました。女性が働きやすいために育児休業をよりよいものにするために考えたりしているのはとてもよいことだと感じました。たくさんのお話を聞けてよかったです。

⑫私は今回大阪ガスに企業訪問して、それぞれ企業では本来の仕事(大阪ガスでいうとガスを家庭や工場に提供する事)以外にも社会や従業員などへの取り組みもたくさんしているんだなと思いました。

 今回は女性活躍推進の取り組みについて詳しくお話をしていただきました。女性の活躍といってもまだそれほどよく知らなかった私には驚くことがたくさんありました。すごく細かいところまで定められていたことを知り、女性の働きやすい環境になってきているのだなと少し喜びを感じました。

 育児休暇中に休業者セミナーを開いたり、復帰の際には保護者となった社員に対しての面談などとても充実したものがありました。そして、育児休暇中は雇用保険から育児休業給付金が出るなどさまざまなものがあり、とてもよい環境が作られている会社だと思いました。男性にはそのようなしくみはないと思いましたが、男性にもまた違った育児への関わりやすさの保証があったことに驚きました。

 今日一番心に残ったのは最後の質問の際に話していただいた会社の選び方についてです。私は自分がやりがいを感じられる仕事を選ぶべきだと思っていましたが、それだけではなく人との相性や上司との風通しのよさ、女性の活躍の場があるかなども大切だということを学びました。この企業訪問でたくさんの大切なことが学べたのでとてもよい時間だったと思います。

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