▶国際協力と国際貢献
・一番印象に残ったのは、国際ボランティア*としてインドネシアで働いてきた学生の方のお話です。特に、国連ユースのプロジェクトを通して行った活動や日々の仕事の内容に関心を持ちました。もともと国連の活動に興味があったので、実際に体験された方のお話を聞くことができて良かったです。話を聞いて感じたのは、国連ユースとして行ったとしても、私が思っていたよりも多くの仕事を任されて、自分から色々なアイデアを職員の方相手に出さなければならないということです。今回の経験は、自分の進路を考える上で役立つと思うので行くことができて良かったです。
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・今まであまり知らなかった国際協力についての理解を深めることが出来ました。特に、現役大学生の話を聞いて国際協力をより身近なものに感じる事ができ、将来には何か国際協力関係のボランティアなどに参加したいと思いました。視野も広げることができ、素敵なものを学ぶことが出来ました。
・私は今まで、大学でどんな授業を受けられるかをあまりよく知りませんでした。専門的なことを学べるとは聞いていたのですが、これほど実践的に、本格的に自分の好きなことが学べるとは思ってなかったので、驚きました。大学の授業を受けるのが楽しみになったし、反対に、それまでに自分のしたいこと、学びたいことを見つけないといけないと考えさせられました。
・去年とは違う学部の教授の方や学生さんの話を聴けて、とても良かったです。今日聴いた法学部での研究内容のお話はとても新鮮でした。法学部というと、弁護士や検察官になりたい人が集まっているというイメージがあったのすが、法学部にも種類があって今回きいた国際協力に関する講義は私が学びたいと思っていることと重なっていて、とても自分の将来を考えるいい機会になったと感じました。特に、国際協力と私たちは密接に関わっているという点がぐっときました。講義の内容も高校生の私にもわかりやすくて、すごく視野が広がったと感じました。
・国際協力は身近なところで例があるものから世界規模のものまで様々なことを意味するのだと知りました。途上国に行ってボランティア活動をするというのは私も外国に行ったことがあるので外国で働くなんて本当に勇気のいる事だなと思いました。今私は英語が好きだから勉強していますが、言語が外国に行くと働くための一つのツールとして使われているのだなと感じました。映画がきっかけで今の道に進んでいるというのを聞いて、私も早くしたいことが見つかるきっかけがあればいいなと思いました。国際関係のことにすごく興味があるので今後の進路のことを考えたりする上でとても参考にできることが沢山聞けて良かったです。
・国際協力をする理由と重要性について理解を深めることが出来ました。話をしてくださったのは、法学部で国際機構論や国際協力、紛争の平和的解決について研究をしていらっしゃる望月康恵先生でした。国際協力のあり方、赤十字の果たす役割、日本の他国への支援の現状などの、私たちの未来の生き方に大きく関わる、大変興味深い話でした。中でも心に残っていることがあります。日本は国債をかかえているので、他国に支援をするよりそのお金で借金を返すべきだ、という意見に対し、先生はこのように仰いました。種族や思想、宗教やお金に関係無く、倒れそうな人がいたら手をさしのべるのが人間の性だ。この言葉で私は様々な事に気付かされました。又、質問もできたので自分にとってとても有意義な一日にする事が出来ました。
・日本は借金が多いのに国際協力を何故するのかということについて、日本が災害などで援助が必要な時に世界からたくさんの援助をしてもらっているから、お互いに助け合うべきだということを学べた。ICRCという国際機関の赤十字のマークには、戦争中この旗のある場所は攻撃してはいけないというルールがあるというのを初めて知った。
学生の方のいろいろなボランティア活動やインドネシアでの活動の話を聞いて、自分も積極的にたくさんのことにチャレンジしようと思った。在学生の方は国連ユースプロジェクトに参加してインドネシアで現地の人と一緒に企画とか考えたと聞いてすごいと思った。
・今回話を聞けて、色々な事が法学部の中にもある事を知ることができました。関西学院は国際連合のことをすごく重視している、そしてそれが学生の意識の中にあるというのは、本当にすごいことだと思いました。先生の講義も、学生さんの経験談も今後に活かせそうなことばかりだったので、聞いたことをいかして大学や、学部を決めようと思いました。
・外国についての知識が深まったと思います。日本がどう外国と関わってきたのか、これからどう関わっていくべきなのかについての考えを深めることができたと思います。これからも視点を海外にまで広げて頑張っていきたいと思います。
・関西学院大学には初めて足を踏み入れました。校舎は綺麗で学生の方々も大人っぽいと思ったのが最初の印象です。そして、私が一番印象に残ったのが学生の方のプレゼンです。実際に海外で支援活動を行った時の感想を述べられていたので、とても実感することができました。発展途上国に行くことで感じられるものがあるというのも、行った人ならではの視点であって分かりやすかったです。大学生は時間があるから色々な事にチャレンジしたいという思いで、他の国に行ってみようとしたりする人が実際にいたので、自分の将来について考えさせられました。
・今世界でなにが起こっていて、私たちになにができるかということを色々学びました。関西学院大学に興味があったので、行けてよかったし、建物が綺麗で驚きました。学校自体の雰囲気や授業の後の食堂なども、すべてとてもいい印象でした。なにより先生や学生の皆さんが優しくしてくれて嬉しかったです。
・今回の訪問研修では二人の方の講義を受け、キーワードとなっていた「国際協力」ということについて知らないことだらけで、色々なことを初めて知り、考えることが出来ました。望月先生の講義を聞いて、国際社会における色々な機関や法などの詳しいことや定義などを知ることが出来ました。広義と狭義では意味が少し違ったり、その機関の存在は知っていたけど具体的な役割を初めて知ったりして、知っておくべきことが国際社会の中にまだまだたくさんあるんだなと思いました。
・私が今回の講義で印象に残ったことは、国際協力のあり方と教育は自由を与えるという点です。
世界への国際協力は本当に自分の友達に手を貸すことと根本的には同じことなんだなと思いました。私は、国際協力と聞くと、それをやろうとしている人はみんなものすごい覚悟とか志を持って、行動していると思っていました。しかし、そうではなくて、それが世界という規模で行われているだけで、全然構えてやるようなことじゃないんだと知って驚きました。
「教育は自由を与える」私はこの言葉に衝撃を受けました。なぜなら、私が教育と聞いて一番に考えたことは、やりたくないけどやっている義務感や、しんどいことなどだったからです。しかし、講義を聞いて、確かにそうだと納得しました。教育を受けていれば将来仕事にもつけるだろうし、学力が高ければ高いほど自分で選べる職業の数が増えます。私は、途上国での教育の必要性の理由についてはいろいろなことを聞いたことがありましたが、この発想は初めて知ったのでとても勉強になりました。
90分という短い時間でしたがとても多くのことが学べて、たいへん良い経験になりました。ありがとうございました。
・国際協力について講義を受ける前までは具体的にどのようなもので何をするのかあまり考えたことがありませんでした。また国際協力というものはあまり身近ではなく海外でのボランティア活動というイメージが強かったのですが、NPO法人やベルマーク海外助成財団等による物資の供給やインフラ整備というような活動を知ると自分が日頃リサイクルやベルマーク募金をすることによって間接的に国際協力しているのだと気付きました。日本はODAやNGOで世界有数の国際協力国だと知らなかったのでとても驚きました。日本では東日本大震災のときに沢山の国際協力を受けていたといい、その事から国際協力は各国との信頼関係、助け合いをもととして成り立っているのだと感じました。そして先進国と発展途上国との経済格差を埋めるためには国際協力は欠かせないと思いました。個人としては青年海外協力隊などの国際ボランティアに積極的に参加することで国際貢献ができ、まず自分で計画し実行に移すことがとても重要なことだと改めて学びました。
教員から:
望月先生の講義を通して、多くの生徒が国際協力の基本的な考え方ー困った時に助け合うーを理解したようです。また、法学部が扱う領域の広さについて認識を新たにしたようです。国連ユースボランティア経験者の学生の方からのお話は、高校生にとって次の世界である大学生活について意欲を高めるものとなりました。自分の将来について考え直す機会になったと書いている生徒も多く、この点でも有意義な研修でした。
関西学院大学様から:
生徒様にとって、少しでも国際協力に関する理解が深まるとともに、今後の学びの一助となればと思います。国際協力に関する印象の変わった生徒様もおられるようで、嬉しく思います。