【テーマ】 人にとって「仕事」「働く」というのはどういうことか
~若者・障がい者の就労支援および企業支援の現場から見えること~
【参加生徒から】事前にホームページやレポートを見て疑問に思ったことを質問できてよかったです。私が印象に残ったことはいくつかあります。1つ目は「人はなぜ平等なのか」ということをお話されていた時32代さかのぼっただけで世界の人口を超えるとおっしゃっていた事です。もし、38億年前にバクテリアが滅亡していたら今の自分がいないと考えると命の重さを改めて感じました。▶︎自分が本当は何をしたいのかとかが全然決まっていなかったけど、「経済って何?」のお話でその答えのようなことを教えていただきました。経済とは世をおさめ民を救うという意味で人々を幸せにすることでお金が動くことだと知りました。幸せを提供する仕事は残るというのもすごく印象的でその幸せを提供する糧にするために今勉強しているのだと知りました。私は自分が勉強があまり好きではなくなぜ勉強しないといけないのか疑問に思う部分も多かったのですが、お話を聞いて自分が今学んでることは自分の経験となり将来、仕事をする上での糧となることだと知りました。未来のことは自分が生きてきた中からでしか選べないから今のうちにたくさん勉強してたくさんのことを学んで、友達や知り合いに自分のことについて聞いてみたりして、自分がやりたいことを見つけられるようにしたいです。自分も高木さんのような困っている人々を助けられるような仕事に将来つきたいと本当に強く思うことができました。▶︎とても良い体験ができました。本当に有難うございました。
今回の研究で私は、経済とは世をおさめ、民を救うこと。そして人を幸せにするということだと学びました。これまでの自分の考えでは、学校には大学に行くために行く、仕事はお金を稼ぐためにするものだと思っていましたが、高木さんのお話を聞いて、考えが180度変わりました。学校に行く理由は将来誰かを幸せにするために準備をするためだということ。また、自分が生きてきた経験は自分しかしらない。そのため、自分のその強みを活かして社会に求められていることをする。それが企業することにおいて大切なことだと学びました。一日一日目標を持って取り組む、そして自分のできることを誰かのためにする。それが「働く」ことだと学びました。今回の研修で起業をすることなど、たくさんのことを深く学べ、同時に自分の成長に繋がることだったと感じています。この経験を周りの人間に伝え、共有し、今後の学業に活かしていきたいと思います。
私は研修をする前に、夢がまだ決まっていない中、学生のうちにできることを一つでも教われたらたらいいなと思っていました。▶︎お話を聞いて一番印象に残ったのは、経験の大切さです。何事も準備が大切で、経験は自分の強みにもなるなと思いました。また、この企業研修に参加するという経験によって経験が大事ということを学べたので、身をもって感じることができたし、もっといろいろな人の話を聞きたいなと思いました。▶︎テストのための勉強ではなく、自分の準備のための勉強というお話も強く印象に残りました。良い大学を目指すためでなく、その大学を行ってやりたいこと、目的を持つことが大切なんだなと思いました。あくまで通過点ということがわかったので、自分のやりたいことをみつけてモチベーションをあげることができたらいいなと思います。▶︎高木さんのお話はとてもよい経験となりました。ありがとうございました。
私は、働くということを生きていくための収入を得るためと考えていました。しかし話を聞いてから、働くというのはただ単に働くのではなく人が幸せになるために働くという新たな知識を得ることが出来ました。▶︎他人に流されたり他の意見に囚われず、自分の目で自分のやりたい仕事を突き止めていくことが大事だということがわかりました。自分のことは自分が1番知っているということを強くおっしゃっていて、自分たちよりも経験が豊富な方だからこその言葉で非常に信頼感がありました。▶︎「視点はグローバル、行動はローカル」という言葉がとても印象に残っています。自分もその言葉のような周りはしっかり見て、行動は基礎的なことからできるようこれからの人生を歩んでいこうと思いました。▶︎この経験は将来必ず役に立つと思います。▶︎本当にありがとうございました。
今回の研修で、「視点はグローバル、行動はローカル」という言葉が1番印象に残りました。探究の授業では規模の大きい問題を扱っているので、解決方法を見つけることは不可能だと感じることがありますが、身近なものから考えていけば良いと分かりました。また、起業家や障がい者の支援に共通点などあるのだろうかと疑問に思っていましたが、欠けているところを補うだけだと分かり、これはどんな人にも当てはまるのではないかと感じました。▶︎まだ高校生である私が仕事や社会について抱く疑問に対し、率直に答えてくださったので、今までの自分の考えとは違う新たな見方を知ることができ興味深い研修となりました。
僕は人は平等ではないとということにとても共感を得ました。実際生きていて平等という言葉をよく耳にしますが、ほとんどが平等じゃないと感じています。そこで人は対等であり、障がいの有無に関係なくみんなが対等であるということがとても心に残りました。これからはみな対等であるという考え方を尊重したいと思いました。そして、今回のお話で誤解が解けました。それは、大企業に就職すれば安定した生活が送れるということは必ずしも正しいわけではないということです。僕は常に大企業に入れと言われ続け、大企業=将来安泰だと思っていました。しかしそれは違い、たくさんの社会の裏側について知ることができ、とても感心しました。最後に、高木さんのお話を聞いて、将来の構図の枝が大きく増えた気がしました。そして物事を多様な視点から見ることでいままで気づかなかったことや、自分にとってメリットになることがわかるのだと気付かされ、とても有意義な時間でした。
起業家として何をするべきなのか、というよりも、そもそも「働く」とは何か、なぜ働くのか、のように根本的なところのお話を聞くことができてよかったです。他にも普段知ることができないような企業の現状も知ることができてとてもためになりました。そして、「障がい」はどの人にも起こりうることであり、「障がい者」は特別扱いするものではない 、というお話を聞いて自分の中に新しい価値観を吸収できました。
今回の企業訪問では起業家支援について、また、起業家と就職者との関係について学びました。江坂起業家支援センターでは起業したい障害を持った人の支援も行っておられ、起業するのに障害は全く関係無いのだとお話を聞いて感じました。私がお話を聞いていて印象に残っているのは「起業家の凸凹を埋めたい」というお言葉です。ピッタリの組み合わせを見つけることで起業家と就職者が良い関係になれるんだと思いました。また、人々を幸せにする為に働く。そのための準備段階が学校であると聞き、学校生活で学べることを大切にしていきたいと思いました。
私は、ホームページを読んで興味を持っていた起業に関する内容に心踊り、この企業訪問をとても楽しみにしていました。また、たくさん聞きたいこともありました。▶︎実際に会社を訪問させていただき、興味深い知識や新しい考え方を知り、とても充実した時間を過ごすことができました。また、事前に考えてて来た質問に加え、その場で浮かんだものにもとても丁寧に答えていただき、とてもためになりました。また、お話を聞いて新しい考え方も身に付きました。それらを生かしてこれからも起業や働き方について自分自身でも考えていきたいです。【引率教員から】
このセンターの代表の高木様は人と接する時は必ず対等な立場でいるそうです。これは、人は誰しも得手不得手があり、それは障がい者もそうでない人もみな同じだという考えが根底にあるからとのことでした。また、仕事は、自身が不得手なところを得意な人が手伝うことでうまくいくと考えられている。また働くとは人を幸せにすること(そのためにはどうすればいいのか準備するところが学校)。起業してうまくいかせるためには、こういった考えが大切であるとも話されていました。生徒が質問しやすいような雰囲気を作ってくださり、また、予めお送りしていた生徒の質問に答えながら進めていただきました。【江坂−起業家支援センター 代表 高木様から】
今年も1年生が多く、つい半年前までは中学生だった生徒さんの質問に答えながら「人にとって働くというのはどういうことか?」「なぜ起業家と障がい者の支援を行っているのか」についてお話をさせていただきました。研修に参加した皆さんの声もたくさん聞けて楽しかったです。感想を読んで、新しい考え方にふれても、それが真理であればすぐに吸収する柔軟性を感じました。これからも自分の目的や目標を大切にし、学校での学びを通じて、真理や本質を探究してほしいと思います。