【参加生徒から】
中西金属工業では、働きやすい職場を作るために様々な工夫をされていました。▶︎まず印象的だったのは、木目調のオシャレな部屋です。そこにはキッチンやテーブルなどがあり、普段コミュニケーションをとらない部署の人たちとも関わることのできる場所でした。くつろげる空間で、自由にミーティングもできるそうです。他部署の人たちと話すことで新たな考えが出てきやすいのだと思います。▶︎それから、始まったばかりのプロジェクトも紹介していただきました。社員全員がより働きやすい会社を作るために始まったそうです。4つのチームで構成されていて、それぞれのチームが会社の問題点を掲げてそれを解決するために活動されていていました。例えば、出産後や育児中の社員を対象としたキャリア支援チームでは、出産や育児についてのリーフレットを制作されているそうです。ここには役所への手続きの仕方や育児中の家事分担のこと、さらには妊娠を社員から報告された上司の対応の仕方なども書かれているそうです。こうして情報提供をしたり、上司の認識や意識を変えることを目的としているそうです。▶︎この他にも多くのことに取り組んでおり、出産後の女性社員の復職者や男性社員の育児休暇取得者の人数も増えています。中西金属工業は、性別関係なく活躍するために新しい挑戦をし続けている働きやすそうな会社だと感じました。
・まず一番最初に驚いたことは、会社のオフィスがイメージしていたよりもとても開放的だったことです。いつでも気軽に意見交換が出来るように工夫された空間が至るところにあり、実際にそこで話し合いながら仕事をしている方々を見て、対話できる環境をつくることは、あらたなビジネスが生まれるきっかけになっていると学んだ。▶︎今まさに中西金属工業で行われている『Next NKC PJT』は社員による社員のための環境づくりがされていて、時代の革新のような刺激を感じた。実際に子供のいる女性の方々が事務局で育児·子育てと仕事の両立ができるための運営をなさってたり、オフジョブで社員同士の親睦を深めるための企画をしてそれを仕事にも生かしたいという話を聞き、仕事が嫌なものではなくイキイキとできることは一番大切なことかもしれないと思った。
社屋の外観や、名前のイメージから、ガッチリした男の人がたくさんいたり、オフィスでは皆パソコンに向かってカリカリ仕事していそうな感じのイメージでしたが、全く違って、交流できるとても綺麗なスペースがあったり、オフィスにも皆さんが交流できる工夫がしてあって、とても驚きました。社員さん一人一人のことが考えて作られているとてもいい会社だなと思いました。私も将来仕事に就くならこのような会社に入りたいと思いました。とてもいい経験ができて良かったです。▶︎自分たちで同じ目標を掲げるグループを作り、その目標達成のため何をすべきか考えるなど、自分たちで色々なことを考えることを聞き、驚きました。
事前に中西金属工業CSR報告書を読んだとき、環境問題やダイバーシティー、働く環境づくりなど、今話題の課題にすごく前向きに取り組んでいるのを知って、すばらしい会社だなと思いました。訪問当日は、働く環境をより良くしていこうと活動している4つのチームの方からお話をしていただきました。現段階でも私のイメージにあった会社より、すごく働きやすいと思っていたけど、さらに皆さん自身で働きやすくしていこうとしていて、すごいと思いました。中西金属工業の方々と楽しく意見交流ができて、とてもいい経験になりました。
様々な事業部の方々が来てくださっていました。主に労働環境の改善についてのお話をしていただきました。今、会社が直面している問題に対して私たちの意見を聞いてくださったのには驚きました。学校でも会社でも同じですが、組織の中で何かを変えるのはとても大変だと思います。そんな中で矢面に立って少しでも現状を改善しようと行動している方々にお会いできてよかったです。この経験を生かして、自分から動いてみようと思います。
大阪市天満にある「中西金属工業」を訪れた。▶︎中西金属工業では女性活躍推進プロジェクトを2014年から行なっており、2018年からは本格的に「Next NKC PJT」を進め、女性活躍推進に取り組む出産育児のサポートをし、あらゆる社員がイキイキ働ける環境作りを出来るように努めており、プロジェクトのコンセプトを「主体性」とし、「社員の社員による社員のためのPJT」「声を上げ自ら実現する」ことを掲げ、主体性、行動力、創造力を発揮できるようにすることを大切にしているそうだ。具体的には、2008年から託児所利用制度を整えたり、2016年からは男性の育休制度を導入、また女性がキャリアアップを諦めずに会社に貢献するために、出産育児のリーフレットを作成し情報交換を行ったり、先輩社員の経験や意見を参考に自分の働き方を見つける情報共有を行なっているらしい。結果、2014年以降の復帰率は100%である。▶︎会社は現代的で、社員が自由に書き込めるホワイトボードや、自由に利用できるキッチン、自分のことを投稿できる(FACEBOOKのような)モニターが設置されていた。私は探究の授業で「女性が出産後も働き続けるには」という題について調べており、実際に様々なプロジェクトを進めている話や、結果を聞くことが出来て、探究を進めるにあたってとても参考になった。
私は中西金属工業という名前から金属関係の製品を作ってる工場のような会社だと思っていましたが、実際に話を聞いてみると、農業製品や、環境製品も作っていて驚きました。サッとミーティングができるテーブルや、集中できる個人テーブル、アイデア共有のできる掲示板があったり、コーヒーが無料だったり、オフィスが一続きにすることで他の部署とコミュニケーションを取りやすくしたりするなど、働きやすい環境づくりを積極的に行なっていました。
会社をよりよく、社員がもっと働きやすくなる会社を目指して何人かの社員によって作られたNext NKC PROJECTというグループの取り組みも盛んでした。グローバルチームやキャリア支援チームなど4つにチーム分けをし、社内の課題に対してそれぞれ具体的な解決策を出して実現しようとしていて行動力がすごいと思いました。私も将来就職したとき、より働きやすく、楽しく働ける会社づくりに貢献できたらな、と思いました。
当日は、会社内を案内していただいて実際に仕事をされている様子を見せていただきました。また、社内のいろいろな部署から一人ずつ集まって構成されたCSR担当グループの方たちがパワーポイントを使って、それぞれの部署での課題やテーマを高校生たちに投げかけ、ディスカッションをするという形で研修を進めてくださいました。
【中西金属工業 ご担当から】
皆さまのレポートについて、当日参加した当社プロジェクトリーダー達から以下のコメントがありましたので、ご紹介します。*こちらこそ貴重な体験ができました。彼女らの視野が少しでも広がったならばうれしく思います。*気づきの場を与えて頂いたと思っています、貴重な経験をさせて頂きました。有難うございました!*学生さんの視点から我々の活動内容や課題に対するコメントをもらうことができ、新しい視点での気付きをもらったことが面白かったです。CSR室としましても、皆さまと双方向でのディスカッションができたことが何よりの収穫でした。皆さまの益々のご活躍を祈念しております。