2019年11月12日火曜日

秋休み企業訪問研修2019_1. IDEC

《研修案内のページ》こちら

「秋休み企業訪問研修2019」レポート 1. IDEC
■参加生徒のレポート
>IDEC株式会社では男女平等はもちろん、育児休業からの女性の復帰率が100%だったり、男性の7割が育児休業をとっていたり、また、定時退社など、とても社員の生活に視点を置いている会社でとても勉強になりました。さらに、社内の公用語を英語にするなどといった進んだことを取り入れようとしているところがとても驚きました。本当にたくさんのことを学ぶことができてよかったです。

>働き方改革、ライフワークバランスの実現とグローバル展開というテーマでお話を聞き、社内を見学しました。働き方改革、ライフワークバランスなど言葉は聞いたことがありましが、あまり深く考えたことはありませんでした。しかし、お話を聞くうちに、女性が働きやすい環境、制度をととのえること、介護との両立、自分自身が健康であることの大切さを知り、働き方改革について深く理解することができました。IDECは、ライフワークバランス、働き方改革へたくさんの先進的な取り組みを行っており、実際に働く人からお話が聞けてとてもよかったです。


>IDEC株式会社は世界第三位の制御機器メーカーです。社内では女性の育児休暇取得率100%、男性70%、有給取得率70%などの数字がでており、本社内にはジムや、低価格の食堂があり、社員の働きやすさと健康が重視されています。また、ライフサポート休暇、ダイバーシティ採用、社内公用語の英語化などホワイトでグローバルな取組が盛んです。定時退社のための取組では、5時半にはパソコンの電源が落ちる、単純作業の減少など会社独自の方法を採用しています。

 本社の見学の際には、従業員の雰囲気も柔らかく、節電やペットボトルの使用禁止などとても素敵で、将来働きたい、理想の会社だと思いました。

>私はちょうど『探究』の授業で働き方について調べていたので、この会社はどんな働き方改革を行っているのかというのを従業員の方の生の声で聞くことができて、とても良い機会になりました。生活と仕事を両立しつつも、効率よく働けるようなそんな従業員思いの会社だなと思いました。
 また、働き方だけでなく、他にも様々なところで工夫をしている点があってとても素敵だなと感じました。こういった企業がもっと増えて、長時間労働やブラック企業などというものが当たり前にならないような社会を築いていけたらいいなと思います。

>IDEC株式会社では、定時退社や男性の育児休暇を普及させるための取り組みであったり、会社をグローバル化するために、2020年から社内の公用語を英語にするなどさまざまな取り組みが行われていることを知ることができました。

 今回の研修では、自分の武器となる何かがあってこそ社会に貢献できることや、コミュニケーションツールとして英語がとても大切なことなど自分にとって身近なことについてもお話を伺うことができて、もっと英語力を伸ばしていきたいと改めて思うことが出来ました。研修に参加できて良かったです。

>来年から社内の公用語が英語になるなどグローバル展開が進んでいて、お話はとても刺激になりました。また、働き方改革としての残業のなくし方でパソコンの電源が5時30分には落ちると聞いてとても驚きました。女性を含む沢山の社員が働きやすい環境が整っていて、将来はこのような会社に就職したいと思いました。貴重な体験ができて良かったです。

>今回の企業研修では、主に働き方と、グルーバル展開について学びました。IDEC株式会社は、まず社員をとても大事にしていて、どこよりもよりよい制度を早く取り入れている、進んだ会社であることが分かりました。そのため、子育てや介護などをしながら、仕事と両立できている人が多くいて、実際にその方のお話を聞くことができました。会社の整った制度を使うことで、両立しながら楽しく仕事されていました。

 具体的には、1日の4分の1の時間から有給休暇を取れるというものや、3歳児までを育てているお母さんの社員はプラス1時間出勤しなくても良い、というものです。3歳児を育てている社員の方は、毎日子どもの送り迎えをすることができていて、とても働きやすい環境だと話しておられました。

>IDEC株式会社への企業訪問は2回目でした。去年伺った際に、とても良い印象を受け、また、私の『探究』のテーマの内容をより深いものにするために今年も訪問させて頂きました。学んだことは、人の命を守るというコンセプトで働いていらっしゃるということです。非常用ボタンなどの普段触ることのないスイッチを触ることもできました。

 1番印象に残ったことは、大きくまとめるとライフワークバランスです。育児休業後の復帰率は100%、有給休暇取得率70%という高い比率があり、その背景には様々な両立支援制度が整っていました。例として、ライフサポート休暇という制度や、1/4日単位での休暇取得が可能になっていることなどが挙げられます。実際に多くの人がこのような制度を使って社員の方それぞれに合った働き方をされていました。学んだことを『探究』に活かしていこうと思います。

■引率教員から
 会社案内、働き方改革・ライフワークバランスの実現と人間性尊重経営についての説明、本校生からの事前質問へのご回答のあと、社内見学をさせていただきました。

 数多くの先進的な働き方改革の取り組みを詳しく知ることができました。改革が進んだことで、女性が辞めなくなったとのことでした。また、グローバル雇用が進み約7割が外国人であることに関してもお話いただきました外国人の社員とコミュニケーションをとる上で気をつけていることは、相手を思いやる気持ち。文化的・宗教的背景の違いを考える必要がある。外国人社員に「以心伝心」は通用しないので、主語と述語を正確に伝えるようにしている、とのことでした。

 千里高校卒業生の社員様からは、英語はこれから社会で強みになること、英語だけでなく+αの自分の強みをもつことの大切さをお話しいただきました。実際に英語を武器に活躍しておられる卒業生に会うことができ、大変参考になったのではないかと思います。

■企業のご担当からのフィードバック
 生徒の皆さんからのレポートありがとうございました。昨年に続き再度ご来社いただいた生徒の方もいて大変嬉しく思いました。今回、弊社のライフワークバランスやグローバル化の取り組みについてご紹介し、社内見学を通して会社の雰囲気を感じたり、子育てと仕事を両立している社員の話も聞いていただきました。

 社員の働きやすさを考えたオフィスや人事制度を知っていただき、このような会社で働きたいという声もいただいたこと、大変ありがたく思います。将来皆さんがライフワークバランスを保ちながら働くイメージを持つ機会になっていれば幸いです。

 貴重な機会をありがとうございました。またぜひお越しいただけましたら大変幸いです。