2022年3月25日金曜日

2022.3.19. WWL・SGH ×探究甲子園で2年生が発表

 
3月19日土曜日にWWL・SGH ×探究甲子園がオンラインで開催されました。全国のWWL参加校とSGH経験校から、事前選考を経て40校が探究活動のプレゼンテーションを行いました。

本校からは国際科学科2年の岩崎理乃さんと植杉英さんが1年間の課題研究の成果を英語で発表しました。タイトルは“Using Aluminum Can to Reduce Plastic”です。発表の後は金沢大学の先生からコメントをいただきました。


←画像をクリックすると大会パンフレットが表示されます。


発表を終えた生徒は感想を次のように書いています。紹介します。

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発表した内容は、2年の初めからずっと進めてきた探究活動についてです。最初にこの課題を選んだ理由は、ただ単純に動物が好きで、人間活動によって動物たちが傷ついていることに心を痛めたからでした。ペアの岩崎さんと1年生の終わりに探究活動でプラスチック削減が出来る「何か」に取り組みたいね、と話をし、運良く同じ講座になったためペアを組むことにしました。

最初は資料を集めてそれをまとめ、解決策を考案するのにとても時間がかかり、当初考案していた案も現実的に厳しいために見合わせたりなどしていたため、アルミ缶という案が出てくるまでに様々な問題に直面し、とても時間がかかりました。

調査を行うために校外の機関にコンタクトをとることも大変で、万博記念公園の管理を行っている方にメールでご連絡をし、夏期休暇中の日程を調節して、アンケート内容を絞り…などたくさんの行程があり探究活動を進めている実感が持てる反面、他の活動に割く時間が削られるなどハードワークだったなと感じました。

校内の学習成果発表会である「千里フェスタ」を2月に終えた後も、「探究甲子園」の準備を進めました。周りの人たちが探究活動を終えている中、追加の研究を行ったり、新たにスライドを作ったりなど時間との勝負でした。また、日本語で伝えるのも難しいのに、それを英語で伝えるという初めての試みで、緊張と不安を感じました。

実際に探究甲子園に参加してみて、他校の取り組みの凄さに圧倒されたり、コメンテーターの先生からの質問にきちんと答えられるか不安に思ったりしたところはありました。しかし、みなさん真剣に私たちの取り組みに興味を持って聞いて下さり、コメンテーターの先生から新しい情報をいただいたり、意見の交換をさせていただいたりすることができ、とても楽しかったです。私たちの行ってきた活動は大人から見ても興味を持って貰えるものなのだという達成感と自信に変わりました。発表後、千里高校の先生がたにもたくさん褒めていただき、大変だった作業も報われたと思います。

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初めに探究甲子園のお話をいただいた時、嬉しい気持ちの反面、私たちで大丈夫なのだろうかという不安の気持ちもありました。私たちには少し規模が大きすぎるのではないかと思いましたが、私たちでどこまで行けるだろうという気持ちが勝り、出場する決意をしました。そこからの準備はとても大変で、まず1次審査で40校に残らなくてはならないという高いハードルを超える必要があると知った時、なんで出ることにしたんだろうという若干の後悔を覚えた記憶があります…笑

でも当日、オンラインという形で出場し、見てくださった方々、コメンテーターの先生、一緒に出場した高校生に私たちの考えを広めることができ、さらに考えを深めることが出来たので、出場できてよかったと思います。この探究活動は絶対私一人では成し遂げられなかったと身に染みて感じています。モチベーションが下がってしまい、投げやりになっていた所を怒りもせず、ずっと傍で支え続けてくれるとても頼りになる相方がいて、活動をずっと応援してくださっていた先生方がいて、調査に協力してくださった方々、企業の皆様がいて、やっと形にできたと思います。

探究甲子園という大きなイベントに出させてもらったことを誇りに思います。ありがとうございました!