2019年2月11日月曜日

2019.2.9. 千里フェスタ「探究」研究発表 全タイトル

今回の「千里フェスタ」で発表した研究発表の全タイトルをご紹介します。
優秀論文は後日本校SGHホームページに掲載いたします。


探究
課題研究「探究」では,「人権」「労働」「環境」「教育」「グローバリゼーション」の5つのテーマの講座にわかれて課題研究を進めています。

「人権」
「なぜ『屠殺(とさつ)』は私たちに身近なものではないのか」
「シングルマザーと児童虐待の関係は」
「どうすれば児童虐待を減少できるか」
「貧困世帯にいる子どもと普通の子どもの成績の差をなくすためにはどうしたらよいか」
「長時間労働をなくすためにすべきことは」
「元受刑者が社会復帰するためには」2-1鈴木陽太
「母親が子どもを愛することは“当たり前なのか”」
「出産後も女性が働き続けるためには」
「日本において安楽死は合法化されるべきか」
「マタニティハラスメントを解消するためには」
「少年法は“甘やかし法”であるのか」
「貧困による子ども虐待をなくすためには」
「性暴力における男性被害者を救うためには」
「『ちびくろサンボ』絶版から考える黒人差別を解決するためには」
「過労による自殺をなくすためには」
「最期の在り方を選択できるようになるには」
「子どもの幸せを守るためには」
「障害者雇用促進法は問題のない障がい者雇用対策か」
「見た目問題」
「ひきこもりを社会復帰させるには」
「女性が働きやすい社会を作るには」
「在日韓国・朝鮮人への差別をなくすには」
「報道被害をなくすには」

(労働)
「長時間労働の悪循環」
「千里生が『働くこと』に対して積極的な見方を持つためにはどうすればよいのか」
「成果主義とは」
「パートタイム労働者に課せられる処遇問題と対応とは」
「スウェーデンと日本の育メン」
「障がい者雇用~安心して仕事ができるために~」
「過労死とその対策」
「ブラック企業」
「なぜ現代日本の女性は仕事と育児の両立が難しいのか」
「日本が労働先進国のような働きやすい国になるには」
「女性活躍後進国」
「ブラックバイトによる学生の被害を減らすには」
AIの利用によりおきている問題、見えない未来の労働環境」
「インドにおける児童労働」
「雇用形態と幸福の関係とは」
「最近の若者は本当にいけないのか」
「労働にとっての睡眠の重要性」
「中間管理職と心の健康」
「宝くじで一生暮らせる分のお金が当たったとしても、働きたいと思える職場を作るには」
「過剰な自主規制を引き起こした原因について」
「職場における女性の在り方とは」
「企業でAIを有効活用するには」
「より良い賃金制度へ進むには」
「少子化のなか、なぜ先生は多忙なのか?」

(環境)
「聴覚障がい者の交通問題~梅田駅がディズニーリゾートから学ぶこと~」
「高校生のネットいじめはなぜなくならないのか」
「子どもを孤食から解放するとともに地域を活性化させるにはどうすればよいか」
「大阪湾のプラスチックごみの原因と対策とは」
「外国人労働者が働きやすい環境を作るには」
「コンビニの24時間営業は本当に必要なのか」
「起立性調節障害の生徒へのサポート環境をどのように整えていくべきか」
「学生アルバイトの労働環境」
「イリオモテヤマネコを絶滅の危機から守るにはどうすればよいか」
「女性が辞めずにすむ会社づくりとは」
「日本の非正規労働者の待遇を改善するには」
「和泉葛城山のブナ林を守るために」
「犬猫の殺処分数を0にするために」
「航空管制官の勤務環境は整備されているのか」
「長時間労働を改善するには」
「日本の過疎地域対策とは」

(教育)
「小学校から英語を教科化して行うことは必要なのか」
「メディアリテラシー教育の在り方」
「通信制教育と教育課題」
「ゆとりですが何か」
「日本の教員は働き過ぎ?」
「学習の質を高めるために」
「病気の子どもと兄弟の不安」
「どのように日本語と向き合うべきか」
「学費が無償になる?」
「部活動に意味はあるのか」
「学習塾は本当に必要なのか」
「勉強をどうとらえるべきか」
「奨学金問題」
「小学生に英語は早いか」
「教師の長時間労働の原因と改善方法」
「日本の小学校教育に英語はいらない?」
「飢餓地域における食育」
「音楽教育のメリットとは?」
「子どもの手本」
「体罰問題の改善について」
「勉強がしたくなる講座」
「高齢者の体力向上には何をすべきか」
「いじめの現状と解決策」
「待機児童~ゼロへの道~」
「体罰は×(バツ)!」
「ケニアの初等教育の質を上げるにはこうすればよいか」
「スリランカと日本の比較から生まれる最適な教育」
「ブータン王国の教育から見る日本の教育」
「『千と千尋の神隠し』から見る思春期の子ども」
「日本の子どもたちを解放せよ」

(グローバリゼーション)
「どちらのワンピースを選びますか?~児童労働をなくすには~」
「広告に見られる人種差別を撤廃するには」
「海洋汚染を解決するには」
「チャドの貧困の原因と解決策とは」
「グローバリゼーションはアイデンティティーを消失させたのか?」
LGBTの人々が暮らしやすくするには?」
「宗教に対する一方的な嫌悪をなくすには?」
「イギリスのEU 離脱から考えるグローバリゼーションの課題とは」
「本当に英語は必要なのか」
「自動車産業の現状から見える課題と解決策とは」
「フェアトレードは本当にフェアなのか?」
「グローバル人材を育成するには」
「外国人労働者の受け入れ現状と難点」
「なぜ日本のファッション業界は海外に進出しないのか」
「中国における飢餓と経済格差の実情と解決案」

TOEFL探究~
TOEFL探究では,TOEFL iBTに必要な四技能の習得を目標とし,様々なトピック(社会問題や専門的な分野)を学ぶなかで,総合的に使える英語を身につけます。放課後に公開プレゼンテーションを行い,発表力を養っています。今回は20名の生徒が自分の興味のあるトピックについてリサーチし自ら分析した内容を英語で発表します。
How to Reduce the Number of NEETs
The Effects of the Japanese Women’s Diet
The Decline of Face to Face Communication
Gender Discrimination at Japanese Companies
Junior High School Graduates and Poverty
Art Education in Japan
Overcoming Language Barriers
Improving the Working Conditions of Technical Intern Trainees
Immigrants and Their Families
A Comfortable Life for Orphans in Japan
Internet Dependence of Students
Discrimination of Sexual Minorities
Is Japanese Education Truly Good for Us?
Closing the Digital Divide
Improving Education in Hospitals
Supporting the Lives of Poor Children in Japan
English Education in Japan
The Effects of Poverty on Child Education
Motivation for Studying and Getting Good Grades
Volunteering for Tokyo 2020?

2019.2.9. 千里フェスタ 保護者の皆様へのアンケートから


千里フェスタ公開日には211家庭から参観においでいただきました。
今回の発表会についてお書きいただいたご意見・ご感想から主なものを紹介いたします。


<発表全般について>

1.      子供が将来何をしたいかにつながる、いいきっかけだと思います。今後も続けて欲しいです。
2.      頃の探究の成果を見ることができました。普段学校での様子を知る機会がないので、またいろんな議題について見られて良かったです。
3.      各々の興味を追求する良い取組であると感じました。
4.      社会に出る前の高校生がこのようなテーマに取り組んでいることに対し、企業の管理職としてとても興味を持ち、頼もしく感じました。現実にはもっと複雑な課題が多くありますが是非将来の役に立つ機会にしてください。
5.      発表内容を見て興味を持ったものがたくさんありました。テーマをこんなにも考えることのできる高校生にびっくりしました。
6.      どれも見たいと思ったので同じ時間に複数重なっていたのが少し残念です。
7.      ただ勉強をして知識を得るというのではなく、今の自分たちに必要なことを学び、これからの自分たちに必要な学びを考えるいい機会だと思います。また、自分の得た知識・学びをただ持っているのではなく活用する場になっていると思います。まさに、社会人、生きる力を育む活動になっていると思います。
8.      前向きに実験に取り組んでいる姿勢が伝わってきた。失敗しても原因を突き止め改善していく努力が良かった
9.      自分たちで研究を進めていくことで、考える力、自主性が伸びる可能性を感じました
10.    子供が大変だと言っていましたが、友達と協力し合い知的な好奇心を研究していく取組は社会に出ていく中で必要な力で、素晴らしい取組だと思います。
11.    参加してくださったコメンテーターのご意見は大人としても参考になるものでした
12.    講評の先生方のお話、とても感じるところがありました
13.    学会のような雰囲気でした。講評する方がいたのが特に良かったです。
14.    生徒の成長ぶりが素晴らしい。発表がおもしろい。
15.    勉強や探究だけではなく、それを発表することがより良い経験になるので、とても良いと思います。人に対してのプレゼン力やコミュニケーション能力を養うのは通常の授業だけではとても難しいので続けていってほしい取組だと思いました。
16.    自分で決めたテーマについて時間をかけて問いを見つけ調べていくことで生徒にはなかなか得難いものがあったのではと思いました。
17.    テーマに対して、しっかり調べて発表できていて、驚きました。発表時もゆっくり聞きやすく発表できていました。大学生にするような探究・発表する機会があることは良い経験であり、続けてほしいと思います。
18.    文化科のテーマについては現在の社会問題を題材に取り上げ、非常に興味深く視聴させていただいた。高校生視点を理解する良い機会になりました。
19.    科学科のテーマについてはPDCAと仮設・検証の解析、分析の基本がしっかりと実行され分かりやすかった。それぞれのテーマを継続的に引き継いで研究していってもらいたい。
20.    広範囲の知見を持つこと、気づき、一つのテーマに集中して解明していく力、その過程は社会に出てからの基本になるため、この取組で体得した物を普段の学校生活でも活用できるように指導していってもらいたい。
21.    娘が発表していましたが、弟も千里高校を目指して頑張らせたいと思います。
22.    一つのテーマを取り上げて研究した経験が十代でできるのは貴重だと思います。詰め込み式の学習ではなく、このような学習機会を与えてくださり、ありがたいです。
23.    一人一人が自主性を持ち、楽しく、自然に取り組んでいるのが感じられました。
24.    いろいろな器具・薬剤を使い、自分たちで考え、結果を出す。子供が楽しんで研究していた意味がわかりました
25.    様々な経験ができ、自分の意見・意志を持ち、高校で貴重な体験ができることを羨ましく思います。ありがとうございます。
26.    学校の学習と合わせて、社会・環境・世界のことなどに気持ちを向ける取組は素晴らしいと思います。
27.    生徒の皆さんがそれぞれ決めたテーマを一生懸命調べて、最終的にみんなの前でプレゼンするレベルまで完成しているのがすごいと感心しました。
28.    受験に向かって勉強させるだけではなく、学習の動機づけにつながる様々な体験をさせていただき、普通科にはない魅力ある学校生活を送っていると思います。
29.    初めて見ました。子供たちがグループでプレゼンをしている姿は頼もしかったです。
30.    学年全体にアンケートを取るなど、積極的に調査もされ、考えもまとめられ素晴らしいと思いました。
31.    一生懸命に質問に答えている生徒さんの姿が印象的でした。
32.    発表に至るまでの過程・発表ともに良い教育だと思います。研究だけでなく、パワーポイントを使いこなせ、堂々と発表する姿は素晴らしいです。
33.    課題に対する調査はよくできており、ポイントを押さえた発表ができている。もう少し自分の思いを出せばもっと良い
34.    研修に参加するだけではなく、しっかりと発表できる場があることは良い。
35.    大学で勤務しています。来週まさに博士前期の修士論文発表会があり院生2年がPPTと紙の要旨集の準備をしています。今回見せていただいたのはまさに大学でやることと同じスタイルです。将来への準備をこの段階で経験できるのはすごい財産になると思います。
36.    発表の場を持つことは、とても刺激になり、自信にもつながるのではないかと思い、とても良いと思います。
37.    英語力にも驚かされました
38.    日頃の勉強・スポーツに加えて自主的な研究をして良い高校生活をしていると思いました。
39.    高いレベルで研究しているのでびっくりしました。発表後も続けて研究していくというのを聞いて、是非ともその後の成果について聞いてみたいと思いました。
40.    よく耳にする社会問題より知られていない問題が面白かった

NY研修の発表について>

1.      発表者それぞれが刺激を受けて学んできたことがよく伝わった。単に海外に行くということにとどまらない素晴らしい研修だと思った。
2.      多様性を学べたと語っていたことが印象的でした。彼女たちの将来が楽しみです。
3.      我が子はいろいろな経験をさせていただき感謝しているが、SGHSSHの研修をご存知でない保護者もおられる。もっと生徒や保護者に広く知らせてほしい。

<提案>

1.      質疑応答の際にあえて保護者に質問や感想を聞いてみたら議論が深まるのではないかと感じました。
2.      発表の持ち時間をもう少し長くしてもいいのではと感じました。
3.      プログラムの説明文の横に時間と場所を書かれていたらわかりやすかったです。
4.      もっと生徒・先生で話し合い、深めたものにしてもらいたい。

5.      興味のあるタイトルばかりなので、土日2日間か1日かけて分けて聞けたら良かったです。当日内容を見て移動するにも時間が短かったです。