2018年8月2日木曜日

2018.8.2. 夏季Glocal Fieldwork研修 ー参加者は何を学んだのか?

▶︎参加生徒の声−アンケートから紹介します。


Q1 あなたの「世界」は、どのような点で広がりましたか。
1.       日本の問題にしか目を向けていなかったけど、今回の研修に参加して、世界の問題について知れたので、国際的課題に目を向けようと思った。
2.       身近にモスクやコリア系の学校があるのだなと思った。
3.       KISの人達の交流で、夢ややりたいこと、考えなどがしっかりしていて、自分も深く考えることができた。
4.       宗教、国、言語など、自分が知らないことを新しく知っていくことができた。
5.       日本人としての考え方だけで判断するということではなく,色々な視点立場に立って、物事を考えるということを理解した。
6.       実際に世界に出て働いている方に会うことができ、自分の夢だったものが一歩現実に近づいたように思った。
7.       今までの特定の国や宗教に対する見方は自分の主観が中心だったが、その国や地域に関わる人の主観も視野に入れられるようになった点。
8.       今まで知らなかった宗教や様々なルーツを持った人々や権利のことを知ることによって、今まで見てきたものが少し違う見え方をした。
9.       イメージとか想像とか第一印象で人の性格や国籍を決めてしまうのは良くないことだと思った。色々な国の人と関われたのが良かった。
10.    実際に国際的に活躍している方々の話を聞き、その考え方に共感ができた点。
11.    今まで知らなかったこととか、知ろうとしてこなかったこととかにも興味を持つようになった点。偏見を持っていたことへの偏見がなくなった点。
12.    今まで、軽い気持ちでぼんやりと「留学したいな」と考えていたけれど、今回の研修をきっかけに、本気で留学をしたいと思うようになった。あと今までだと、アメリカなどメジャーな国しか頭になかったけど、沢山の国を知ることで、視野が広がったと感じた。

Q2 あなたが生きて行く上で「勉強になった」と思うことはどんなことですか。
1.       世界には色々な人がいて、共存している。→互いに尊重しながら、視野を広げることが大切。
2.       自分の持つ権利を知ることもできた。
3.       ネパール語で名前を書けるようになった。
4.       “自分がやりたいこと”について深く考え、それに向かって行動するべきこと。
5.       人は様々な意見、考えを持っているので、偏見やうわさなど人の意見に流されないようにしないといけないということを特に勉強できた。
6.       イスラム教はテロなどのイメージが強く悪い印象が強かったけど、話を聞いていたらイスラム教が悪いわけではなかった。
7.       自分の意見、意志を持つことはすごく大切なことだと気づきました。
8.       海外にルーツを持つ高校生から話を聞けたこと。
9.       世界には様々な立場の人がいて、様々な宗教を信じている人がいることを知れてどの人々にも同じ権利があるということ。
10.    自分にある人権を知るべきだということ。ボランティアなどに自ら行っている人を見て、挑戦してみることの重要性を学んだ。
11.    イスラム教についての知識が知れたこと。
12.    何にでもチャレンジする心が大切だということ。
13.    偏見を持たないで、自分から色々知ろうとすること。
14.    積極的に、失敗を恐れないで沢山チャレンジしたら良いということ。
15.    今回の研修でモスクに行くまでイスラム教はちょっと危なくて、悪いイメージしかなかったけど、ガラッと印象が変わって、すごく良い方向に考えが変わった。自分が体験し、学ぶことは大切だと思った。

Q3 グローバルに活躍する人が備えるべき資質について、あなたの考えを書いてください。
1.       固定観念にとらわれずに「知ろう」「学ぼう」とする心。
2.       国によって人々の文化が違うということを理解し違いを受け入れること。
3.       体を丈夫に。お腹を崩しやすくない人。
4.       相手を尊重すること。沢山話し合って、様々な人の意見を取り入れること。
5.       少数派の意見に耳を傾けること。様々な状況を考え、対応策を編み出すこと。
6.       リーダーシップを持ち、他人の意見を考え、聞き、まとめられる。
7.       言語+αの力をつけている人。
8.       自分とは違う文化を受け入れることができ、積極的にコミュニケーションをすること。
9.       色々な人たちと出会い、考えなどを交換する。自分の意志をしっかり持っていて、人に影響を与え、与えられたりするが、流れることはない人。
10.    今ある問題について正しく理解し、その現状を広く知らせることができる資質。
11.    私が考えるグローバルに活躍する人は、他人のことを理解する姿勢を持ち、受け入れる人だと思う。そして他人を理解するにはその人を知ろうとすることが大事だと思った。
12.    何事にも挑戦する勇気のある人が、グローバルで活躍していると思う。
13.    国際問題を解決しようとする志。
14.    自分のやりたいことができるようにする英語力。
15.    様々な宗教や国について正確な知識を身につけ、偏見や差別という考えを少なくさせるよう行動すること。
16.    色々な立場の人間を知る。
17.    チャレンジ精神や責任感。周りのことへの関心。
18.    色々な視野とか、自分の意見をはっきりと持っていること。
19.    コミュニケーションがとれること。
20.    自分の意志や努力次第でリーダーは務まる。

2018.8.2. 夏季Glocal Fieldwork研修 3日目を実施しました。

〜日本・大阪(地域社会)における多様性について学び、  国際社会の一員になるには何が必要なのかを感じ・考えよう!〜  


3日目のプログラムは… 

1) 「ダイバーシティーって何だろう?」ワークショップ   
       ①ダイバーシティー・クイズ   
       ②「言葉が分からない」体験   
       ③ロールプレイ「大阪観光に出かけよう!」  
2)「国際社会の一員になるとは?」グループワークでの発表準備  
3) グループ発表  
4) 発表へのフィードバックと講義「グローバルリーダーとは?」  
5) 各グループ毎に学習報告の作成  

でした。   


1) 「ダイバーシティって何だろう?」ワークショップ

①ダイバーシティー・クイズ 

ダイバーシティーに関するYes/Noクイズをしました。「世界では学校は4月から始まる国・地域が多い」「大阪市には外国籍の人口が20%以上の区がある」などの質問に参加者は迷いながらも自分の思う答えの方へ移動していました。  日本には外国にルーツを持つ人がいることを再確認する活動です。

②「言葉が分からない」体験 

「もしも知らない言葉の国で地震が起こったら」というシュミレーションゲームをしました。 言葉が分からない体験を通して、日本にいる日本語があまり分からない人たちに対してどう接すればよいのか、それを考える前提として世の中には多様な人が暮らしていることを想定しなければならないということを体感する活動です。

③ロールプレイ「大阪観光に出かけよう!」

参加者全員はある役割(高校生・留学生・おばあさん・耳の聞えない人・車椅子に乗っている人など)が与えられます。その中からリーダーを決め、大阪の観光プランをグループメンバーと話し合いながら考えました。 車椅子に乗っている人や耳が聞えない人が楽しめそうな場所、食べ物の好みや宗教上の配慮などを考えながら、みんなが楽しめるのはどのような場所だろうかと創意工夫していました。様々な人の立場になって意見を聞き、それをまとめる大変さを体験しました。

2) 3日間をふりかえって  

各グループで「国際社会の一員になるとは?」について、3日間をふりかえって考えました。出された意見は、マグネットシートに書き出していきました。


3) グループ発表「国際社会の一員になるとは?」

・グループの話し合いを通して高校生でさえ自分と意見が違うことを感じた。 
・世界に出るともっと違う。違いを受け入れられることが大切 
・佐藤さんの話を聞いて思った。何事も失敗を恐れずチャレンジすることが大切 
・KISやモスクに行って、知らない事がたくさんあるとわかった。知ることが大切  
...などの意見が出ました。


4) フィードバックと講義「グローバルリーダーとは?」

元国連女性開発基金(現UN Women)職員の三輪敦子さん(ヒューライツ大阪所長)に、国際的なリーダーに求められる資質について、グループ発表へのフィードバックも含めて、ご自身の経験を紹介しながら話していただきました。  
参加者を勇気づけ、元気が出るメッセージをいただくことができました。




主な内容を紹介します。
  • 自己紹介…民間企業に勤めた後、次第に女性問題とアジアの関係に関心を寄せるようになり、英国で「ジェンダーと開発」について学ぶ。様々な場所で人権活動をする。
  • 何に貢献したいか?…マララさんやUN親善大使エマ・ワトソンさんのスピーチを紹介。
  • 日本社会の最大の問題は?…少子高齢化とジェンダー問題(ジェンダーに基づく偏見や不平等などの問題)。男女の格差を示すジェンダーギャップ指数が日本は114位!年々下がってきていることは先進国の中でもひどい結果。
  • 三輪さんの世界への貢献…2018年、”The future is feminist”と題したWomen 7に参加。この会議での成果を日本に広めることが世界への貢献のひとつ。物事を進めるにはリーダーが必要。リーダーは仕事を通じて作られる→誰にでもなれる!リーダーシップを育むには失敗から学ぶ。
  • 21世紀型リーダー…トップダウンではなくボトムアップ。コンセンサス重視。ここにいない人のことを考える。
  • グローカルに考え行動する…何をしたいのか常に考えて行動する。夢がかなわなくても時間はかかっても追い続けて欲しい。
  • 国際的リーダーに求められるもの…好奇心・常に学ぶ心・繊細さ・広い視野・相手の立場に立って展開を見通せる想像力・何をすればいいかを構想できる創造力・それを実現できる調整力

5) グループ毎に学習報告の作成

グループで分担してこの3日間で学んだことをまとめています。このまとめを使って、10月から始まる課題研究「探究基礎」の最初の時間に、今回の経験をクラスで報告します。




▶︎「参加生徒の声」はこちらから。