2020年5月29日金曜日

2020.6.4. 今年の課題研究「探究」は、オンラインでスタート

COVID-19の影響下で迎えた2020年度、本校国際文化科2年生の課題研究「探究」の授業は学年初めからオンラインでスタートすることになりました。
もちろん生徒同士の交流やその場での意見交換はできませんが、意外と課題研究とオンラインは相性がいいように感じます。

探究の授業の基本的なサイクルは、

・教員によるスケジュールの確認と作業課題の提示
→生徒の作業
→レポートの提出および他の生徒との共有
→レポートへの教員・他の生徒からのフイードバック
→次の課題

というものです。

これが、1週間ごとに課題を提示して週の終わりに提出を求めるという本校の休校中の学習サイクルにすっきりはまりました。

また、他の生徒のレポートを授業時間という制約なしに自分のペースで読むことができます。教員も、コメントを口頭ではなく文字にして伝えることができます。これも時間に追われることなく行えます。(その分、かなりの時間を掛けることになってしまった教員もいましたが)

本校で主に使っているオンラインプラットフォームはECC IntersectionとGoogle Classroomです。
探究では後者を利用しましたが、
両方とも、例えば、
・先輩の論文のうちから関連の深いものを選んで読んで参考になったことをまとめなさい 
・NHKの「総合的な探究の時間」のビデオ教材を参考に研究テーマに関する情報を図として整理し、その写真を提出しなさい
といった課題の提示や回収が容易にできました。回収した課題の管理も簡単で、オンラインの方がいいかもしれないと思ったほどです。

さて、6月から徐々に授業が再開します。これまでできなかった顔を見ての発表や研究パートナー探し、調査計画の相談を始めていきます。

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参考:2020オンライン進路説明会①本校の休校期間中のオンライン授業について動画20分)