〜未来を見据えて今の学びに取組み、頼もしい地球市民となってくれることを願って〜
「1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)の席上でコフィー・アナン国連事務総長(当時)が提唱し」、「2000年7月26日にニューヨークの国連本部で正式に発足」しました。
「現在(2015年7月時点)では世界約160カ国で1万3000を超える団体(そのうち企業が約8,300)が署名し」、活動を展開しています。
UNGCに署名する企業・団体は、
<人権の保護>、<不当な労働の排除>、<環境への対応>、<腐敗の防止>に関わる10の原則に賛同し、
その実現に向けて努力を継続することを宣誓、実施、報告します。
■本校は、この10原則への支持を表明するとともに、具体的には次の2点を掲げて10原則に貢献することとしています。
1. 将来における最善の実践を進めるための新時代を築いていく考え抜かれたリーダーシップ養成のために、SDGsに深く関連した地球的課題に関する教育プログラムと授業を生徒に提供すること。
2. 生徒による研究成果を発表・公表することを通して、様々な人々が持続可能性について学ぶ機会を提供すること。
■これまでもGCNJ(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン)参加企業の協力で、生徒が企業を訪問して社会的責任に関わる取組みについて研修を受けさせていただいたり、教員が勉強会にオブザーバー参加させていただいたりしていました。
今後はさらにこれらの連携を広げ、2017年4月に再度指定を受けたSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組みにも活かしていきたいと考えています。
<人 権>
原則1: 人権擁護の支持と尊重
原則2: 人権侵害への非加担
<労 働> 原則3: 結社の自由と団体交渉権の承認
原則4: 強制労働の排除
原則5: 児童労働の実効的な廃止
原則6: 雇用と職業の差別撤廃
<環 境>
原則7: 環境問題の予防的アプローチ
原則8: 環境に対する責任のイニシアティブ
原則9: 環境にやさしい技術の開発と普及
<腐敗防止>
原則10: 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み