2017年8月10日木曜日

2017.8.8-10 大阪大学大学院国際公共政策研究科Future Global Leaders' Campに国際文化科2年生7人が参加しました。

このキャンプは、高校生対象の研究合宿です。全国から参加した高校生と混成の班に分かれ、大学の先生方と大学院生・大学生の指導のもと、グローバルな課題について3日間で、現状の把握から解決の提案までの研究を行い、2日目に中間発表、最終日には最終発表を行います。

今年の研究テーマは、「内戦が公式で対等な和平に向かうためには」「日本の貧困を解決する」「中国におけるPM2.5の対策をすすめるには」「パキスタンの女子の識字率を向上させる方法」「日本の食品ロスをなくそう」といった内容でした。

一昨年、昨年に続き、本校からも多くの生徒が参加しました。大学近くのホテルで合宿しながら、知的な特訓を経験してきました。

これまで同様、研究というものの厳しさに触れ、意欲ある他校生に刺激を受け、大学院生・先生方から多くのことを教わった3日間だったことが感想から読み取れます。

本校教員も同時期に行われていた「探究学習指導者セミナー」に参加させていただき、最終発表を参観してきました。発表後のお話の中で、ゼミ生を指導してこの合宿を運営してくださった松繁教授は、理想論の危険性、反対意見や疑念を排除しないことの大切さなどについて語られ、また、発表後の質問という「愛の鞭」に参加した高校生がひるまず答えていたことを評価しておられました。

最終発表の様子と、感想・後輩へのメッセージを紹介します。

<感想・後輩へのメッセージ>
 ・参加する前は、楽しいキャンプになるんだろうと思っていました。しかし、実際参加すると、想像以上にしんどくて、自分たちで問題を考えるという最初のステップから難しかったです。高校での『探究基礎』(課題研究の基礎を学ぶ1年時の科目です)の活動とレベルが全然違って本当に難しかったけど、その分、たくさんのことを学べました。
 また、年齢、住んでいるところも違う新たな仲間が学校外にもできて、本当に充実した合宿でした。たくさんの人に参加してほしいと思います。
3日間の成果を発表します。
・自分のこれまでの研究がいかに甘かったか、論理的でなかったかを痛感しました。今学校で行っている研究も2月の校内発表会までに、もっと論理的にし、仮説検証を繰り返そうと思いました。合宿中、ファシリテーターが各班について下さり、様々な課題解決の方法を示唆していただけたのが良かったです。

・参加していた高校生の多くが意識の高い人々で、その人々の中には、自分なりに国際問題について考えたり、実際に活動したことがある人にも出会うことが出来ました。いつもの高校生活ではあまり出会うことの出来ないような刺激的な出会いを経験することが出来ます!

・国際問題はあまり身近ではないと思いがちですが、実際には身近に関わっていることもよくあると改めて感じました。今、国際問題に興味を持っている人も持っていない人でも、参加する価値は必ずあると思うので、挑戦して参加して下さい。
中間発表からの進歩が評価されていました。
・スライドの作り方などの基本的な事柄から議論の進め方まで、広い分野の新しい知識を得られたので参加して良かったです。また、大阪大学の学生・大学院生・先生がたと接することができ、新鮮でした。

・ハードなスケジュールでしたが、得るものが多く、充実した3日間でした。グループ別にテーマを分けて研究できたことが良かったと思います。

・大学生や大学院生、そして他校の高校生と共に勉強できるという環境はとても貴重で、また、知識量の多い方々と交流できたことはすごく良い経験でした。
 色々な県から来た人と話せたのは楽しく、また、大学院生や先生方からたくさんのアドバイスをいただき、とてもためになりました。有意義な3日間でした。

発表後は、質問をメモし、答えます。