2024年3月6日水曜日

2024.2.3. 大阪大学への留学生12人をコメンテーターに迎えました。

 

 本校の年度末学習成果発表会「千里フェスタ」、今年度は最終日の「探究」・「科学探究」の発表に大阪大学への留学生12人にコメンテーターとして参加していただきました。


 出身国は、キューバ・イラン・ペルー・台湾・中国・ロシア・韓国・パキスタン・ラトビアと多彩でした。大学での専攻とは離れた内容の発表にも入っていただき、母国との違いや母国の例を紹介していただいたり、研究者として発表の良い点を指摘していただいたりしました。

 留学生の皆さんからは、いい勉強になった、いい交流になったと言っていただきました。
本校生にとっても良い機会になったことが次のような振り返りの言葉から読み取れました。

  生徒の感想から:

「考えつかないような視点からの意見があって文化によって見ている視点が違うなと感じた。 」

留学生のコメントを聞くことで、新たな視点を持つことができた。これからは色んな視点から物事を見れるようにしていきたいなと思う。」

自分の発表をした際にいたトリリンガルの留学生の方が他の国では不登校という問題を聞いたことがないとおっしゃっていて、世界ではそれぞれ違う問題を抱えていると改めて感じることができた。また、他の人の発表を聞いて日本と他国のつながりを感じることができた。」
留学生の方からテーマが面白いというコメントをいただき嬉しかった。」
「留学生の人からもまとめられていてよかったと言ってもらえて嬉しかった。 」

「日本の問題が、海外にも共通点が多いことが分かった。」 

留学生のコメントから、国によって問題への考え方に違いがあるんだなと思った。日本の価値観も大切にすべきだけど、他国の価値観や考えも知ったうえで問題を解決してこそ、ほんとうのグローバル化につながっていくのではないかと感じた。」 

留学生のコメントを聞いて着眼点の違いを感じました。」

「ロシアは泥地が多いので、泥電池の研究は、大いに役立つと言っていたのが、印象に残った。 」

「日本しか知らない自分からしたら世界がどんな感じなのか知ることができた。 」 

留学生のコメントも、たしかに気になるなと感じることが多くて、その質問に対して答える発表者も格好良かったです。」
「留学生が日本語を使いこなしながらちゃんとしたコメントを残しているのに一番感心した。」 
「留学生の方は、自分の理解が深くない分野であっても自分にできる質問をしていて、自分も見習わなければならない姿勢だと感じた。 」

「席が近かったため留学生の方と話すことができとても有意義な時間を過ごすことができました。 」


さらに詳しい報告書はこちらから 

この取り組みは、大阪大学国際教育交流センターのご協力と三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しました。