2024年3月10日日曜日

2023年度 国際文化科「探究」振り返り(2) 進路希望や将来計画への影響

 

2023年度の国際文化科2年の課題研究「探究」の最終回に、振り返りのアンケートを行いました。

この記事では、「進路希望や将来計画への影響はありましたか?」への生徒の回答をご紹介します。

まず、「影響があった」という趣旨の生徒の回答はどんなものだったのか、ご紹介します。

  • 「こういう社会問題を解決するために、こんな商品があったら良いのではないか」と自ら考え、提案する面白さを知ることができたから、商品企画の仕事にも興味が湧いた。
  • 1年間探究をして、研究は進むべき道がわからなくて悩むことが多かったけれど自分たちの行動次第では色々な問題へのアプローチがあることがわかったので「研究」というのは面白いと知ることができた。将来は機会があったらぜひ研究に積極的に取り組みたいと思った。
  • グローバルな課題を解決したいとより感じるようになった
  • このテーマで探究に取り組んだことで、このテーマの分野に興味を持った
  • この一年間、探究活動において研究や、調査の段階で大変だったことも多かったが、結果的に自分たちが興味を持った課題について調査するのは楽しかったし、それの解決にあたって自分たちが動いていることが実感できてよかった。この課題発見能力と考察力などを生かしていきたいと思い、大学では社会学を学びたいと考えている。
  • プラスチックごみはこれからも増えていくと思うし、生きていくうえでつきあっていかなければいけない問題なので、プラスチック削減を周りに訴えるなどして少しでも削減に近づけたいと思う。
  • もとから法学部法律学科の志望だったけれど、大学に入って法律について学び、政治学とは違う観点からもう一度政治参加について考えてみてもいいなと思った。
  • もともと服が好きだったのでアパレル関係の仕事に付きたいと思っていたけど、服の現状や自分たちはどうしていくべきなのかがわかったのでよりその気持が強まった
  • 一つのことをほり下げていくことの楽しさが分かった
  • 研究の結果を生かしていろいろな人とかかわっていきたいです。
  • 影響はなかったが、興味は広がった
  • 元々、自然現象とかに興味があってこのテーマを選んだ。いろんなことが相互に関わっていて改善策を見つけるのは難しかったし、実際、高校生が一年で解決できる問題ではもちろんないけど、こうやって一つ一つ考えてやっていくのは楽しかったから、自分の選択肢の幅も広がったかなと思います。
  • 元々社会学に興味があったが、様々な社会課題を知り、更に興味が深まった。進路の決定にはそれほど大きな影響は及ぼさなかったが、探究での経験は大学やその先の進路において大きな自信につながると思う。
  • 今まで大学について考えたことはあったが、その大学にいる教授の研究題材やゼミなどを調べたことはあまりなかったのでこれから大学を決めていくときにその要素も参考にしようと思った
  • 今回の研究を通して、教育学の深さが分かり、将来、また教育について研究することがあれば、そのとき活かしたいと思いました。今回つけた知識は、教養として身に着けていきたいです。
  • 今回校則問題に問題に対して取り組んで、現代社会で起きている身近な問題に対して興味を持つようになった
  • 私の探究のテーマは動物の殺処分の中でも、愛玩動物の殺処分をテーマにしていて、愛玩動物の場合は人間の心理が大きく関わっていそうで、もし大学で研究をする機会があれば、人間の心理と動物に関係とかそんな感じのことをしたいと思った。
  • 私は現在商学部志望なので食品ロスとそこまで接点はないが大学生になったら食品ロスに関わるボランティア活動などをしていきたいと強く思った
  • 私は子どもと関わる仕事に付きたいので、不登校をテーマに探究をしたことによって教育のあり方や子供の心理についても考えることができてよかったです。また、論文の書き方を学んだり、積極的にいろんな課題解決に取り組んだことがこれからの大学生活等様々な場面で活かせると思いました。
  • 私は文学部で歴史を学びたいと思っていて、調査をしている間すごく楽しかったです。様々な論文も読むことができたので、私の探究は私自身にとってすごく価値のあるものでした。
  • 自分たちが行った研究はこれからも日本社会で根強く残る課題だと思うので、この研究を研究だけで終わらせずに、他国などと比較しこれからも考察し続けたいです。
  • 社会の問題に興味がありその解決策を知りたい、考えたいと思い千里高校に入学したが、今はこの考えるという行為自体が楽しいと感じている。入学前は探究に対して国際社会で活躍できるくらいの知識を身につけるためにすること、と考えていたが、今はこのような学び自体が好きで続けていきたいと考え、学術研究者の道も候補として考えている
  • 社会学、国際系に進みたい。世の中のあまり注目されていないが課題である部分を見つけ出して解決策を考えることができるようになりたい。探究を通して課題を見つけ、それを解決するために調査などをする実践力を少し培うことができた。
  • 社会学などに少し興味が出た
  • 社会福祉士や家庭支援専門相談員がいるなど探究がなかったら知らなかった
  • 社会問題がより身近に感じられたので、もっと自分にできることはないか考えたときて大学で何を学ぶか意識したいと思った。
  • 将来に直接的な影響はなかったけど、、街で自分が探究してたものや関連するものを見て、もう一度行動してみようと思うかもしれないし、興味関心を持ち続けられると思う。
  • 将来の職業は今回の研究テーマとあまりかかわりが少ないものになるかもしれない、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)ですが、子供をメインに触れ合っていきたいと考えているので、いつか使えるかもしれません。
  • 将来は食品関係の仕事に就いて、今回の探究で学んだことを活かしていきたいと思います。可能であれば、不可食部への取り組みを行っている企業で探究の取り組みを活かしたいです。
  • 将来は文章を書くことがメインの仕事をしたいと思っているので、文章構成の仕方や言葉遣い、表現の工夫を学ぶことができて、文章を書くときに気をつける部分などの参考になった。また、もし大学で論文を書く機会があったときは今回よりもより良く、文章をできるだけわかりやすく書けるように文章構成を勉強したいです。
  • 将来は放置竹林についてもっと色々な人に知ってもらうためのボランティアとか参加してみたいなと思った。
  • 将来も子供や教育に関する道に進みたいと思った。
  • 将来直接ジェンダーレスコスメに関わるような仕事に付きたいとはあまり思っていませんが、今後ジェンダーレスという見方考え方を持って生きていきたいと強く思います。
  • 森林破壊に興味を持つようになった。大学などで同じような研究をする際には今回の探究活動を活かしたい。
  • 先生になりたいので今の現状を知るのが大事だと思います。
  • 千里フェスタでも思ったが科学探究のほうがとてもおもしろそうで文系のようなものは自分に合わないと感じ、文系進学はしたくないと思った。
  • 前々から学んでいきたいと思っていたことと近い内容を学ぶことができたので、より大学での勉強が楽しみになった。大学ではこのような内容を一人で研究で行うという不安と楽しみがあります。
  • 大きな変化はないですが、とても自分のためになったし将来の視野が広がった
  • 大学では海外留学をする予定なので、海外留学後に視野が広まった状態でまたこの課題を考えたいと思う。
  • 大学でも絶滅危惧種を保護する団体にボランティアなど何かしらの形で関わりたいなと思った。
  • 探究活動をしていくと世界の問題にたくさん気づけました。一年生のときに習ったサプライチェーンがどんな探究テーマでも繋がっていると感じ、自分はこのグローバルな環境で何ができるだろうと考えられました。一生懸命練習すると良い成果が得られると知りました。
  • 男女格差や、女性の孤立など、今現在日本で大きな課題となっている課題の分野により興味を持った。大学に進学しても、このような課題に自分から探究できるような視野を持ちたい。
  • 地域の人々がどのようなコミュニティーを形成しているのか、自分の地域についてとても興味を持ちました
  • 中間発表で来てくださった大学生の方が、自分たちの研究に活かせる心理学や統計学の専門の教授について教えてくださり、その方の研究に興味を持った。自分が一番興味のあることは、探究内容とは異なることなので、進路希望にはあまり影響はしなかったけれど、1年を通して、たくさんのことに関心を持てた。
  • 特に意識はしていなかったのですが、探究発表をするにあたってその内容の大きな成分として歴史を入れ込んでいました。やはり私は日本史が好きなんだなとここで確信しました
  • 特に影響はなかった。しかし、もともと海外への進路に興味があったが、日本と海外の男女差別の違いが明らかになったため、より興味が湧いた
  • 日本人の英語が話せる人があまりいないが、今後の英語教育とそれによる結果が気になります。また、将来小学生に英語を教えられるようになりたいです。
  • 不登校の子たちの居場所はまだまだ少なく、大人側がもっと理解して支えることが大切だと思ったので、私も子供を支えるうちの一人になりたいと感じた。

この他、「身についたスキルや考え方が将来、大学や仕事で役に立ちそうだと思う」という趣旨の回答もたくさんありました。ご紹介します。
  • 探究を進める中で悩むことがたくさんあったけれど、どうやって進めていくかを考えたり、他の方向性を考慮したりして取り組んできたので、前よりは多角的に物事を見ることができると感じた。進路希望や将来計画を決めていくうえで活かすことができると思った。
  • 1年間の探究を通して、計画を立て物事を進める力がついたと思う。この経験をいかしたい。
  • この1年間の探究活動自体が高校生のあいだに経験できた特別なことの1つになったと感じているので、これから探究活動を進路に活かしていきたいなと考えます。
  • この一年間で学んだレポートのまとめ方、話し方、身に着けたものを将来的に役立てていきたいなと思います。
  • スライドを発表使った発表に少し慣れることができた。論文のような長い文章を書けるようになった
  • レポートの書き方や、スライドの工夫の仕方やどれだけ根拠を持って説明できるかという力が身についたこと。また、期限まで発表まで、一生懸命、相手の立場に立ったりして、やり抜くことができた。
  • レポートやスライドの作成についてを早いうちから知ることができた。
  • 影響があるのかはわからないけど、今までにしたことがない探究という授業をペアの人と一緒に真剣に取り組むことはとても貴重で有意義な時間になった。大学でどんなことをするかはまだあまりわからないけど、たくさんの人の前で発表したり、アドバイスをもらってそれについて考え修正していくことはこれから先どんなことにでも役に立ちそうだと思った。
  • 影響はあまりなかったですが、大学で行う研究はどのようにするのか今の段階から知ることができたのは非常に良かったです。
  • 会社でのプレゼンなどに役立てそうだと思った。
  • 関わりはないが、課題について論理的に考える力がついたと思うので活かしていきたい。
  • 研究したことをレポートにまとめたり、発表する能力は大学生になったときに必要な力だと思うので、高校生のうちに経験することができてよかった。
  • 研究テーマと希望の将来はあまり関連していないけれど、どの業界でも通じるような考察力、発表、論文の書き方、計画性などが身についてよかったと思う。
  • 研究の経緯を説明するうえで、自分の考えをいかに相手にわかりやすく伝えるか、伝えるにはどの順番で説明したらいいのか、など論理的に考えれるようになったと思う。
  • 今の自分の生活にあったお題で探究したおかげでこれから生活するうえでの重要な考え方を築けた
  • 今回の活動で暴力を奮ってしまったり、なにか問題を引き起こしている人にはその人にもなにか大きなものがのしかかっているのではないかと考察できた。もちろんどんな問題でも加害者が悪いのは確かだが、それを強引に押さえつけるのではなく被害者と加害者どちらへもケアや手助けが必要でそれは医療にも関係があるとわかった。なのでこのことを念頭において将来へ活かしたい。
  • 今後も、作文や面接はもちろん、普段話すときも論理的思考や様々な観点から物事を捉える力は生かされると考えられるため、これからももっとその力を磨いていきたい。近い目標である大学入試の小論文も、探究の授業で培った論理的に考えることや論文を書く際に気を付けることを意識しながら臨みたい
  • 私はペアの子が気になることを一緒に調べていく形で探究を行ったので進路などに影響することはないけれど、ビジネスのように知らない大人の人と話したりメールを書いたり論文を書いたりという経験は、大学生になった時、子供でなくなった時に誠実な行動を取る糧になると思う
  • 視野を広く持つということは今後の私の人生でよい影響を与えてくれると思います。
  • 自分たちでテーマを考え、自分たちでリサーチし、考察し、レポートを作成することが自分にとってとても良い経験になりました。自分たちで流れを完成させるということは将来何かの役に立つと思います。
  • 自分で考えて、調査をしたりレポートをまとめたりできたことが将来に役立つと思う。
  • 自分の志望学部と研究内容に直接的な関連はなかったけど、レポートの書き方やわかりやすいスライドを作ってそれを使って人前で発表する力などをつけることができたと思う。論文やプレゼンは大学に進学してからもする機会があると思うので良い経験を高校生のうちにできた
  • 自分の進路にはあまり関係がない研究内容だったけど、興味のあったことを調べられてよかった。また、この研究で得た経験は大学の研究や社会人になった時の仕事でまた必要になってくると思うので、高校生のうちに経験できてよかった。
  • 主に竹について調べましたが、竹製品を調べるうちに他の植物などでプラスチックの代用ができるなど環境に関わることに以前より詳しく慣れたので少し環境に興味が湧いたのと同時に現実のきびしさも感じました。今できていないことに疑問を持って調べるとそれなりに現実が難しい理由もあるのでむやみやたらに文句だけ言わず解決方法の助けになることを考えられるようになりたいなと思います。
  • 将来、会社で自分の企画を提案するときの練習になった
  • 将来、論文などを書く際に、探究で行ったことを生かせそうだなと思いました。
  • 将来どこかでのプレゼンなどの練習になったと思う
  • 進路希望や将来計画が変わることはなかったけど、大学生や社会人になったときにその課題の解決になにかの形で関われたらいいなと思った。
  • 先を見通して今行動するべきことは何か考える力がついたと思うので、これからの将来役に立てばいいと思いました。
  • 大学でのレポートや卒論の練習になったと思った。将来同じようなことを行う時、情報を集めるのをもっとスムーズにできると思った。
  • 大学に行ったときに調査の仕方や、論文の書き方が生かされると思った。自分たちが考えた案を提案したときに相手側になにか利益はあるのか、自分たちは以降何がしたいのかまで考えていかなければならないので、このような計画性を将来働いたときに活用できたらいいなと思う。
  • 大学に行って、将来はプレゼンなどの発表や、調査を行うときに、この探究活動で学んだ経験を活かしたいです。
  • 大学のレポートなどにも活用できる。
  • 大学のレポートにこの探究で学んだことを活かしたい。
  • 大学の研究では、基礎研究をしっかり固めて、論理的に進めたいなと思った。
  • 大学の卒論に生かせるとおもった。
  • 大学へ行ったときには、論文を書くときに役立つと思う。将来仕事でプレゼンをする際にも役立つと思う。
  • 大学時に書く論文を探究でイメージだけだが理解する事ができた。この探究のテーマは大学で学びたいことに直接的に関係するとは言えないが、社会問題の現状を知ること、対策を考えることや当事者の意見を知って、今学びたいと思っている学問は一般的にはこうだけど、社会的に支援が必要な人や専門家等色々な視点だったらどうなんだろうかと考えるきっかけになった。
  • 大学生になるうえで、とてもためになることをたくさん学ぶことができたので、生かして頑張っていきたい。
  • 大学生や社会人になってもこの貴重な経験が様々な面でいきてくると思う。将来こどもができたときには今回探究してことを活かして育児に励みたいと思う。積み木は与えたい。論理性が磨かれたと思うから何か調べるときや考えるときには論理的に考えたい。
  • 直接の進路や将来計画への影響はあまり感じませんが、課題を設定してからの向き合い方、何が問題なのかを考え、どのように解決していくのかを「考える」力が身につきました。さらに、自分の考えを相手に伝える情報発信力、文章力も身についたと思います。これらは大学に進学しても、就職してからも活かせる力だと思います。
  • 直接的な影響はないと思うが大学でするような活動だったので、他の学生よりもアドバンテージにはなったと思う。また、自分で課題を見つけ自己解決する力は様々な場面で必要になるはずなので、その練習ができてよかった。
  • 直接的な関わりはなかったが、この探究活動で考える力がついたと思う
  • 特に影響はないと思います。ですがこの探究で調査の仕方や発表の仕方などを学ぶことができ、それは将来の自分にとっていい経験だったと思います。
  • 特に影響はなかったです。しかし、これから社会に出るにあたってプレゼンなどはとても力になるなと感じました。
  • 問題を見つけ、解決しようと思うきっかけになりました。
  • 論文の書き方や外部調査方法を学べたので卒論やこれからの仕事に役立てると思う。
  • 論理的に考えることや客観的な意見を取り入れることは大学生になったときなど様々なところで活かすことができると思います。