2018年4月22日日曜日

2018.4.21-22 大阪大学大学院 国際公共政策研究科 第4回国際公共コンファレンス「待兼山会議」


2018年4月21日、22日に大阪大学大学院国際公共政策研究科 第4回国際公共コンファレンスが行われました。本校からは、3年生の二人が参加させていただき、『探究』の授業で行なった研究を発表しました。二人の発表タイトルは、『飢餓で苦しむ人をなくすために』(森井さん)と『どうすればフェアトレードの商品を普及させることができるか』(村木さん)でした。

国際公共政策研究科の玄関で
課題研究『探究』に取り組んでいる国際文化科2年生全員に呼びかけたところ、今年も二人が応募してくれたことを喜んでいます。チャレンジ精神を誇らしく思っています。
そして、大阪大学国際公共政策研究科の先生がた、そして大学院生・学部生の皆様から指導をいただいて、多くのことを学ばせていただいたことに感謝しております。
我々指導する者は、校外での発表を、自分たちの指導に対しての通知簿のようなものでもあると考えています。参加してくれた二人が書いてくれた「反省点」を今後の留意点として活かし、指導を充実させていきたいと思っています。


二人に、参加しての感想と後輩へのメッセージを書いてもらいました。紹介します。

森井さん:
今回この阪大のコンファレンスに参加したきっかけは、私が1年生の時に部活の1つ上の先輩が、関西学院大学で探究のポスター発表を行っていたことです。自分が探究したことを発表できる場があるということを知り、自分自身が2年生に上がって探究を行い、このコンファレンスの紹介を受け、私も挑戦してみようかなと思いました。
今、発表を終えて率直に思うことは、自分の準備不足と力不足です。私は飢餓を大きなテーマとして探究していく中で、貿易と経済に因果関係はあるのか、またあるならどのような因果関係であるのか、を示すことを1番大きな課題としていました。千里フェスタでの探究最終発表では、貿易と経済の因果関係を示す論文を提示することができ、発表を見てくださった先生がたや添削してくださった大学院生の方の納得を得ることが出来ました。しかし、今回のコンファレンスでは、審査員の方々に、私の示したハイチの経済に関するデータのバックグラウンドについて指摘され、私の論理と全く逆のことを示すデータであるというコメントをいただきました。正直、私としては得られた情報に絶対的な信頼を置いてしまっていて、その情報のバックグラウンドを見るということをしていませんでした。今回、コンファレンスに参加して得られた最大の教訓が、この「情報のバックグラウンドを見る」ということ、「情報を疑う」ということでした。
あと、私の発表にも、他の方たちの発表に対しても指摘されていたことに、情報の使い方、その情報が本当に言いたいことが示せるデータであるのか、ということがありました。このことについても私はその部分の詰めが甘く、自分の力不足を痛感しました。発表が終わったあとも、審査員の方々が色々とお話してくださいました。それは、「この社会の中で力を持つ国家や組織はそもそも善であるとは限らない」ということでした。そして、国家や組織にとって都合のいい部分だけを拡大した情報が出回っているため、このことを示す情報を知るのは難しい、ということでした。ヴァージル・ホーキンス先生が、「現代がそのような環境となっていることが1番の問題だ」と仰ってくださったことが、今回のコンファレンスで最も印象的なことでした。
2日目の全体発表会では4組が発表を行い、質疑応答でも審査員の方々からの厳しい質問が飛んでいました。それでも発表者の方々は、戸惑うことなく、自分の考えを応答として述べていました。それだけ熱心に研究されてきたんだなと感じ、また同時に自分の準備不足も痛感しました。正直なところ、厳しいご指摘をいただいて、心が少し折れそうになったことも事実ですが、それよりも得たものは大きく、今はただチャレンジしてみて良かったなと感じています。

村木さん:
《自分の研究について》
私はフェアトレードがあまり知られていない日本でどうすれば普及させることができるのかについて探究していました。具体的には、フェアトレードに関心が高いと言われているイギリスやドイツとの比較を行いました。また、企業訪問研修の機会を利用して、フェアトレード商品を多く取り扱うヒロコーヒーの社長からお話を伺い、事例研究をおこないました。そして研究のまとめとして、いま私たちに何ができるかということを考え、学園祭などでフェアトレードに関する情報を伝えつつ、商品を販売することを提案しました。これにより自分の周りの人を巻き込み、若い世代から認知度を上げて行くことができると考えました。他にも、ヒロコーヒーのようなフェアトレード商品を取り扱う企業が増えれば、消費量を増やすことができ、フェアトレード商品を普及させることができると考えました。
《勉強になったこと》
大学の先生や大学院生の方から、発表に対して直接コメントやアドバイスをいただくのは初めてで本当に貴重な体験ができたと思いました。また、他の生徒のプレゼンを見ることで、いろいろな考え方を知ることができました。他の生徒に対してなされたアドバイスからも、そんな見方があるのか、今後このようにスライドを作ったらいいのか、どういう流れで発表を組み立てるべきなのか、などたくさんのことを学ぶことができました。
私は懇親会にも参加しました。大学の先生や学生のかたと話すことができ、私の研究内容であるフェアトレードについて調べきれなかった部分を教えていただくことができたり、大学生活の話を聞いたりと、とても有意義な時間となりました。また、福岡県、北海道、愛媛など、遠方から来た高校生とも交流し、意見交換することができて、本当に楽しかったです。
2日目は、1日目の分科会ごとに選ばれた優秀な研究発表を、大ホールで見ることができました。選ばれた生徒たちは、研究の内容、プレゼン能力、質問への受け答えのスキルのレベルが、本当に高く圧倒されました。
閉会式では、松繁先生やヴァージル・ホーキンス先生から全体へのメッセージをいただきました。この中で研究にとって大切な次のようなことを学びました。
・一つのスライドで言いたいことを一言で伝えられるか確かめてみるということ(ワンスライドワンメッセージ)
・本当に自分の結論が正しいのかを、仮説を立てて追求した上で、どこまで調べることができ実証できたのかーつまり自分の研究の限界を伝えるということ
・勝手な考えや見聞きした情報を鵜呑みにせずいろいろな視点から世界をどれだけ客観的に見られるかということ
・利害関係や因果関係を考えるということ
《反省していること》
コンファレンスに応募する時に、まず2000字の論文を送りました。このあと、出場合否の通知と同時に個人的にアドバイスをしてくださいました。それをもとに論文を作り直し、パワーポイントをつくり再び送りました。このときに、探究の講座の先生と相談を何度もし、試行錯誤を繰り返す必要があったと思っています。大学の先生から、「大学院生の発表に対するのと同じレベルでコメントをする」と事前に言われていましたが、研究の不十分なところを厳しく問いただされ、戸惑ってしまい冷静に対応できませんでした。また、発表原稿の作り込みが不十分だったために言いたかったことをうまく話すことができなくて悔しい思いをしました。
また、他の生徒がどんな内容のプレゼンをするのかの予定が事前にわかるので、少し調べておけばよかったなと思いました。多少知っている内容のプレゼンを聞く方が全然知らないものより、納得し、楽しんで聞くことができたからです。
《後輩の皆さんへ》
この2日間を通して、出場して実際に発表するのはもちろん、発表を見るだけでも大きな価値があると思いました。ぜひ今後も千里高校の生徒がこのコンファレンスに出場してほしいと思います。


第4回国際公共コンファレンスについて詳しくはこちらへ→ https://ouconference2018.wixsite.com/ou-conference

2018年3月30日金曜日

「探究」千里フェスタ代表発表の要旨と英文要約 | Summaries of Project Research by representatives for Senri Festa in English and Japanese

2年生の課題研究「探究」の各講座から1グループが千里フェスタで代表発表を行いました。この代表発表の要約を紹介します。こちらをご覧ください。

At Senri Festa, our presentation meet, one group from each of ten Project Research classes present their research as representatives. Click here to read the summaries of their researches.


 2017 年度 課題研究「探究」千里フェスタ代表発表
1.     TPP の挫折から考える日米 EPA の在り方とは?
What do you think of EPA between Japan and the US based on the setbacks of TPP?
2.     LGBT の労働環境を改善するには
To improve labor environment for LGBTs
3.     開発教育によるグローバル人材育成のための教育
Education For Global Leaders By Development Education
4.     小学校での外国語活動は必要なのか
Is it necessary to learn a foreign language at elementary school?
5.     男女平等に家事をするためにはどうすればいいのか
What should be done for wives and husbands to share housework?
6.     「ワンオペ育児」知っていますか?
Do you know
ONE OPERATION CHILD CARE?
7.     両親が協力して子育てをできるようにするにはどうすれば良いのか
How Can the Parents Cooperate with Child Care
8.     児童虐待の負の連鎖を止めるためには
Stopping the negative chain of the child abuse
9.     アメリカ第一主義政策の及ぼす影響への最良の対策とは何なのか
What is the best practice to the effect of America first policy?
10.  私たちにできること ~高校生がファストファッションを動かす!?~
      What can we do? ~High school students change the fast fashion!?~ 

2017年度の活動記録・実践報告冊子・論文集を本校SGHサイトに掲載しました。

こちらのリンクhttp://www.osaka-c.ed.jp/senri/sgh/report.htmlからご覧いただけます。

国際文化科卒業生からのメッセージ

この春千里高校国際文化科を卒業し、神戸大学国際人間科学部グローバル文化学科に進学が決まった方に、本校での3年間・SGH研修・大学をどう選んだか・今後の抱負について、後輩へのメッセージとして書いてもらいました。紹介します。

《千里高校での3年間》
私は千里高校に入学してからの三年間、モチベーションの高い周りの仲間や先輩方、そして先生方からたくさんの刺激を受けました。三年間を通じて、高校に入る前から自分がやりたいと思っていたことや高校で新たにできた英語の資格試験合格などの目標に向けて努力できたと思います。

《SGH》
また、秋休みの企業・大学訪問、大阪大学フューチャーグローバルリーダーズキャンプ、ニューヨーク研修など、SGH関係の研修にはできる限り参加しました。今までアメリカ以外についてあまり興味がなかった私にとっては、発展途上国でボランティア活動をしている企業や大学生のお話や、他のSGHの生徒とのグループプレゼンテーション、多様性についてのワークショップ等を通じて国際問題の解決やそれらの問題に対する意識を高めるために活動していらっしゃる方々が身近にいることを知ることができました。また、自分から積極的に考えや学んだことを発信する事の大切さも改めて知ることができたし、自分でも発信できることはあるのではないか、と考えるようになりました。

《大学選択》
志望大学を決める際、千里高校での経験を活かしながら、自分が興味のある国際関係学などの学問をより高いレベルの生徒と共に学べる大学に進学したいと思いました。また、私は中学校の頃から大学生の間にアメリカに留学して、自分の限界に再挑戦したいと思っていたので、留学制度が充実した大学を探しました。

迷走の末、私がやりたいこととマッチしたのが神戸大学の国際人間科学部グローバル文化学科でした。この学部では全学生が在学中に一度は留学しなければならず、なおかつ留学しても四年間で卒業ができるという点が魅力的でした。また、理系・文系を超えた多彩なカリキュラムがあり、文化混交論等、国際関係学と社会学がミックスしたような幅広い学問に惹かれました。

《今後について》
志望していた大学に合格した今、大学では千里高校に在籍していた三年間以上に自ら様々な機会を活用できるように主体的に行動し、自分の世界を広げたいと思っています。これまで千里高校で鍛えられた探求心やプレゼンテーション力に自信と誇りを持ち、三年間の貴重な経験を最大限に活かし、大学で新たな経験を積んで、自分を高めていきたいと思います。

2018年3月27日火曜日

2017年度版「千里高校SGH構想と取組の概要」パンフレットができました。

◀︎画像をクリックするとPDFが開きます。














ニューヨーク研修(Jan,2018)レポート

2018年1月に実施したニューヨーク研修に参加した生徒のレポートを紹介します。
研修のメインテーマはDiversityとInclusionですが、自分の生き方について考える機会ともなったことが読み取れます。
The Town Schoolで
ADLのオフィスで

メディア企業ViaComの会議室で

《What we have learned in New York | ニューヨークで学んだこと》

I have found many hints about how to live my life from now on.
I learned many things on this trip to New York, and this experience was very good for me.
On the first day, we mainly listened to our guide’s explanation about New York while we traveled around the New York City on the bus. Our guide told us historical background of many places and famous constructions. During this process, I was very surprised that the cityscape clearly expressed the gap between the rich and the poor, which was wider than I expected. For example, there was some trash in the area around the apartments for people who have poor wages. I was surprised at that because we can only find urban or rural area in Japan.

Also, we went to Ground Zero at which 9.11 took place. This memorial park was built at the urging of the victims’ families. When I heard this, I thought it was a great effort. I felt the strong hearts of people aiming to tell younger generations about the 9.11 terrorism, the negative history of America. I thought that we had many earthquake disasters in Japan, so if Japan builds monuments artistically like Grand Zero, visitors from other places can learn what happened in the area.
On the second day, we met Ms. Eva and had a look around the Town School. Its facilities and devices were wonderful. Also, I changed my stereotypes a lot because of the story that Ms. Eva told us. I thought diversity meant the difference of gender or race and that it exists only in abroad, such as in the States. However, it was a misunderstanding. I was told that there are many diversities in Japan because diversity meant not only visible things but also invisible things, such as personality, dialects, habits of the area and the habits of family. Understanding the meaning of diversity was a good experience for me.
Next, we went to the Tenement Museum. We learned the hard situation of immigrants at that time. For example, a Jewish immigrant family had to carry the buckets of heavy water up to their room because running water was not available. Also, when I heard the story of an Italian immigrant family, I learned that their descendants still lived in New York. I was really impressed with the fact that thanks to the immigrants who faced many difficulties, their descendants can live happily now. I thought that the treatment and life of immigrants have changed in a big way at the present compared to the past.
On the third day, we could not go to the United Nations because of the heavy snow, which reached to my knee, but we visited Mr. Numata, who worked for the United Nations and heard his story. What I was most interested in was his story about future possibilities. He did not work at United Nations at first. He did another job before getting this job. Until hearing this story, I had thought that I would get only one job and keep doing it until I become old. So, I was shocked and impressed by his story, and I almost cried. This becomes a somewhat personal story, but I have two dreams. A realistic dream and a big one. The big one, “to become a space exploration researcher” requires high abilities in mathematics and science. So, I gave up the dream. However, after hearing his story, I recognized that my possibilities are not only one, and I can challenge myself to do what I want to do whenever I like. Also, I was given bravery and my ambition increased. This special experience was a
very good opportunity which related to my life.
On the fourth day, we visited ADL and took a training program. One of the most interesting things was about “micro-aggression.” It means discrimination through words or behavior done unconsciously. For example, if a person looks Asian but can speak English fluently, I might say, “You speak English well!” to a person. In this case, my behavior has become a discrimination because we cannot tell if this person was brought up in America. If this person is an American, this remark includes a nuance considering the person’s appearance. We have learned that we must not discriminate in the education process, and we must give advice when we see people discriminate against someone. However, micro-aggression has a possibility that anyone could do it, regardless of race in daily life. Therefore, I thought we had to pay attention more and think about what we say before we say it. This experience was very good for us to learn a deeper understanding of discrimination.
This trip to New York was really meaningful and a great experience for me. I was able to get valuable information and knowledge about discrimination and diversity, not only about something visible but also about something invisible such as personality. Also, I thought about them more deeply. I have found many hints about how to live my life from now on.
は、このニューヨーク研修でとても多くのことを学び、本当に良い経験になりました。
一日目は、主にガイドさんの話を聞きながら、ニューヨークの街をバスでまわりました。そのときに、ガイドさんがたくさん場所の歴史背景や、有名な建物などの説明をしてくださいました。この過程で、自分が思っていた以上に町並みに貧富の差が表れていたことにとても驚きました。例えば、所得が低い地域のマンションの周りには、少しゴミが落ちていたりといったようなことです。日本では、都会か田舎かみたいなことしかわからないので驚きました。
また、9.11が起きた跡にできた記念公園に行きました。そこは、亡くなった方々の遺族の人々がはたらきかけて作られたと聞いて、とてもすごい取り組みだと思いました。このテロはアメリカの負の歴史ですが、被害者のためにも残して後世にも伝えていかなければならないという人々の思いの強さを感じました。日本でも震災などがたくさん起こっていますが、芸術的な形で記念碑を残していけば、私たちのように外部からきた人々にもより広く知ってもらえるのではないかと思いました。
二日目、エヴァ・ヴェガさんの学校の見学をさせていただきました。設備も子供のための工夫も素晴らしかったです。また、エヴァさんの話でダイバーシティについての自分の先入観も大きく変わりました。私は、ダイバーシティというとなんとなく性別の違いや人種の違いをすぐにイメージして、アメリカなどの海外に多いものだと決めつけていたけど、そうではないということです。日本にもたくさんダイバーシティは存在していることを教えてもらいました。なぜなら、ダイバーシティとは外見からわかることだけではなくて、見えない、例えば性格や、方言、地域の習慣、家族の習慣などの違いもダイバーシティだからです。これを知れたことは、私のなかではとても良い経験になったと思います。
テネメントミュージアムでは、当時の移民の苦しい生活のようすを知ることができました。例えば、ユダヤ人の移民たちが、水道がないため水は自分たちで汲みにいかなければならなかったことや、とても重たいアイロンで服の手入れをしていたことなどです。イタリア人の移民の話を聞いた時に、その子孫の方々が今もニューヨークで暮らしていると聞きました。大変なことを乗り越えた当時の人のおかげで、今幸せに生きている人たちがいることを知って、感動しました。移民の待遇や生活は、当時と現在とでは大きく変わったのだと実感しました。
三日目、大雪で国連には行けなかったのですが、国連職員だった沼田さんのお宅でお話を聞くことができました。私が沼田さんのお話で印象的だったことは、将来の自分の可能性についてです。沼田さん自身、最初から国連で働いていたわけではなくて、他の職に就いてから国連で働くことになったと聞きました。自分は将来どこかの会社に勤めて、そこで定年まで働くだろうと思っていたので、沼田さんのお話は衝撃的でとても感動して泣きそうになりました。個人的な話ですが、私は将来の夢があります。これは実は2番目の夢で、第1の夢はすごく理系の能力が必要なのであきらめたのです。でも、沼田さんのお話を聞いて、自分の可能性は決して一つではないし、何回でも、いつからでも、自分のやりたいことに挑戦できるんだと知って本当に勇気をもらえたし、向上心も前より増えたと思います。沼田さんに会えたことは、私の人生に関わるとても良い機会でした。
四日目で印象的だったことは、ADLで教わったマイクロアグレッションというものです。これは、私たちが気づかないうちに言葉や行動に出してしまっている差別のことです。例えば、見た目が東洋人っぽくて、きれいな英語を話す人に対して、「英語が上手なんですね。」と言うことは差別にあたります。なぜなら、見た目にはわからないが、その人がアメリカで生まれ育ったとしたら、それはもうアメリカ人であり、この質問は「見た目のわりに・・・」というニュアンスを含んでしまうからです。私たちは、差別をしてはいけないと教わってきたし、差別を見たときには注意をしなければならないと教わってきました。しかし、このマイクロアグレッションは、人種のちがいに関わらず誰もが日常でしてしまうことがあることだと思います。だからこそ、私たちはとても気をつけなければならないし、何かを言う前に考えなければならないと思いました。差別に対抗する教育の一歩進んだことを学べて、とても良い経験になりました。
今回の研修は自分にとって、本当に意義のあるすばらしい人生経験になりました。普通の学校生活では絶対に得ることができない、貴重なダイバーシティや差別の問題の情報や知識を得ることができ、より深く考えることができました。自分の今後の人生にも、ヒントになることが数多く発見できたと思います。
( N.H. )
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We have a responsibility to make a peaceful future.
After finishing this tour, I realized that I absorbed and discovered many things that I had never learned in Japan.
We had lectures from people who are trying to make the society better. Although all of their stories were interesting, I received the greatest impression from Ms. Vega, an educator. So, I am going to focus on Ms. Vega first.
She teaches the importance of having diversity to young children at a private school in New York. And she showed us her school.
Actually, I found a big difference between the educational environment in Japan and that in the United States. For example, there were many round desks so that students can communicate with other students and teachers in class. In Japan, it is common that students use their own desk facing teachers and learn separately, so I discovered a gap.
I found another gap, which is the method of studying. According to Ms. Vega, she does not teach the importance of diversity by talking to students directly, but in natural ways such as letting them play with dolls with various types of skin color. A lot of paintings that they made were displayed everywhere in the school, and I was also able to see diversity by viewing them, because all of them were not the same. I thought this study system where students can study with joy is needed in Japan because it is very attractive for me and I can expect that young students will try to experience many things positively.
Before meeting Ms. Vega, I heard the word “diversity” a few times, so I had a stereotype that it only meant differences of skin color. That image has literally changed. Moreover, I regret my lack of knowledge, and I thought that understanding a lot of diversities can change the world in a good way, because there are still many things we do not know. I was so impressed with her words: ”Difference is just a difference, nothing else.” She helped us notice that we have a responsibility to make a peaceful future.
In this tour, we learned a lot of things that we had never learned, but I think just having a memory will not help to make society better, so I want to share what I have learned in this study tour with many people from now on.
たちは今回のニューヨーク研修で私たちが住んでいる日本では学べないことを沢山学び多くのことを発見しました。
研修の内容について。1月の2日から7日までの6日間、ニューヨークで主にダイバーシティとインクルージョンについて世界で活躍されている方々から学びました。その中でも私たちに強い印象を与えてくださったのは教育者のEvaさんの講義でした。彼女は現在私立の学校で小さな子供たちにダイバーシティの大切さを教えているのですが、彼女が教えている学校を訪れてみると日本の教育現場とは大きな違いがあることに驚きました。それは机の形です。従来、日本では一人一人の机が与えられていて授業を受ける形になりますが彼女の学校ではいくつかの机が円状に固めてありました。そして講義のスタイルも全く違いました。日本では先生が教えて受けるのが一般的ですが、こちらの学校では生徒の意見を尊重しながら体験型で教えているそうです。例えば、ダイバーシティの大切さを講義で伝えるのではなくいろんな人種の人形があって生徒がそれで遊びながら自然に生徒たちが学んで行くのです。また学校には沢山の生徒の作品が飾られておりそこでも多様性を感じることができました。特に小さい子どもはいろんなものに興味を示して沢山のことを学ぶのでそのような環境はすごく魅力的で日本もまだまだ学ぶところがあるなと思いました。また彼女による講義を受ける前までは日本にはダイバーシティという概念があまり少ないように感じていましたがその考えも180度変わりました。実際私たちが気づいていないだけでダイバーシティはたくさん存在しておりその存在を意識することが沢山のダイバーシティを受け入れていくことに繋がることが分かりました。「違いはただの違い、他の何ものでもない。」という言葉がとても印象的で、皆がすごしやすくなる環境にしていくのも私たちの責任だなと感じました。
今回の研修では決して日本にいたらできないようなことも実際自分達の肌で感じることができました。しかしまだ私たちの研修は終わっていません。私たちの目的は周りの人たちに私たちが学んだことを広めて現状からもっと皆が住みやすくなるようなあるいは勉強しやすくなるような環境を作ることです。そのためにも、私たちが発見したことなどをまずは積極的に発表したいと思います。
( C.I. )
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I gained a more concrete image of what I want to do in the future.
In my trip to New York, I discovered and learned about many big issues in many kinds of ways by many kinds of people. That enabled me to grow  and to have a more concrete image of what I want to do in the future.
There were a lot of experiences that impressed me, but the most impressive one was the visit to The Town School, which is a private nursery and elementary school located in Manhattan. I felt that the school was established to be an advanced school, just like Senri high school. However, there were big differences between the American definition of "advanced" and the Japanese one.
Regarding the facilities, the school is adopting many new technologies like big touch panel monitors used as blackboards. Although technologies are advanced in the school, it also uses original fittings like round tables in order to promote discussions. Of these facilities, the most surprising was the moving chair to satisfy students who wants to move. The way of education is advanced too: arts and human rights education. Arts represent a big part in the achievement of objectives of each grade. Human rights are taught to young children with books compiled by teachers.
The interaction with Ms. Vega, a Puerto Rican who works at The Town School was also full of discoveries. We met her on the 3rd and the 5th day and had a lot of discussions.
One of the discussions was done after a tour of the school with her. We listened to Ms. Vega's Human Rights lecture. The main theme was diversity. We did an activity and discussion about the definition of the word and its related vocabularies. When we shared our opinions, Ms. Vega told us that we all have an A, and that it was unnecessary to worry about making mistakes. I was impressed by this idea and I thought that having this in mind is very important when doing discussion.
Another thing that was impressive was the quality and the amount of questions that Ms. Vega asked. On our 5th day, when we were again with her at the Town School to listen to Ms. Maxwell’s lecture about the relationship between diversity and marketing, Ms. Vega asked many good questions to her for us though it was us that should have asked. As I managed to ask only one question, which was about how to get newer ideas all the time to do marketing because it was difficult to think of questions, I felt the necessity to be always ready to make questions. I think that by doing this, I can learn the lecture more deeply. I felt the same thing when we listened to a lecture at MTV, which was about Ms. Agarwal's way of giving impact to the society and her opinion about the relationship between diversity and media. I was so impressed when Ms. Vega asked questions to her, too.
At ADL, we had a workshop which focused on micro-aggressions and social issues in the US. Micro-aggressions are verbal aggressions done by a person unintentionally. This is often done by people who want to say good things about a person. Usually, micro-aggressions occur in a place with diversity. However, listening to the lecture, I came to know that micro-aggressions can take place even in Japan, a country where we thought that there is not so much diversity. That enabled us to realize again the existence of diversity in Japan (the first time that we realized this was when doing activities with Ms. Vega).
Finally, I would like to mention exhibitions and the atmosphere that I experienced in New York. We visited a lot of museums: at the MOCA, Museum of Chinese in America, I heard not only about Chinese immigrants, but also about the American history. At the Tenement Museum, I was able to learn about the life of immigrants by a building that was conserved from that time. At the Metropolitan museum, I learned various types of paintings, painters... It was meaningful to have seen the very building and objects that people in the past used or saw. However, what moved me the most was the city of New York. Indeed, I was impressed by the dynamism and the size of the city which was much bigger than I had expected, but I was more surprised by the differences of idea and character of people, even the manner and way of living. This thought made me think about what an immigrant state should be. Thus, experiencing the atmosphere of the history and the city of New York itself, by visiting museums and by "living" there, was very enriching.
This trip helped me to grow especially by giving me the occasion to think about the approach that I should take toward diversity. I had thought that this New York trip is one of the goals of what we learn in lectures or during various trips that Senri High School organizes, but I felt that this experience created a new goal in me, which is to experience more foreign countries. I think that I am closer to it now with what I experienced there. I want to use what I have learned in New York when making decisions and would like to tell it to other people so that my experience can remain in many people's mind as well as mine.
ューヨーク研修で僕は多くの課題をさまざまな方法で様々な方々より教わり、発見できたと感じた。この貴重な体験は僕を成長させ、将来何をしたいのか具体的に考える機会となった。
どの行程も非常に印象に残ったものの、一番印象に残ったのはエバさんとの交流だった。エバさんとは3日目にお会いし、5日目にもお世話になり、長くお話を伺った。3日目にはまずエバさんの勤められているタウンスクールの見学をした。
タウンスクールは千里高校のように先進性を重んじている学校だと感じた。ただ、日本の「先進性」とアメリカの「先進性」の間には差があった。まず、施設に関して取り上げると、技術的な面に力を入れているようで、どの教室にも大画面のタッチパネルのスクリーンがあった。ただ、テクノロジー以外にも力を注いでいて、テーブルが丸くなっていて、話が簡単にできるような環境が整えられていたり、子どもがはしゃがないように、あえてはしゃげるいすが設置されていたなど、小さな工夫が様々だった。教育方法も、芸術に力を入れていて、各学年のそれぞれ目標に向けて様々な芸術の授業がなされていた。幼児からの人権教育も行われていて、これもなるべく若い子どもにも接してもらえるために各学年にあわせたテーマ及び教材が用意されていた。
今回はタウンスクールの人権教育の第一人者のベガさんから講義を受けた。僕らに話されたのは多様性についてだった。多様性の定義と用語についてそれぞれまずアクティビティーをし、意見交流をした。そこでベガさんがおっしゃったのは、皆は満点を既に取っているから、他人の評価を気にせずに発言しなさいということだった。これは、どんな場合でも僕らは心に留めなければならないと思った。
このほかにもベガさんに圧倒されたことは、質問の質と量だった。5日目に、再びタウンスクールで、ベガさんとともにマックスウェルさんとマーケティングなどにおける多様性についてのお話を伺ったときにベガさんは非常によい質問を多くされていた。特にその講義は僕らに向けてであったのにも関わらず、僕は一つしかできず、僕はもっと意識して質問すべきだと思った。特にマックスウェルさんのお話はコマーシャルへの多様性の導入によって売り上げが変わった2つの実例と多様性をあまり導入しなかったことによって成功したひとつの例とその分析についてで、興味深かったのにもかかわらず、自分もエバさんのようにすらすら言えなくて、見習うべきだと思った。このことはMTVの役員とエバさんとともにお会いしたときも思わされた。MTVの役員のヌプアさんのお話はお時間の都合上あまり長くはなかったものの、大手の若者向けのテレビ会社の社会的責任について深くお話をお聞きすることができ、この時もエバさんの活発な姿はとても素晴らしいものだと思った。
他の講義としては、ADLでのワークショップがあった。ADLではマイクロアグレッションとアメリカの社会問題に焦点を当てたものだった。マイクロアグレッションは自分はよかれと思い、褒めているつもりであっても、相手にとっては傷つく言葉のことについてである。多様性により自分と相手が違うことによってこれは起こるが、お話を通じ、これは多様性がほとんどないと思われた日本でも十分おきうることだと認識した。それは日本には多様性というものは十分にあることを3日目のベガさんのお話以来再認識することができた。
また、最後になったが、僕らは、ニューヨークの街、及び様々な展示を見ることができた。また、自分はテレビを積極的に見ていた。これにより学べたものは非常に多かった。MOCAでは、中国移民だけではなく、アメリカの歴史を、テネメント博物館では当時からそのままの状態で残る建築から感じ取られる当時の生活を、当初は行かない予定だったメトロポリタン美術館では、世界そしてアメリカ美術の形態と派閥、作家の多様性を学ぶことができた。実物を見たことにより、過去の人たちが感じてきたものと同じものが感じられたことは非常によかった。しかし、この中で印象に一番に残ったのはニューヨークの街だった。様々な人種、考え方などの人がいる中でマナーや生活は同化していても個性は決して同化しないという光景を見たことによって、移民国家のあり方とは何かを再び思わせるものとなった。
この旅は、多様性に対しての自分、移民という日本の課題に対しての自分、これから物を勉強していく自分など様々な面で自分を成長させるものとなった。ニューヨーク研修は、様々な研修や講演などそして千里高校での学習の集大成のひとつだと考えていたが、自分に新しいゴールを作り、そこへと近づけてくれたものだと思った。これからもこの研修のことは、人生の様々な決定をするに於いて参考にし、研修の内容については他人にも伝えていき、自分の中、そして他人の中にも残るようなものにしたいと思う。
( R.I. )
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I was able to find good hints to enhance the current Japanese education methods.
I learned the importance of diversity through the New York study tour.
On the first day -when I was very surprised because it was so cold-, I learned history of New York by walking around the streets. I knew about Ground Zero where two airplanes crashed into two buildings, but I did not know that many firefighters who tried to save people died there, and some Japanese people were working in the building and killed. I was able to learn new things, and learned about American history deeply. In addition, we drove Manhattan Island from the south end to the north end, including Chinatown, Harlem, the Fifth street and so on, so we learned the background of New York streets deeply.
Also, I felt the gap between the stereotype that I had before about New York and the real of the city that I actually saw on site. Although I thought that all of New York City was gorgeous and urbanized, I found in the real New York that all places are not filled with tall buildings, there are disparities between rich and poor among residents the surroundings, and so on.
I was surprised because the view and the race of residents changed when we just moved two blocks. Such a thing is never seen in Japan. From this, I felt that New York and the people are full of diversity and everyone recognizes and respects differences such as one in culture and one in religion, while respecting each other and living together.
On the second and third day, we visited many spots, such as the Town School, MOCA, Tenement museum, Metropolitan museum, and the American Museum of Natural History. The museum about immigrants was so fantastic, and I learned the reasons why immigrants decided to immigrate to New York, and how they came to this city. The main reason why immigrants came to America is the America was free by religion, race, so on, and everything was realized among people.
 Furthermore, I was able to find good hints to enhance the current Japanese education methods at the Town School. There were a lot of opportunities to learn naturally about many differences from each other, such as race, identity, gender, environment, and so on by using attractive tools and technology. Such a situation is the most effective for the students to learn about realizing differences from each other, and to be global leaders.
On the fourth day, we experienced a workshop at ADL, and I heard the stories from people who are trying to change the world by visiting MTV’s office. I was able to learn the connection between the marketing field and diversity, and the importance of media to convey messages to many young people, so I could see the diversity from various perspectives through these experiences.
Each experience was so meaningful, and I had a valuable experience. Through the New York trip, I gained understanding of diversity as very important in the world which is becoming globalized. Thus, I learned from the abundance of wonderful diversity of New York.
はニューヨーク研修を通して多様性の大切さを身をもって感じました。一日目、到着した瞬間、ニューヨークの寒さに驚きました。この日は主にニューヨークの街並みと歴史を歩きながら実際に目で見て学びました。グラウンド・ゼロについて、飛行機がビルに激突したことは知っていたけど、救助に行った消防士の方々がたくさん亡くなったことや、日本人の方も犠牲になっていたことなど、知らなかったことを学ぶことができ、浅かった知識に新たな知識が加えて学びを深める事が出来ました。他にもチャイナタウンやハーレム、5番街などマンハッタン島を南端から北端まで見回ってニューヨークの街の背景を深く学ぶことが出来ました。学んで感じたことは、今まで自分が持っていたニューヨークに対するイメージと実際に目にしたニューヨークとのギャップです。ニューヨークは私の中では「すべてが華やかで都会」というイメージだったのですが、実際に訪ねてみると、すべての場所にビルが立ち並んでいる事はなく、人通りの少ない場所があったり、チャイナタウンでは英語よりも広東語が飛び交って、少し昔ながらの小汚いお店が並んでいたり、ニューヨークの住民の間にも貧富の格差があることなどイメージとは離れた現実を目の当たりにしました。また、碁盤の目のように区切られているニューヨークのブロックを二つ進んだだけで、街並みとそこに住む人の人種がガラッと変わることにも驚きました。日本では到底見られないことだなと思いました。このことから、ニューヨークは街も人も何もかも多様性に溢れており、皆が文化や宗教、アイデンティティなどの違いを互いに認め合い尊重し合いながら生きていると感じることができました。
2日目と3日目は、タウンスクールを見学したり、MOCA(中国系アメリカ人について学べる博物館)やテネメント(ヨーロッパからの移民が住んでいたアパートをそのまま博物館として残している)、またメトロポリタン美術館や自然史博物館などたくさんの“museum”を訪ねることができました。移民についての博物館は、現地のガイドさんが展示物を細かく丁寧に説明してくれて、英語は少し聞き取るのが難しかったけど、ニューヨークにどのような経緯でどんな思いを持って移民たちがやってきたのかということを学ぶことが出来ました。
また、タウンスクールでは、今の日本の教育方法をもっと充実させるためのヒントをたくさん見つけることが出来ました。自分たちの身の回りには、様々な人種やアイデンティティを持った人がいることや、性についてのとらえ方、また、環境やアートなどたくさんの分野を、テクノロジーや工夫された道具、おもちゃを駆使しながら子供たちに自然に考えさせ、学ばせていくこの学校は、子供たちが人との違いを認め合える力をつけるのにものすごく適した環境だなと思いました。
4日目はADLのワークショップを体験したり、MTVを訪問して、世界を変えようと奮闘している方々からお話を聞きました。ワークショップに楽しみながら積極的に参加することや、企業の方々と質疑応答を交えたことを通して、メディアを通じて多様性の大切さをどのように伝えていけばいいのか、マーケティングと多様性の関わりなど、多様性を様々な視点から見つめることが出来ました。
一日一日がとても濃く、貴重な経験を多様性の象徴であるニューヨークで積むことが出来ました。今回のニューヨーク研修を通して、グローバル化が進んでいる世界において多様性を理解することはとても大切な事であり、各国に、もちろん日本にも日本なりの多様性があって、多様性はそれぞれの国で様々なあり方で存在しているということを深く感じました。大雪によるハプニングも多々ありましたが、何よりも楽しみながらニューヨークの素晴らしい多様性の豊かさを学ぶことが出来ました。
(K. I.)
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The best thing on this New York trip was that we can actually communicate and talk with many people.
What is your image of New York? I imagined New York was so gorgeous like a skyscraper city, but my image of the city changed after this trip because I saw New York carefully and heard those who are taking actions to change the society. I learned many things.
To begin with, I would like to write about a word, “diversity”, which I heard many times there. I knew the meaning of the word only from a dictionary. It said that it means a world where various people live together, so I thought Japan has no diversity. We met Ms. Eva Vega, who is a really great and strong woman. She provides ingenious education to do away with discrimination, and she said Japan has diversity because various people live in Japan. Then, I realized Japan has diversity. Thus, I thought the society that Japan should be is not a diverse society, but the one where all people understand diversity well.
Also, she showed us her school. I had heard that students can learn about human rights in this school, so I thought there would be many lessons about human rights like in Japan. However, I realized that they can learn about human rights naturally. I think Japanese schools can absorb some of this way of teaching. For example, there were baby dolls of different skin colors, a special mark on the restroom for LGBTs, and photos of various families to let students know about various types of family. In this way, they can understand “diversity” naturally.
In addition, we heard about the relationship between marketing and diversity from Ms. Lisa Maxwell, who is a real career woman. I was very surprised that protecting human rights raises a company’s profits. I was interested in  marketing, so I was really interested in her story. If I can work in the marketing field, I want to refer to her story.
Also, we heard a story from Mr. Numata who graduated from Senri High School and worked in United Nations. I had heard of the people who worked in the United Nations just on the Internet or TV, but I had never heard an actual story, so it was a really new experience to me. I am thinking of working for United Nations and studying at graduate school in the US, so I learned what I should do.
At ADL, which takes actions to try to protect human rights, we learned aboult human rights practically. I think Japan should teach human rights in an active way like ADL. For example, all students have to speak naturally in classes and exchange their ideas.
At a company named Viacom, which is located in Times Square, we heard a story from Ms. Noopur Agarwal. She told us why and how to do activities. I asked more questions here than at other places, so I was glad to realize that my skill was improving.
I think the best thing on this New York trip was that we can actually communicate and talk with many people, and it was a lot better than getting information from TV and the Internet. I want to tell about this experience in the future, and I want to improve Japanese society. I reconsidered my dream during this trip. My dream had been just about my own profits before, but this trip has shifted my dream toward other people and Japan. I want to keep my motivation caused by this trip forever and to learn more.
ューヨークに実際に行ってみて、実際のニューヨークをみて、社会を変えようと活動をおこしている方たちからお話を聞きました。そこで、私達は多くのことを学び、ニューヨークは大都会でとてもきれいな街だと思っていた私のイメージを大きくかえました。
まず始めにDiversityという言葉について。この言葉を何度も聞きました。それまで私が日本で学んできたDiversifyはただの辞書の中の言葉であって、「様々な人が共存している世界」と書いてありました。様々な人が日本にはいるが、決して理解しあって暮らしているわけではないので日本はdiversityではないと思っていました。Evaさんといういろんな差別を無くそうと工夫をして教育をしている、素晴らしく、強い女性にお会いして、話を聞きました。そしてその中で日本がdiversityであると聞きました。そこで私は、日本にも様々な人がいるという時点でdiversityであると思いました。だから、私達が目指すべき社会はdiversityではなく全体がdiversityを理解する社会だと思いました。
また、Evaさんの学校を見せていただけました。その学校では人権教育を盛んに行っているとお聞きしていたので、日本のように人権問題について考える授業がたくさん設けられているのかと思っていました。しかし実際には、自然に人権が身に付くような学校になっていて日本の学校教育に反映できるものがたくさんあると思いました。例えば、赤ちゃんの人形にいろんな人種の肌の色をしたものがあったり、トイレのマークを男女分けないことで、LGBTの人たちにも使えるようにしてあったり、生徒たちのいろんな家族の画像を流すことでいろんな家族の形がわかるようになっていました。このように、自然と「多様性」を理解できるようになっていました。
その他にも、マーケティングと人権の繋がりについてもお話を聞くことができました。本当に「キャリアウーマン」であるLisa Maxwellさんからお話を聞きました。人権を意識してビジネスをすることが会社の利益に繋がるということにとても驚きました。また、マーケティングに興味のある私にとってとても興味深いお話でした。私が、実際にマーケティングの仕事につけたなら参考にしたいと思いました。
また、千里高校の卒業生で国連職員であった沼田さんからお話を聞きました。ネットやテレビで国連職員の人のお話を聞くことはできますが、実際に会ってお話をするという機会は今までになかったのでとても新鮮で楽しい経験でした。実際に私も国連に働くことやアメリカの大学院に行きたいと思っていたので、生の声をきけてとてもためになりました。
人権問題をなくすために活動しているADLでは、実践的に人権について学ぶことができました。日本でも学んだことのあるような内容もありましたが学び方がすごくおもしろくて日本での人権教育の場にもあのようなアクティブに学ぶということが必要なのではないのかと、思いました。例えば、生徒全員が自然に発言をしなくてはならないようになっていたり、動き回っていろんな人と意見を交換したりすることです。
Viacomという、タイムズスクエアに面している場所にある会社では、Noopurさんという女性からお話を聞くことができました。彼女たちがなぜ、そしてどのようにして活動をしているのかを詳しく聞くことができました。ここでは、たくさんの質問をすることができました。今までは聞きたいことがあってもなかなか文章にできず、もどかしかったのですが、ここではちゃんと質問をすることができて自分の成長を感じることができました。
このニューヨーク研修の一番の良さは、実際にコミュニケーションを取りながらお話ができるということです。インターネットやテレビで学ぶもの以上のものをたくさん学べました。この経験を将来伝えていき、自分が社会に大きな変化を与えられるようになりたいなと思いました。私はこの研修で自分の夢を広げられたような気がしました。今までは、自分の利益のための夢だったのですが、周りの人のため、日本のために何かをしたいと思えるようになりました。この、研修中で生まれたやる気をずっとこれからも忘れずにたくさんのことをこれからもっと学びたいと思いました。
( K. O. )
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They all do something that they want to do.
Through this trip I learned a lot of things.
First of all, the period of preparation study before the trip was really unforgettable. For example, we learned the vocabulary that we would use in U.S., the way to ask questions, and also about American history. At Senri High School, there are many opportunities to learn outside school, and many learning programs. However, this is the first time I studied so many things to prepare for the program. It made me feel that to learn beforehand is really important, and it reminded me that I should do so from now. In addition, I found that even though we prepared many things for the trip, in the U.S we could not answer some questions, nor could we give good reactions as well as I had thought. I think it is because of lack of knowledge and lack of experience. From this, I feel that going to some unfamiliar places in person is really important to get experience, and it also relates to how much confidence you have.
I met a lot of different types of people, such as our local tour guide, a person who worked for the United Nations and people working for a private school and companies. They have different backgrounds and had different environment to grow up in, and they chose different living ways for the future. However, they have at least one thing in common: they all do something that they want to do and they like to do. To live in the same way, I am going to learn and experience many kinds of things. This will make my foundation stronger, teach me how to be flexible and how to be independent, so I can have the ability to do whatever I want.
After the presentation by Eva, I changed my mind a lot. In her presentation, she introduced her school. The thing that impressed me most was the monitor in front of the entrance. In the monitor, there appeared many photos showing different structures of actual student’s families. Some parents are black and white, some are gay-couple, and some are adopted families. Through the monitor, students can see that there are many kinds of families, and no family is “strange”. Also, in her school, they have a gender-free restroom. In her school, she tries to convey diversity by details.
One sentence that impacted me a lot in her presentation is “Difference is just a difference, nothing else”. I was taught to be nice to minority communities, and we should not discriminate against them. However, I found that this thought can become a discrimination. After this project, I learned that even “consideration” can sometimes hurt others. For example, you may tend to give way to the disabled people, but it can make them think they are different from others, so they may really feel sad and painful, because their bodies are already different from others, and the only thing they want other people to think is they are the same as anyone else. I know judging if the consideration will become a discrimination or not is really, really difficult, because some disabled people think the consideration around them make their life easier and for such people, consideration never becomes a discrimination. I will consider all such things in order not to hurt others. Therefore, I will try to change my old thoughts, and convey the things I learned in New York to others.
回の研修を通して本当にいろいろ学べました。
まず、ニューヨーク研修のための事前研修が印象深かったです。使いそうな単語を事前に学んだり、質問の仕方を教えていただいたり、アメリカの歴史について知識を身につけたりといろいろな準備をしました。千里高校では校外の研修に参加する機会は修学旅行や企業訪問などすごく多いのですが、このように念を入れて準備をするのは初めてなので、すごく勉強にもなりましたし、事前学習の重要性にも気づけました。そして、こんなにも事前学習をしながらも、実際アメリカでプレゼンテーションやトレーニングを受けた時に講師の質問に反応できなかったり、質問が出てこなかったりと、対応できなかった部分もあったのでまだまだ経験が足りないと思いました。このことから、いろんな所に行って、自分で何かを経験することはとても大事で、どれだけ自分に自信を持てるかにも関わってくることに気づけました。
今回の研修中に、いろいろな方に出会いました。日本人のガイドさんや、国連に勤めておられた方、そしてプレゼンテーションを行ってもらった方々。皆違う背景や育ち方があり、人生において選んだ道も十人十色でした。しかし、共通点もあって、一番の共通点はしたいことをすることだと思います。だから、したいことをすることができる行動力、知らない環境で生き抜くことができる臨機応変の力や独立できる力を身につけていこうと思いました。
また、私はエヴァ・ベガさんのプレゼンを聞いて、考えがすごくかわりました。エヴァさんのプレゼンでは、主に彼女の学校を紹介していただきました。印象に残ったのは、玄関を入った正面にあるモニターに各児童の家族の写真が流されていることです。様々な形態の家庭が含まれていました。黒人と白人の親を持つ家庭や、同性の親を持つ家庭や、縁組でできた家庭など様々でした。モニターに映すことにより、家庭の形態は色々あり、違うだけで、変な家庭はないということを伝えていました。他にもトイレがジェンダーフリーだったり、細かいところからダイバーシティを伝える工夫がされていました。エヴァさんのお話で、一番印象的だったのはある一言です。”違いはただの違いで、それ以外の何でもない"という言葉です。今まで私は社会的少数者を差別してはいけないと教えられ、そう心がけてきました。しかし、実際はこの考え自体がどこかで差別しているようなものだと思いました。だから、この研修を受けて、差別の原因は考え方にあり、気遣っているつもりでもそれは人を傷つけていることがあるということ知りました。だから、私はこれから昔の考え方を直し、他の人にもこの思想を伝えられたらなと思います。
( Y.O. )
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My way of thinking about the difference changed completely.
Every single day during New York study tour was very interesting and fulfilling. In this training, I met Ms. Eva Vega and many other people. I visited many places and listened, watched, felt and learned and I had a very good experience. The most impressive thing about this training was about "Difference". Various people I met in this trip talked about the difference. Ms. Vega said "Difference is just a difference, nothing else." There are various differences among people, such as skin color, sex, religion and way of thinking. However, it is just a difference, and there is no problem, she said. Others, like Mr. Numata, a graduate of the Senri High School and ex-UN officer, said, "The pace of things is different for each person, so you should do it at your own pace, and it is important that you do it well. When I heard these stories, I thought that my thoughts and actions bad been too much influenced by others. I tended to think that people around me were doing this, so I should do this. I think that I had a bit of shame about the difference between others and me. When I heard those stories, I thought that a difference is a good thing rather than a shame. I think I should think that people around me do that, but I want to do this. In that way, I think that it is important to have your own will and to challenge yourself without fear of failure.
I was amazed at the streets of New York and how different the scenery was from area to area. Until I visited New York, I thought the city had accepted many immigrants and they were living together in the same district. However, in reality, the districts where the black people live and the areas where the Chinese live are in their respective locations according to their race. Even in the same New York, when I moved only about a minute by bus, the scenery and atmosphere changed drastically, and I felt the difference between the rich and the poor. Through that, the things and people that I thought looked the same had a difference (diversity) though some are easy to understand and others, difficult to notice. If I compare it to people, you can tell the race difference by appearance, but you can not tell who are LGBT people and the background of individuals ( custom, environment, career, etc.) by appearance.
In contemporary society, I think that there still exist prejudice, bullying, and discrimination against minorities with such differences. They are not always obvious and they exist also in ordinary life. For example, a toilet where men and women are divided can be, to LGBT people, painful. The example solution of this problem is to make more toilets that all people can use. I would like to think about what we can do to eliminate such pains in ordinary places.
My way of thinking about the difference changed completely after participating in the training. Before participating in the training, I did not think that I was being influenced by the opinions of others and I did not think there was such a difference between the rich and the poor in New York. I was able to notice that by participating in the training. Also, I was told that it is the young generation now that can change present society. For that, first of all, I would like to tell a lot of people about this experience and start with what we can do around us. I will change the future society.
7日間のニューヨークでの活動の全ては、とても興味深く充実したものでした。研修のコーディネートをして下さったEvaさんをはじめとした多くの方々とお会いし、多くの場所を訪れることができ、見て聞いて感じて学んで、とてもよい経験ができたと思っています。
今回の研修で最も印象に残っているのは、「違い」についてです。今回の研修でお会いした様々な方が違いについて話しておられました。まず、Evaさんが話していたのが”Difference is Just a difference , nothing else”という言葉です。肌の色、性別、宗教、考え方など人と人の間には様々な違いがある。でもそれは、ただの違いであって、何の問題も無い、と話していました。また、千里高校卒業生で国連職員だった沼田さんは物事のペースは人それぞれ違う。だからゆっくりでいいから自分のペースで、その代わりしっかりやり遂げる事が大事。違いを楽しめるようになれればいいと話しておられました。
これらの話を聞いて、自分はこれまで周りの考えや行動に流されていたところがあったと思いました。周りの人たちがこうしているから自分もこうしよう、となっていたように思いました。周りと違うことに対して少し羞恥心があったのだと思います。でも、今回、話を聞かせてもらって、違いがあるのはむしろ良いことだと思うようになりました。周りの人はこう思っている。でも自分はこうしたい。そうやって自分の意思をしっかりと持って、失敗を恐れずに挑戦していくことが大切だと感じました。
また、ニューヨークの町並みを見ている中で、地区ごとに全く景色が違うことに驚きました。ニューヨーク研修に参加する前まで、アメリカは移民を多数受け入れていて、その移民たちが同じ地区で共に生活していると思っていました。しかし、実際は、黒人が生活している地区や中国人が生活している地区など、人種ごとに固まってそれぞれの地区で生活していました。同じニューヨークでもバスで10分ほど移動するだけで景色や雰囲気が大きく変わり、貧富の差を感じるほどでした。
それを通して、同じだと思っていた物や人も、分かりやすい、分かりにくいの差はあるけど、それぞれが違い(diversity)を持っていることに気付きました。人で例えるなら、人種の違いは外見で判断することができますが、LGBTや個人のバックグラウンド(生育環境、経歴など)は外見では判断することができません。
現代社会では、そういった違いを持った少数者に対して、偏見やいじめ、差別が残っています。それは目に見えるものだけではないと思います。何気ない普段の生活の中にも見えにくいところで存在していると思います。例えば、男女が分かれているトイレ。LGBTの人にとってはどちらに入るか、それだけで苦痛かもしれません。そういった何気ない苦痛を少しでもなくすために、自分たちに何ができるのかをこれから考えていきたいと思います。
研修に参加する前と後では違いに対する考え方がすっかり変わったと思っています。研修に参加する前は、周りの意見に流されているなんて思っていなかったし、ニューヨークの中であんなに貧富の差があると思っていませんでした。研修に参加したことで、そのことに気がつくことができました。また、今の社会を変えることができるのは、今の若い世代だと言われました。そのために、まずは今回の経験を多くの人に伝え、自分の周りでできることから始めていきたいと思います。自分がこれからの社会を変えるんだ、そんな気持ちになりました。
( Y.M. )
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The most important thing we learned from Ms. Vega is the story about equality and equity.
At NY study, we were guided around the city of NY by a guide and we talked with some great people, for example people from private companies, people who worked for UN, and Ms. Eva Vega who is an educator.
On the first day, when we arrived at NY, we visited some places in Manhattan. There are a lot of globally important spots; one of them is Ground Zero. At Ground zero, there were memorial pools built in the same positions where the two tower buildings stood. And on the walls around them, the names of people who were killed by the terrorism were inscribed. I felt the very sad past event by seeing the real thing and hearing the story from the guide. And in the NY city, there were many people of different races and they were living together. NY has Chinatown and the area that many black people live in. I was surprised to know NY has many faces.
 On the second day, we went to the Town School where Ms. Eva Vega is directing its diversity education and we were taught about diversity from her. I think the most important thing we learned from Ms. Vega is the story about equality and equity. In Japan, the idea of equality is popular. But she said what is important from now on is equity. Equity means to give support to a person as needed so that they can do something as well as others if they want to. I was surprised because I had not known this idea before and I want to do something with this idea.
On the third day, we were going to visit the United Nations Headquarters and Anti-Defamation League, but we could not because of the heavy snow. Instead, we visited Metropolitan Museum and American Museum of Natural History. Then, we went to Mr. Numata's house in the evening. He worked for United Nations for more than 20 years. And he is one of the fifth generation graduates of our school and he abolished school uniforms then. He went to US to study and get an MBA after graduating Senri high school. After that, he started to work at a drug company in US. But a few years later, he was ordered to relocate in the Japanese branch of the company. He had wanted to work in US so that was not what he wanted to do. At such time, he was advised to be a UN staff by his old friend and he took examination of UN. Then he passed the test. And he started working for UN. I think that was a great thing because I think it is difficult to change jobs and succeed in them. So I want to challenge anything like him. Next, Ms. Yoshino Aki talked to us. She works in Congo for the International Organization for Migration. She studied at the graduate school of Columbia University in US after working at a company in Japan. She said that she sometimes forgot her wish to work for the world because of busy everyday lives. At such time she remembers what she really wanted to do and why she worked hard then. She said the most important thing is to continue to have passion. I think it is a very good phrase for me. So I want to treasure this phrase and do anything in the future.
I learned a lot of things in this NY study tour. So I want to make use of this great experience from now on. And I want to be a good person like global leaders who taught me many things.
の研修では、ニューヨークの街をガイドの方に案内してもらったり、企業の方や国連職員の方や教育者であるEva Vegaさんからお話を伺いました。
1日目、約12時間かけて私たちはニューヨークに到着すると、最初にガイドの方にマンハッタンを案内してもらいました。私たちはニューヨークの中でもマンハッタンにいました。マンハッタンはグラウンド・ゼロやNY証券取引所など世界的に重要な所がたくさんある場所です。他にもタイムズスクエアやメトロポリタン美術館などたくさんの観光名所もあります。グラウンド・ゼロでは、2棟の世界貿易センタービルが建っていた場所をそのままの位置で犠牲者を悼む祈念碑にして残してありました。そしてその周りには亡くなった方々の1人1人の名前が書かれていました。中には日本人の名前もあって、目の前で見ることによって今まで教科書やテレビで見ていた悲惨な歴史を実感しました。そしてNYの街ではたくさんの人種の人々が共存していました。少し中心から離れると中国の人が多くいる地域になったり、またそこから少し離れると次は黒人が多く生活している地域になったりと、同じNYという場所なのにいろいろな一面があるのがとても印象的でした。
2日目、私たちはこのNY研修をサポートしてくださったEva Vegaさんが働いているTown Schoolという学校に行って、多様性について教えてもらいました。Evaさんは教育者であり、現在はこの私立の学校で幼稚園児や小学生が多様性について学べるようにプログラムを計画・運営されています。Town Schoolでは、廊下やホールに生徒の芸術作品を飾っていたり、生徒1人1人が学習に集中できるよう教室のデザインにこだわっていたりと、私たちが通っている日本の学校とは全く違いました。そのEvaさんのお話の中で一番印象的だったのは、平等(equality)と公正(equity)についてのお話です。日本では、全員に同じように接することが平等で一般的にそれがいいとされていますが、Evaさんがお話していた公正では、助けが足りてない人にはより助けを与えて最終的に全員が同じことを出来るようにするというというもので、私たちがこれからやっていくべきなのは公正の方だと言っていました。私は今まで平等という考え方しか知らなかったので、このお話を聞いた時にとても驚きました。そして日本でもこれから大事にしていくのは公正の方だと思ったので私自身がこれからこの話を意識して行動していこうと思いました。
3日目は、国連本部や人権擁護団体に行くはずだったのですが、大雪のため伺うことができず、そのかわりにメトロポリタン美術館とNight Museumの舞台でもある自然博物館に行きました。日本とスケールが違って面白かったです。そして夜に国連で長く働いておられた沼田隆一さんと芳野あきさんという方から沼田さんのご自宅で夕飯をいただきながらお話を伺いました。沼田さんは千里高校の5期生で、制服を廃止した方です。沼田さんは千里高校を卒業後、アメリカで就職するためアメリカの経営学大学院に留学されました。そしてアメリカで製薬会社に就職することができたのですが、働き始めてから数年後日本支社に転勤を命令されたそうです。沼田さんはかねてからアメリカで働きたいという思いが強くあったため、しばらくは自分のしたいことが本当にできているのかという疑問を持ちながら働いていました。そんな時に旧友から国連職員を勧められ、試験を受けてみたところ試験に合格し、それから20年以上国連に勤められたそうです。私はこのお話を聞いて、人生の選択肢は1つだけではないのだなと感じました。私は日本で働いていくなら1つの会社でずっと勤めていくことが大切だと思っていたので、驚きました。でも、沼田さんのお話を聞いて、私ももっといろんなことに挑戦していきたいなと思いました。そして沼田さんのような方が同じ千里高校の生徒であるということがすごく誇りに思えました。次に芳野あきさんからお話を伺いました。芳野さんは、高校生の時に1年間メキシコに留学していた経験があり、コロンビア大学の大学院に通っておられました。現在はInternational Organization For Migrationという組織のコンゴ民主共和国常駐事務所で公衆衛生のために働いています。私が芳野さんのお話を聞いて1番印象的だったのは、情熱、つまりパッションを持ち続けることが大事という話です。芳野さんは社会人として普通に就職してからお金を貯めてコロンビア大学院に通われたそうです。ですが、普通に社会人としての毎日が忙しく、コロンビア大学に行きたい、世界のために働きたいという想いが時々薄れてしまうことがあったそうです。そんな時芳野さんは、自分の原点に立ち返って、一体自分が何のために頑張っているのかもう1度思い出してからまた生活に戻っていたそうです。私はこのお話を聞いて、何かを成し遂げたいと自分が思う時に情熱をなくさないようすることはとても大事だなと感じました。この話を忘れないように日々の生活を過ごしていきたいです。そして私も芳野さんのように情熱を持ち続けていきたいと思いました。
このように私はNY研修でこのレポートでは書ききれないくらいたくさんのことを学びました。私はこれからの人生でこの経験を活かせていけるように日々の生活をもっと大事にして過ごしていきたいです。そして高校卒業後、私たちにたくさんのことを教えてくれたグローバルリーダーの皆さんのような立派な大人になりたいと思いました。
( M.T. )
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I was able to find a role-model for me.
I had wanted to join this trip since I was a first-year student. My dream about career relates to sightseeing.
And sightseeing industry needs to think of connection between people abroad and people in Japan because many foreign people visits Japan now. So, I wanted to learn about cultural backgrounds of foreign people and what they like. Above all, I was impressed by two people's lecture. The first person is Ms. Lisa Maxell.
She is vice President at MasterCard now, but she is a woman and did not have academic background when she moved to the States. On the day we were going to meet her, we had heavy snow, so we heard her story though video call, but I learned many things.
She said that understanding what people like or dislike and making CM which can stimulate people's sympathy are so important. And she showed us a CM she made. That CM is about diet medicine, and said we want to eat pizza, but we don't want to be fat. When I watched it, I was excited and impressed me strongly. I remembered watching Tokyo Disney Resort 30 years anniversary CM. It was about the connection between every life stage in a girl's whole life and Tokyo Disney Resort. It was on YouTube and successfully gathered a lot of comments such as “I want to go”, “I sympathized”, and “ I was moved to tears.” And that year, the number of people' s attendance was highest ever level. Like this, Ms. Maxwell's story is real and can lead to success at business, and I learned diversity is not only about race or something like that but it contains people's ideas and what they like.
The second person is Ms. Noopur Agarwal. She works for a famous TV station MTV. In her story, she taught us the importance of media to us. She actually makes videos for young people which can help to solve social problems. That video focused on individuals and gave me a strong impact.
Also, she accurately understands young people and media, so she thinks she can tell important messages through smartphones and TV because young people use them many times. I have never thought that, so I was surprised and thought using media is a good way for business.
I want to work for a company named Oriental Land, which manages Tokyo Disney Resort in the future, and want to change its working environment.
For that, I should be a manager at the company. But woman's manager is not many yet. So, it is a challenge for me. Therefore, Ms. Maxell is the person I want to be like. She is a woman manager and professional of business, and trying to change society.
This study trip's good points for me is that I was able to find a role-model for me and I leaned that understanding people through communication is important for business and to change society. Ms. Maxell and Ms. Agarwal both treasured focusing on individual people, not as a whole.
I think it is necessary for business, and for changing society, and also it is a base of human relations. And many foreigners will come to Japan because this world is becoming globalized. I think we need more diversity when we make society that everyone can live happily. So, I will study English more to better understand them.
1年生の頃からずっと、ニューヨーク研修に参加したいと思っていました。
私の将来の夢は観光に関係する事です。そして今、たくさんのインバウンドの観光客が日本に来ていて、これからの日本の観光産業には海外との繋がりが絶対必要だと思います。ですから海外研修に参加して、他の国の文化的背景や外国人が何を好むか等を知って、ビジネスにいかせればいいなと思っていました。
たくさんのお話を現地で聞きました。中でも、2人の方のお話が特に今後忘れずにいたいと思うものでした。
1人目は、Lisa Maxellさんです。彼女は女性で学歴も高くありませんでしたが、努力を重ねて今は、MasterCardの副社長として働いています。その日は大雪でLisaさんが会場に来ることができずテレビ電話でしたが、たくさんのことを学べました。
Lisaさんが仰っていたのは、物を売る時には、マーケティングのターゲットとなる人の好きなことと嫌いなことを把握する事、たくさんの人が共感できるようなCMを作ることで共感が人の気持ちを動かし、売上にも繋がる、ということです。
そのお話の中で、例としてCMを実際に見ました。それはダイエットサプリのCMで、ピザは食べたいけど太るのは嫌!というものでした。CMを見たとき私自身すごく共感したし、その商品が印象に残りました。
よく考えたら、東京ディズニーリゾートの30周年のCMで、小さな女の子が生まれてから成長しておばあさんになるまで、人生の節目でディズニーを楽しんでいたというものがあります。そのCMがYouTubeに掲載されていて、コメント欄は、共感した!や、行きたい!感動して涙がでた!という声ばかりでした。
実際にそのCMが流れた年のディズニーの入場者数は過去最高でした。
やはりLisaさんの言うように、人の好き嫌いを把握して共感を呼ぶことを全面的に押し出すことでビジネスは成功しやすくなるんだという事、また多様性というのは人種や宗教のみでなく、人の考え方や好みについても言えるのだということを学びました。
そして2人目は、Noopur Agarwalさんです。彼女はアメリカの有名なテレビ局であるMTVで働いています。その時のお話では、メディアが世間に与える影響について、教えてくださいました。彼女は実際に若い世代に向けて、社会問題を解決できる足がかりになるような番組、ビデオを作っています。それは日本の高校で人権学習をする時のようなものではなく、とても自然に問題について考えられるようなもので、実際に見たビデオは、個人個人に焦点をあててインパクトを与えるようなビデオでした。彼女は若い人達とメディアに関する事を的確に理解しておられて、若い世代はテレビを見たりスマートフォンを使ったりすることが多いので、それを利用することで重要なメッセージを伝えることができるそうです。
私は今まで全くそんな事を考えたことも無かったので、メディアの重要性に本当に驚きました。売りたいものの重要性を人の心をくすぐるようにメディアを使って伝えればビジネスにもいかせるということを学びました。
私は将来、観光産業の中でも特に、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドで、働いている人の労働環境、特に人間関係や施設、賃金等、一人一人の声に耳を傾けてそれらを改善していきたいと思っています。
それを成し遂げるためには発言力のある管理職になる必要があると思います。まだ女性管理職は少ないので、私にとっては挑戦です。
だから、特にLisaさんは本当に私のなりたい姿そのものです。女性管理職でもちろんビジネス的な事についてもプロで、社会を変えようとしています。
今回のニューヨーク研修が私の将来に与えた影響として、自分のなりたい女性そのものの人が見つかったということと、ビジネスにおいても労働環境を良くするにしても、人の事をきちんとコミュニケーションを通じて理解する、人の事を考える、という事が本当に大切だというのを理解出来たということがあります。
また、LisaさんもNoopurさんも、人を全体としてひとくくりで見るのではなくて、個々に焦点をあてることを大切にしておられました。これはビジネスでも社会問題を解決するにあたっても、基本的な人間関係においても、とても大事だと思います。
そして、これからどんどんグローバル化が進む日本では、海外からたくさんの人がくるでしょう。日本に今ある考え方や好み以外にもたくさんの思想が発見できて、全ての人が幸せになれる社会をつくる時に多様性が大事になると思うので、その人たちと接していくうえで一人一人を理解するために、英語を使うので、英語ももっと勉強しようと思います。
(N. T.)

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